一番下のチビ猫仔は、昼寝用のクッションを新調してあげたのに一日でゲー。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題は普通になりたい。いつもなら真っ先に作ってしまう弦パートを、今回はずーっと後回しにして参りました。
バンドとオケの合体ものでして、木管・金管もサイドギターもベースも入ったところから弦パートを作り始めております。
日頃真っ先に弦パートを入れる時は、当然ながら周りは無音。緻密な設計なんぞしたことは無いので、どうしてもバイオリン以下出ずっぱりになります。
パートの中だけでのバランスになるから、音も割と強め。後々困ると思うから気を付けてはいても、ついついVel:100あたりのベロシティが主体になります。
大抵の音源はベロシティによって音色が変わる様になっていて、100辺りでアタックが強い音と弱い音の切り替えがかかる事がよくあります。
今入れているバイオリンの音源も101辺りで元気が良くなります。
この音はハッキリくっきり聴こえるから気持ち良いのよ。
そうなるとだいたい、後から木管を入れる時に後悔するのです。バイオリンの活きが良すぎてクラリネットが聴こえなかったり。そうかと言って弦パートの音を小さくするとバランスがおかしかったり。普通になるための作戦として、この手順を逆にしてみたのです。
今回はなにしろ先に木管も金管も勢揃い。バイオリンは遅刻して来てコソコソと席に着いた人みたいな立場。アンサンブルとして結構成立してしまっている所で何を弾こうかしら。
…なんて音符を並べておりますが、今回はVel:80あたりが中心になっております。
音源を作る人って、どこを中心に設計しているんだろう。分解能が0~127だと考えると、中央は64辺り。でもVel:64って、小さくない??
音源にもよるだろうけれど、大抵100辺りを境に音が普通からフォルテみたいな音になって。120を超えたあたりからもう一段喧しくなる気がします。
折角128段階もあるのに、実質的に日頃使うのはせいぜい90から上の38段階くらい。なんだか効率悪いよね。
今回は80前後の音符が多くて、そうなると音色もアタックが柔らかい大人しい音に聴こえます。切り替わったのかな。
日頃101も102も一緒だよって感じる音量も、きめ細かく動きを付けられます。
そうかぁ。
この音源、Vel:100辺りで使うのは荒っぽい人向けって事だったのかも。
80辺りで鳴らすと強弱もよく付くし。レガート指定すると滑らかに弾いてくれてますますそれっぽくなります。
レガート指定ってのは、どのDAWにもあるのかしら。
今回使っている無料DAWのWaveform Free(→ダウンロード)の場合は、音符を複数指定して右クリック。
メニューから「レガート奏法」を選ぶと音符同士が繋がっている時にアタックが1回だけになります。
見本の絵だとレーシーのところでレはアタックがかかるけれどシはそのまま音程が移動します。昔のシンセで言うとシングルトリガーね。
管楽器だと息を吹き込んだまま音程だけ動かすヤツ。弦だと弓を返したり引き直したりしないで左手だけ運指するヤツ。
世間ではそう言うのをレガート:滑らかにと言うのよ。
さてはこの機能、最近見つけたな。
あはは。
ベロシティがいつもの100界隈でなく80界隈で音符を置いていると、色々と細かいことができるんだと実感しました。
普段はとにかく力任せに弾いていたって事ね。
実機でも結構そうだった気がします。
子供の頃、ガッコの宿題でピアノを弾くって言うのがあって。
ppp。ピアニッシシモから始まる曲だったのよ。
下手糞だし、練習不足だし。初めて弾くスタインウエイだし。
なんでそんな高級ピアノがガッコにあったのやら…
ペダル踏んだらガコッて鍵盤が動くし。
ソフトペダルで鍵盤が動くなんて聞いてないよぉ。
そんな動揺のままpppを弾いたら…
無音。
弱すぎて音出ませんでした。
次の生徒さんが枯れ葉とか弾くもんだから赤っ恥通り越して消滅よ。
以来。人前で弾く時はピアノだろうがシンセだろうが指はそっくり返ったままに。手首は固定。腕はできる限り高く上げて一気に振り下ろすって言うのをモットーにするようになりました。
ピアノの先生に叱られる事全部やったって感じ。
そうだった。レンタルしたシンセをスタンドから叩き落して壊しちゃったこともあった気がする。
カラテかよ。
かくして、ガテン系キーボードさんの出来上がり。あ。余計なアクションと力みがあるから難しいのは弾かないのよ。
弾けないの間違いでしょ。
今となっては更に進んで「弾かない」と言う事にしてしまいましたが、それでもベロシティは強めだったのだと実感。
そんなこんなでお粗末様でした。
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