優先席で立ち上がって譲ってくれた若者に、うん大丈夫と応えるのも気が引けて。ありがとう、でもじぃじはその隙間に入れる横幅じゃあないのよ。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はパッチワークだったもの。細切れのクリップをあれこれ繋ぎ合わせて曲にしようと言う企画です。
まだあちらこちら音を追加したい気もするけれど、とにかく一旦ミックスしてみようと考えております。既に余分なトラックは十分過ぎる程にあるのよ。
例えば、ドラムは音源のドラムの他にキックとスネアを別物から追加して重ねていたり。
ベースのパートもコントラバスやらシンセベースやらが入り乱れて、ベースギターさんも肩身が狭そう。
シンセストリングスもあれば弦楽パートも共演中と言う混雑ぶりです。
そもそもどうしてこうなったかと言えば、お題が「パッチワークだったもの」だったから。
クリップごとに場面転換みたいな造りになっていててんでんバラバラ。繋ぎ合わせる内にクリップ同士の共演みたいな状態になって来たのです。
そんな状況だから、トラックを作っている段階でも並行作業。複数のトラックをあちらをコチョコチョ、こちらをチョチョイといじりながらやって参りました。
ミックスは
苦手よ。できるだけ手を加えずに済ませるのが一番みたい。
そのためにはトラック作りの段階できちんとしなくちゃ。これはこれでウデが要るから無理だよねぇ。
音圧を上げればカッコよくなった気がするから、一時は音圧に夢中になったりもしたけれど。
ただマキシマイザーマニアになっただけじゃない。
後々聞き直すとただの騒音になっていたりします。
お手本みたいな音があると良いのだけれど、聴いても分からなかったり。
そもそも、他人の曲を殆ど聴かないじゃないの。
そうなんだよねぇ。これは致命的。たくさん聴いた方がゼッタイ良いよ。
説得力ゼロだね。
くよくよしていても始まらないので、ドラムから手を付けよう。
今回はドラム音源の音をそのままオーディオトラックに変換しました。
これまではパラアウトしてあれこれ加工していたのだけど、改悪になる事の方が多いんじゃないかと考えたのです。
本当は、ただ面倒くさくなっただけだけど。
有難いことに、パラアウトしなければドラムのトラックはたったの1本。
あたりまえ。
そのままで十分なんだけど、何か手を加えなくてはいけない様な強迫観念があります。
で、挿したのは3バンドコンプのOTT(→ダウンロード)。
挿すだけで迫力アップになる便利コンプ。挿した最初はDepthがマックスでとんでもないことになるので、まずはDepthを下げてから調節します。
メーターの中に黒く見えるとところがスレショルドで、右側のツマミはEQのゲイン。
もう少し元気良くならないかしら。とPuncher 2 Lite(→ダウンロード)も追加しました。
トランジェントプロセッサー。メリハリを強くするものね。
今回パラアウトしなかったのには理由があって。
音源にはBFD Player(→ダウンロード)を初めて使ったのですが、
プリセットの音に臨場感があってお気に入りができたのでそのまま使おうとしていたのです。
結局あれこれ挿すんじゃ台無しよ。
しかも。
キックだけをMODO DRUMで鳴らしたトラックを重ねようとしております。
キックはちゃんと踏んでいるから、部屋鳴りみたいな部分を追加したいのです。
BFD Playerのキックを止めて、MODO DRUMを重ねた方が良い気もするけれど後の祭り。
まずはコンプで余韻の部分を引っ張り出そう。
お次は極端にEQをかけて欲しい所だけ聴こえるようにしよう。
こう言う事やるから仕上りが変になるんだよなぁ。
ちょっとだけ、ちょっとだけと言いながら段々追加キックのフェーダーが上がって行きます。
ドラムだけで聴いているとどっしりして聞こえるようにも思えるけれど、みんなで鳴らすと何にも変わらないのよ。ただ低域がどんよりしただけ。
こりゃ先が思いやられるな。
そんなこんなでお粗末様でした。
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