もっさりマンモスとでも呼ぼうかしら

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夜明けも早くなってきたけど、猫仔達が起こしに来るのも早くなって。まだ3時前だよ

こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。

今回は不慣れな12拍子で何か作ろうと言う企画の第二回。行き当りばったりと強行突破の積み重ねでミックスまでやって参りました。

ツーミックスて言うのかしら(→【偏ったDTM用語辞典】)。トラック全部を音決めして、一本のオーディオファイルに書き出しました。

デモテープとかの頃は、これで出来上がりにしておりました。後はひたすらダビングして配るばかり。

最近はこの後もうひと手間加える事にしております。

本来は他の曲とテイストを揃えたり相手の規格に合わせたりするための作業なんだと思いますが、そんな大それた事はできるはずもなく。泥団子の仕上げの白砂磨きみたいなもんです。

4日かかったんだってっ!!(【せいとく幼稚園】

プロジェクトのこれまでのトラックを全部ミュートして。プラグインも止めました。

マスターの所に一応スペクトラムアナライザを挿して。挿したのは無料のスペアナ、Voxengo SPAN(→ダウンロード)。

トラックを新規に一本追加。書き出したツーミックスを配置しました。

さて。白砂磨きをやりますか。とあらためて聴き直しました。

あぁ。この泥団子いかんよ。団子だったら割れちゃうパターン。

もっさりマンモスとでも申しましょうか。

【gyatoruzu.net】

昨夜の味噌汁の沸かし直しと申しましょうか。

ダイダラボッチとでも申しましょうか。

あっ。一番しっくり来るのはヘドラ。

【東宝】

音が被りまくってモゴモゴしています。

やっぱ、ジャズのレコードみたいに粒の立つ音にしたいじゃないの。

マンモスよりはサーベルタイガー。

それは北の雄、Saber Tigerさん(ex.”Misery”→YouTube)。

昨夜の味噌汁よりはハモのお澄まし。

おいしそうだねぇ(→【料亭のレシピ】)。

ダイダラボッチよりはマジンガーZ。

比較が変っ。

ヘドラよりはキングキドラ。

…くどいかしら。要するに輪郭のクッキリしたミックスにしたいのに真逆の出来だってぇ話しです。

こう言うの、よく起こるんだよね。自分だけかしら。

無駄に音を厚塗りするとよく起こる現象です。

原因ははっきりしていて。アレンジが悪いのよ。

これ、ガチ。

行き当りばったりに作っていると、あちらこちらで不具合が起こります。結果的にあれやこれやと音を入れることになって、もっさりマンモスの出来上がりというワケ。

それならパートを減らせば良いじゃない?

対策としては不要なトラックを敢えて削ったり、余計な音を消したりすると幾分クリアな感じになるものです。

でも今回はね。一歩目でやらかしているから無理よ。

なぜなら。

勝手のよく分からない12拍子で行き当りばったりにリフを作ったけれど。

リフとメロディとコードがそもそも合ってないのよ。

ベースがあんまり動き回らないのが唯一の救いみたいで。

ドラムも、なんでそこでスネア叩く??みたいなオカズの入り方。リフともメロディともコードのバッキングとも合っていなくて。何がしたいのかしら。

そんな余分な所で誰かがやらかすのが延々と続くので、もやもやもやももももやーっとした曲になっております。

そうなると、全トラック共通で使える様にしておいたリバーブもドブの底にたまったヘドロみたいな感じになります。

きちんとアレンジがされていてパートが協調していれば、きれいなレースカーテンが後ろにあるような感じになるけれど、今回は完全ヘドロモード。無い方がまだ良かったかもね。

今から直すには、曲をイチから作り直す必要がありそうだから、今回は観念してこのまま最終調整する事にします。

当然ながら気も乗らないし、明日にしよう。

そんなこんなでお粗末様でした。

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と言うか教訓。

たとえ曲がダサくても、アレンジは真面目にやりましょう。

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