旧作を手直しする話 Part3 (シンセ消えるの巻)

スポンサーリンク

あの日旨かったものがあらためて食べるとパッとしないのはよくある事で

こんにちは。imoimoです。

1、2年前に作ったものを手直ししようとしております。

ずっと前のものを手直しした事もあるのですが、あんまり時間が経つと様々に環境が変わっていて実質作り直しとなります。

1、2年前のものは結構手直しできる環境にあるもので、てきとーにやっているimoimoでもまだプロジェクトがそのまま残っていたりもするわけです。

そんなわけで、イチから作り直すのではなくプロジェクトを直して手直しする方がラクチンと思ったわけですが。

どうせならDAWを替えようと思ったのが運の尽き。

REAPERで作ってあったプロジェクトをTRACKTIONで読み込み直したわけです。

DAW間の移行と言うのは昔も今もあまり親切ではなくて、簡単に移行できたのはMIDIデータだけ。

waveやループのデータは使っていなかったので20年前さながらにMIDIファイルだけを読み込んだ状態からのスタートと相成りました。

イチから作った方が早いよーとぼやきつつも、どうにかギター・ベース・ドラムは手直しが進んで参りました。

プラグインの好みはこの1、2年でも結構変わっていて。何分タダが基本なので最新型のプラグインや著名プラグインを入手したわけではなく、単に情報が増えただけなわけです。大体が4、5年前からあるプラグインなので、音はオーソドックスな打ち込み音なのでした。

…それでも随分と良くなりました。手直しした事のほとんどは何かを足すのではなく、何かを引く作業。云わば庭の草むしりみたいなものです。

そう言えば

農業をやっているわけではありませんが、先日たまたま種苗屋さんの試験農場の公開日に行きました。

年に1回訪ねているのですが。

試験農場と言うのは非常に手が入っておりまして、ただのネギやらブロッコリーやらなのですが、庭園の様にキレイに育っているのです。雑草なんて見あたりません。

美しく立派に育っている畑の風景はもはや芸術を感じるわけです。試験農場だから見た目重視なわけでも無いのでしょうが、美しい。

楽曲もこのように質が見た目に滲み出る作りにしなくてはならんと思った次第でした。でも練習は大嫌いだけどね。

話は戻って

イントロ部分でシンセストリングスが入っているのです。80年代的なシンセの音。Van Halenの”Jump”(→YouTube)とか、EuropeのThe Final Countdown(→YouTube)とかで鳴っている様な系統の音(まぁ二つは全く別音ですが)。

こいつが、最初に作った時は結構きれいに鳴ったのですが、今回手直ししてバッキングをパワーアップさせたところ全然ダメになってしまいました。

手っ取り早かったので使ったプラグインはSuperWave P8

SuperWave P8。8つのオシレーターを鳴らせるSuper Sawに特化したシンセプラグインです(→ダウンロード)。

パネルデザインが昔のRolandぽくて素敵。

プラグインのせいではなくて、きっとエディットの問題。音を作り直しになりました。

オシレーター部分以外は2系統のVCF-VCAの構成とシンプルなのでエディットはしやすいのですが、パシャーッと横に拡がるはずの音がギターに食われております。

元音では、ギター2本がやや中央寄りで、その外側にシンセが載る感じだったけれど、シンセを左右に振ってディレイとリバーブをかけた事でマスキングみたいになっていたのだと思います。だからギターが適当でも何とかなったのね。

ここを今回、昔のJudas Priest(→オフィシャルサイト)よろしくギター2本を左右にガチッと振って、前寄りの配置にしたのでシンセがその更に外側に出る事ができずギターにマウンティングされた感じになっております。

こりゃぁちょっと手間がかかるかも。DEXED(FMシンセ。→ダウンロード)に挿し換えてアタックで逃げようかな…作り直しなんてやらなきゃよかったとやや後悔し始めたのでした。

そんなこんなでお粗末様でした。

曲作り
スポンサーリンク
スポンサーリンク
imoimoをフォローする
スポンサーリンク
ボケないためのDTM

コメント

タイトルとURLをコピーしました