一年に一度だけ立寄るレストラン。去年行けなかったから久し振りだったけど味変わり過ぎだよお。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はロングテール。やたらと長い後奏をどうしようかと言うものです。
リフを並べたギター二人とベース・ドラムができました。もうリードギターいれて出来上がりにしちゃおうかしら。
いやいや。今回もバンドとオケの合体ものにする予定なのです。オケのブラスやストリングスのパートにシンセも参加するのを試したいと考えております。大がかりね。
パートの多い曲はきちんと考えて作らないと収拾がつかなくなりそうです。ま、ド素人のボケ防止の製作だし行きあたりばったりでいっか。
出だしはストリングスのトレモロがショロロロと流れて、ティンパニがドコバンッ。そこからギターのリフが始まるのですが、初めはひとりだけ。
あまりにも寂しいか。イントロではリフをブラスも吹くつもりだったけれど、次のベースやドラムも出揃う所からブラスが入る方が良さそう。それならこの寂しさをどうすればよいのだろう。
おそらく正解は、初めからツインギターでブラスも入れてババンとイントロに入るべきなんだろうなぁと思います。
別の方法かぁ。ストリングスはトレモロで弾き始めちゃったから参加しづらいしなぁ。と言うわけでここはひとつキーボードさんが頑張る事にしようと思います。
ハモンドで、というのも月並みなのでシンセにしよう。少しレトロな感じが良いかしら。で、挿したのはDEXED(→ダウンロード)。
元祖フルデジタルシンセYAMAHA DX7の無料クローンです。
実機とプラグイン、どちらも超有名。オペレータが6つのタイプのFMシンセ。
FMシンセと言うと主流は4OPみたいだけど、個人的には6OP贔屓なんです。音作りのきめ細かさが段違いよ。
問題は、FM音源のエディットはとんでもなく面倒くさいややこしいって事です。
FM音源の基本はオシレータ2つで変調させて音を作る仕組み。VCO-VCFタイプのシンセでも、オシレータから変調をかけるパッチが組めるものが多いです。凝った音色にしたいときには便利。
大抵は高域の倍音が増えるから艶が出たり、金属的な音が作れたりする感じ。
音を鳴らす方のオシレータをキャリア、変調をかける方をモジュレータと言う事になっていて。このオシレータをどちらもオペレータと呼んでいるわけね。
VCOにLFOでモジュレーションをかけるのはビブラートとかでよくやるけれど。このLFOがとんでもなく周波数が高いって言うのがFM変調の仕組み。
後は変調の強さで音を作るわけで、強さにエンベロープかLFOをかけるのが基本技。
キャリアにエンベロープをかけると音量が制御できて、モジュレータにエンベロープをかけると音色が制御できると言う仕組み。
DEXEDのエンベロープはDX7の目玉の一つだった二こぶ山のEGになっています。これはホント好き。でもややこしさも倍増。
大抵EGと言うとツマミは4つ。アタック、そこからサスティンレベルに向かうまでの時間をディケイ最後の余韻のリリースって感じ。
この頃はグラフでエンベロープをかけるヤツもあるけれど、DX7はそのハシりだったかも知れません。
ツマミが8つあって、レベルを4か所指定できます。それぞれの到達速度をもう4つのツマミで指定。
この速度って所がただでさえ面倒くさいややこしいFMシンセのエディットを難しくしていて。
レベルのツマミの差が大きいとアタックやリリースの長さも変わるからなかなか思い通りにならないのよ。
あなただけよ。
要するに、VCO-VCFタイプのシンセと比べると極端に音作りの手間が掛かるってわけです。
あ。でもこの本は凄くためになったよ。
「FMシンセのあたらしいトリセツ」/高山博/リットーミュージック
事程左様にFMシンセはエディットが大変なので、とりあえずプリセットを読み込みました。
DEXEDはDX7クローンだけあって、DX7の製品版の音色データはもとより巷に沢山ある音色データが読み込めます。[DX7 sys-ex]とかで検索すると一発。
実機でも使っていたベーシックなブラスの音を読み込んで。そこから音を作ろう。
と意気込みましたが…
もうね。お年寄りは根気が無いから丸一日かけて音作りをするなんて無理よ。よくやってたな。
盆栽だって、日々ちょっとずつやるだけだから続けられるってもんです。丸一日やるのは庭師さんなのよ。
プリセットのままでいっか。後はエフェクターで誤魔化そう。
おとなしく最初からギターをツインにする方が早い気がして来ます。
そんなこんなでお粗末様でした。
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