アナログ盤の頃の音と、最近の音は大分違うわけで、ザックリ言うとリアル追求から超リアル表現になってるのかなーと思います。現実を飛び越した感じがあると思いませんか?
こんにちは。imoimoです。
昔ながらのエフェクターもようやくひと区切りつきそうです。
え?ヴォコーダー?
これはどっちか、て言うと楽器だと思っております。
これが有名。KORGのVC-10ですね。少年imoimoが使っていたのはこっち↓
Roalndのやつ。SVC350だったけな。バックコーラスとか入れるときにストリングスの音にこれつないで歌わせていました。音痴でもバッチリ。VOWWOWで、厚見玲衣(当時は麗だった気がします)さんがよくこれやっていた。
この頃。”CYCLONE”ですね。[Hurricane]とか[Siren Song]が入ってる。ご本人も歌うまいんだけど、更にこれ使って一人コーラス隊みたいな感じ。個人的にはこの頃の山本恭司さんのアルバムだと”Mountain Top”が地味で好き。
元々はトーキングモジュレーター
て言うのがハシリだと思うのだけど、これはギターの音を一度鳴らして、それをホースにつないで口に咥えてホニャホニャ喋りながら弾く。それをまたマイクで拾う、といった仕組みでギターが喋ったのだけれども、この口の形の変化を拾うのを電子的にやったのがヴォコーダーですね。声帯の代わりが入力で、もうひとつ口の形を入力して出力する仕組み。
一応もしもの為に。TAL-Vocoderですね。このTAL Softwareは、スイスのソフト会社らしいのですが、あちらこちらで高評価を得ています。全般に品の良い音作り。
このvocoderサウンドは、東京ディズニーランドのエレクトリカルパレードの始まりの合図(30年ぐらい行っていないので、今もそうかどうかは不明ですが)や、Earth,Wind & Fireのlet’s groove、STYXのMr.Robotoなど一生を風靡しました、け。ELOのMr.Blue Skyはトーキングモジュレーターかな。などと調べていたら、モーリス・ホワイトさん亡くなっていたのか。知らなくて済みませんでした。
でとにかく本論に入ろうと。後はリバーブかな。
リバーブ
ホールやトンネルみたいにパンて鳴らすとパーンと残響がつくやつですね。以前のカラオケはエコーがディレイだったけど、現代のカラオケのエコーは基本リバーブですね。
遠い昔はスプリングリバーブ(スプリングリバーブの話はこちら→)が基本で、ギターアンプのフェンダーツインリバーブや、ハモンドの内臓リバーブはこれ。最近、とは言っても1980年を過ぎた頃に、これをデジタルで処理するデジタルリバーブて言うのが庶民でも買える値段で発売されて、その音のクリアーさは黒船並みの衝撃でした。「デジリバ」と呼ばれて、当時のギター小僧は、これ持っている事が一つのステータスだった。少年imoimoがようやくスプリングリバーブを手に入れた翌年の出来事。練習嫌いな上に阿呆な人だったのですね…
vstでは山盛りリバーブあるけれど、基本的にどれもCPU負荷がキツイので、まとめてかけるとか、トラック作りの間は我慢する方が良いかも。
GLACEVERBですね。これを薦める方多いです。サイトが閉鎖されてしまったのでWayBackMachineのアーカイブからDLする感じ。
この、WayBackMachineて言うサイトは、過去のサイトのバックアップを取っているサイトで、削除されたり更新されてしまったものの過去のサイトを見たりできるwebの資料館か図書館みたいなところ。
GLACEVERBよりも軽めの動作で、シンプルなのでこっちの方がお気に入り。例によってTAL-SoftwareのTAL-Reverb-2です。
最近はIRリバーブ(コンヴォリューションリヴァーブ、て言うらしいです)てのがあって、これは空間シミュレーションみたいな事ができる。でもこれは近代のカテゴリーて事で。一応忘れないように一つ上げておくと
2020.9.20 追記
これまた紆余曲折の多かったリバーブ。最近の定番はMConvolutionEZです(→ダウンロード)。
様々なIRデータが入っているコンボリューションリバーブです。
そもそも、リバーブ自体最近かかりは小さめ。時代ですかね。
そんなこんなでお粗末様でした。
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