五万円のワインを飲ませてもらって。美味いけど一口幾らよ、て思ってしまうとアルパカのカルピス割で十分です。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題は普通になりたい。奇妙な所の無い、耳に優しいものをバンドとオケの合体もので作ろうと言う企画です。金管パートを入れていて、今はチューバ。
何箇所か空耳が聞こえていた所があるので音符を置いてみて。後はトロンボーンが吹く所でいくつか吹こうかしら。
とにかく今回は変なことはしないように、と気を付けております。それでも途中謎のコードが出てきたり、4小節に収まらなかったりと危うい場面が何度かありました。
安全策と言うか、手抜きと言うか。
チューバにベースのMIDIクリップをコピペしました。音が高すぎたのて1オクターブ下げて、と。
半分くらいの音符を間引きながら消し消し。アタックのある音だけブッと吹いて貰います。
ゲートタイムを短くして。スタッカートで吹くと荒っぽい感じになるので、音符の長さでスタッカートにしました。
みんなで鳴らしてみると。
ベースの抑揚が増幅された感じになって、なんだかちょっと普通に近付いた気がします。
今回、この方法を多用しております。複数パートで同じ事をやるんだけど、強弱に合わせて一部間引いて重ねたり。はたまた重ねる楽器の組み合わせを変えて抑揚を付けたり。
これ、て普通なんだろうねぇ。なにしろ日頃はパートの数だけフレーズを重ねたくなっちゃうのです。そりゃぁぐっちゃぐちゃになるのも当たり前。
シンセだと、あんまりユニゾンで重ねない方が良いと思っております。逆に音痩せする事もしょっちゅうだし。それもあって、ユニゾンはダメって言うクセが付いていたみたい。
ギターとハモンドも、あんまりユニゾンでリフを弾かない様にわざと変えるクセもあるような。
こうして、音を強くしたいところだけチューバが出て来ると言う感じでクリップを並べて行きました。
いつもはチューバが休むといきなりガランとしてしまうので、出ずっぱりで吹いて貰う事になりがちなのです。今回はちゃんと出番ぽい所で吹いて貰うと言う感じになって来ました。
やっぱり引き算は大切ね。問題が起こった時は何かを足すよりも余計なものを引くのが大切、と思っております。何を引けば良いのかが分からないからいつも苦労しますが。
ホルンがフィルインを吹いている所も補強しよう。速いフレーズの一部だけチューバも吹いて、と。
ファゴットと一緒にもやってみよう。これまた少し間引いたフレーズにして、と。
なにやら。
ベース系のパートのかっこ良い所だけ拾って吹いている様な感じになって参りました。
空耳で聞こえた所は、ちゃんとチューバ居るよって聴こえて。他の所は輪郭をなぞった様な動きとなりました。
そんなわけでアッと言う間にチューバのトラックは音符が並んで。
少々音符を足す方に回ろうかしら。
…あれっ。
MIDIクリップにノートを置いても音が出ません。
音源の鍵盤を押すと出ます。
MIDIクリップを再生するとちゃんと鳴ります。
あぁそれなのに。譜面に音符を置いても音が鳴りません。
耳が聞こえない人が作曲している様な状況になりました。
音符だけを見てどんな感じか考えて作るなんて、ド素人には無理よ。
他のトラックはどうかしら。と別の音源が挿さっているトラックを試したけれど同じ症状。
再生すれば成るし、プラグインに付いている鍵盤を押せば鳴るけれどMIDIクリップにノートを置いても無言。
チューバはサンプラー系の音源だからメモリの割付がおかしくなっているのかも。と言うわけでロジック系のシンセのトラックで試したけれど、こちらも無言。
何か設定を変えてしまったのかしら。
MIDI周りの設定を色々見るけれど、それらしいものは見つからず。
こりゃぁチューバどころじゃないや。このまま直らなかったらこれから入れるギターやドラムはほぼ製作不可能になっちゃう。
使っているDAWは無料のWaveform Free(→ダウンロード)。
軽いし、合理的で無駄のない設計。プラグインをパッチできるRackって言う機能も大好き。
無料版にはそんなに凄い機能やプラグインがあるわけじゃないけれど、一応オートコードとかもあるみたい。使った事ないや。
問題は、マイナー過ぎるのかネットにトラブル関連の記事が殆ど無い事。無料版だし問合せするのもなんだか気が引けるのよ。
かくして、音が出る様にする方が最優先になってしまいました。
ま、明日考えよう。
そんなこんなでお粗末様でした。
2023.10.27 追記
あまりにも恥さらしな、あまりにもあっけない解決編は→こちら
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