駅でやたらと鳩やらムクドリやらが騒いでいて。地震でも来るのかな。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はセロから始めよう。一度も触ったことの無いセロで骨組みを作ってから膨らまそうと言う企画です。
途中ちょっと怪しい箇所もあるけれど、ざっと一通りクリップが並びました。バッキングもメロディもごちゃ混ぜのセロのトラックとなっております。
出だしはザンザザザと刻みが続いています。ここは弦パートみんなで刻む感じかなぁ。
取り敢えず弦パートに集合して貰おう。ヴィオラのトラックを用意しました。
オーケストラの音源は、タダのものだとVSCO 2CEが一通り揃うので便利だと思います(→ダウンロード)。
他にも、この間教えてもらったSynful Orchestraも使いやすいと感じています(→ダウンロード)。
でもね。折角持ってるんだから以前特売で買った有料音源を使う事にしました。
Orchestral Companion Strings(→製品ページ)。
どれを使うにしても、同じ音源で統一して作ることの方が大切だと感じています。
そう考えると、タダ前提の場合SampleTank CS(→ダウンロード)とか
KONTAKT Player(→ダウンロード)は、
微妙に足りないライブラリが出て来ることが多くて敬遠気味になってしまいます。まぁ買わない自分が悪いって話だけど。
ヴィオラはセロと同じ感じで弾く出だしにしようと思います。
音符を置き始めようとして、ふと思い当たりました。
セロ、抑揚付けてないや。
ぜーんぶ同じベロシティ、同じ長さで弾いています。
ザンザザザはスピカートで鳴らしているので、音符の長さはそれ程影響ないみたい。
短すぎると途中で音が切れてしまうから、ある程度のゲートタイムがあれば後は変わらない様です。
ベロシティは多少調節しなくちゃ。
ザンザザザのザンは少し強め。ザザザは弓を往復させて弾く想定なのだけど、2つ目の音は少し弱めになるかなぁ。
などと想像しながら調節しました。
他にも4小節目の最後にザザザザンって言うのがあって、少しもたり気味に音符の位置をずらしてあります。
ヴィオラにも同じ様に弾いて欲しいけれど、同じ様にずらして音符を置いて行くのはちょっと億劫になって来ました。
そうだ コピペ、しよう。
コピペ。どうも背徳感のある響きなのよ。
そもそも、ひとつも弾かずに作っている事にほんのり後ろめたさがある気もしております。その上更にコピペとなると、本当にいいのかって気になってしまうのです。
昭和だからかしら。
ウォーリーを探せ!のあの絵は果たしてコピペしていたかしら?
全部手描きなんじゃないの?なんて言う自問自答が湧いて来ます。
どうもムズムズするけれど、合理的に考えればコピペが正解よ。
プログラミングだって昔は一人が最初から最後まで一点もので書き上げたけれど、現代でそんな事やってたら怒られちゃう(たぶん)。
モジュールを使い回して、定義と宣言だけ作るとかじゃないと手間もかかるしメンテも大変よね(たぶん)。
プログラマーでも無いくせにてきとー言うのは良くないよ。
兎に角。ムズムズしながらもコピペしよう。
セロと同じクリップをヴィオラのトラックにコピペして。
取り敢えず1オクターブ上に移調して。
セロがミとシでザンザザザってやってるから、ヴィオラはソとミにしてみようかな。
ソが入ったせいで、一気にザンザザザに表情が出て来ました。パワーコードからマイナーコードにはっきりと変身した感じ。ある種決意表明のような変化です。
そのまま第二バイオリンも同じザンザザザで作って鳴らしてみました。
セロだけの時はホルストの火星(→YouTube)みたいな重い感じだったのですが、ヴィオラやバイオリンが参加して行くにつれて荒野の七人(→YouTube)みたいになって来ました。ソがいけなかったのかも。
でもまぁそれならそれで次の展開を変えよう。コントラバスも入れてみようっと。何しろコピペして音符を移調するだけだからスイスイ進んじゃう。
かくして。コピペ万歳。要は慣れの問題の様です。
そんなこんなでお粗末様でした。
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