【2024 秋】練習とかしないでタダで曲作り 27. マスター編

スポンサーリンク

完成っと思ってからが意外と長いものかも知れません。

【INDEX】

【本番ミックス編】

ちょこまかと作っていたトラックをひとつにまとめて、オーディオに書き出しました。

これで出来上がりでも良いのだけれど、もう少し仕上げをやろうと思います。

これまでのトラックを全部ミュートにして。新しいトラックに書き出したツーミックスのオーディオファイルを置きました。

マスター出力の所には一応スペクトラムアナライザーのSPANを挿して(→ダウンロード)。

ちょっと難しそうなプラグインを使う事にします。

ツーミックスのトラックにまず挿したのはMJUC jr.(→ダウンロード)。

コンプレッサーなのだけど、バスコンプと呼ばれているタイプのものです。

しょっちゅう出て来るReaComp(→ダウンロード)とはかなりムードが違います。

アナログコンプレッサーのエミュレータで、暖かい感じの音になります。

グルー効果と言って、集まったパート同士を仲良しにする効果もあります。

ちょびっとだけ掛けて、違いがあるんだか無いんだかくらいの使い方。

何となくぐらいの効果なのだけど、SPANでスペクトラムを見ると結構変わるのが確認できます。ちゃんと効いているのね。

なんとなくまとまりが良くなった所で次に挿したのはKotelnikov(→ダウンロード)。

またコンプだよ。要らない気もするけれど、もう少し凸凹を抑えたいと思います。

どれもコンプレッサーなのに、ReaCompとMJUC jr.はかなりムードが違います。Kotelnikovはその中間ぐらいな感じかも。

これまたちょびっとだけ掛ける感じ。実際にはかなりパワーのあるコンプレッサーなので、ちょっとずつ使う感じです。はっきり音が変わったって感じるくらいに掛けるなら、ツーミックスの手前でやる方がトラブルが少ないです。

同じ開発元のTokyo Dawn Recordsの無料プラグインのNOVAを次に挿しました(→ダウンロード)。

4バンドのEQコンプ。もう少し抜けた感じにならないかなぁ。とか、低音をもう少し前に出したいとかをちょびっとだけやりました。

もう一つは可聴範囲外の信号のカット。

左下にもう二つフィルターが付いていて、20Hzより下の信号と20kHzより上の信号をカットする様にできます。

これらのプラグインは、コンプだのEQだのにしてはリソース消費が高め。動きは滑らかでナチュラルなのですが、たくさん使うとPCが悲鳴を上ちゃうかも…大げさすぎか。

その先にはイメージャーを挿しちゃおうっと。

iZotopeの無料ステレオイメージャー、Ozone Imager(→ダウンロード)。

ステレオの空間サイズとかを調節できます。

似たようなものにXfer RecordsのDimension Expander(→ダウンロード)があるけれど、

こっちは積極的にステレオで音を拡げるためのプラグイン。

Tribe InstrumentsのDimension(→ダウンロード)とかも同じ感じで、イメージャーと言うよりはコーラスです。

全体のツーミックスにコーラスのうねりがあるのは変だから、ここはImagerで。

これはかけすぎ注意なFX。なんだか気分が良くなるからついつい強めにかけたくなるけれど、後で後悔するから控えめと言うか冷静にかけるのが吉だと思います。

掛けない、って言う選択も十分にアリ。

続いてリミッター/マキシマイザーのW1 Limiterを挿しました(→ダウンロード)。

結構古めのプラグインだけど、品の良い動きです。

Ceilingのつまみで、リミッターの上限を設定して。

Thresholdでマキシマイザーの動きを調節します。

これまた気持ち控えめなかけ方で使うのが吉。

ちょびっとずつ色んなものを繋いだけれど、原音と聞き比べて聴きやすさとかメリハリが調節できていれば良いかなぁと思います。

実際にオシゴトで納品する時には細かいスペック指定があるからそのための作業なんだろうけれど、最後の仕上げみたいなつもりでやれば良いかしら。

あと一つ

どうも最後のリバーブの残り方が気になっちゃうのです。そう言う事の無いようにしてからツーミックスをやるべき。でももうやっちまったし、やり直すのも面倒くさいし。

半ば強引に、一番後ろにゲートを繋ぎました。

ReaGate(→ダウンロード)。

試してみれば実感できると思いますが、リバーブのお尻が残っているからってゲートでショビッと削るのはかなり荒っぽいやり方。

ま、冬になっちゃいそうだし今回はこれで行こうと思います。

リバーブの残り具合は結構気になる事が多くて。

日頃はどうやっているかと言うと

  • 気になる残響の原因になっているトラックを終曲前でリバーブに回さなくする。
  • オートメーションでリバーブ自体を早めに絞ってしまう。
  • そもそもリバーブを掛けない事も考える。

なんて対応でやっております。

リバーブもディレイもステレオエンハンサーも、気持ち良いけど弊害があるよねぇと日頃文句を垂れている次第です。

さてさて。最後の仕上げもこの辺にして、オーディオに書き出そう。

そんなこんなでお粗末様でした。

【INDEX】

【完成編】

コメント

タイトルとURLをコピーしました