ギターはいいよね、どこでも弾けて。と愚痴っている暇にピアニカでも弾けば良いのに
こんにちは。imoimoです。
1、2年前に作った曲を手直ししております。延々とやっております。
そろそろ終盤、と思ってから既にひと月が経とうとしております。月産100曲とか言われる現代の常識から比べると、ミミズ以下の歩みです。
ゆるーくテキトーにやろうと言う趣旨なので、お金もかけずに、が基本姿勢。そのためDAWはTRACKTION T7を使っております。
TRACKTIONのフルスペック無料DAW、T7-DAW(→ダウンロード)
機材も低速ノートPCオンリー。MIDIキーボードは使いません。弾かない決意は固いです。
意外と不便なのが
シンセの音づくり。
TRACKTION T7では、プラグインを呼び出している際、シーケンサ側を操作すると忽ちプラグイン画面が閉じてしまいます。超合理的な設計思想のTRACKTIONとは言え、なぜマルチウィンドウが切り捨てられたのか。もしかしたら逃げ道があるのでは?と探しますが今の所見つかりません。
ちなみに、Cakewalk by BandLabやREAPERはマルチウィンドウで操作できるのでこの様な問題は出ません。T-7だけ。
Cakewalk by BandLab。往年の有名DAW、SONARをシンガポールの大金持ちが復活させてくれて、無償提供してくれているもの(→ダウンロード)。
主に海外で評価の高いDAW、REAPER。タダでも使えますが基本的にはドネーションウエアです(→ダウンロード)。
T7でも、ループ再生で鳴らしながらエディットする事はできますが、反応が遅くなるのでパラメーターの調整が結構難しいです。低速ノートPCだからかな。
MIDIキーボードをつないであればそんな苦労はありませんが、出先でちょいちょいとやるのにキーボードを持ち歩くほどの気合いも無いわけでして。
そんなわけですから、自ずとシンセは「プリセット大好き」となってしまいます。
仕事で製作をする場合は、やはり納期とか予算があるからスピードは大切。自然とプリセット・テンプレ・素材頼みになるとは思いますが、ボケ防止の道楽レベルでプリセット頼み、と言うのはぐうたらにもほどがある、と言うもの。
そこで、ちゃんとエディットして音を作ろうと自分に言い聞かせ、作戦を立てました。
手軽で軽いVSTHOSTを使う
これだけDAWが安くなると、手軽だからと言う理由でVSTHOSTを使う意味はあまりなくなりました。本来VSTHOSTは細かい所までプログラムできるVST環境として開発されている様でして、「便利だから使う」みたいな不純な動機はちょっと失礼なのかも知れません。
VSTHOST。VSTをパッチしたりエディットしたりできる環境ツールです。頑張ればこれ一つでDAWと同じことができたりするかも(→ダウンロード)。
日頃、VSTHOSTはスクラップブックの様に使っております。ペタペタとプラグインを配置して適当に名前を付けてセーブ。試しに鳴らしてみたい時とかに、複数のプラグインを切り替えたり繋いだりして試せるのが便利なのです。PCのキーで音出せるし。
プラグインの.dllファイル(要するに本体)の名前や在処をよく忘れるので、VSTHOSTで探して、ファイル名を調べたりするのにも便利。
FM系やVCO-VCF系と言った、イチから音作るのが基本のシンセの場合は俄然VSTHOSTが有利です。
エディットしたデータは.fxpに書き出しておいて、DAW側で呼び出したプラグインに.fxpを読み込ませる流れで音を作るわけ。
そもそも
T7-DAWでプラグインの画面が閉じなければそんなに問題ないわけでして。はたまたREAPERやCakewalk by BandLabに戻るとか。
ただ、動作の軽快さや合理的な構成など、T7-DAWはかなり魅力的なわけで。
一方、VSTHOSTのスクラップブック的利用法もかなり便利なのです。
現在、「じゅわ~ん」みたいな鳴り方の音が欲しくてCOBALTをエディットしております。
COBALT。2基のDCOが結構多めのウエーブテーブルを持っているので音を作りやすいオーソドックスなハイブリッドシンセプラグイン。
?オーソドックスでハイブリッド、と言うのも何だか妙ですがそんな感じです(→ダウンロード)。
こうして記事を書きながら、ふと「あ、SATURN-5持ってるんだった」と思い出したりもするわけです。
Minimal System GroupのSaturn-5。3OSC+1subのVAシンセです。結構音が厚めに出るしエディットも手軽。ただし有料です(→PluginBoutiqueの売場)。
「じゅわ~ん」だったら、こっちの方が良いかな。そんな時にVSTHOSTが便利、と言うお話。簡単に音を出し比べしたり、レイヤーしたりできちゃうのでした。
よく考えれば、「じゅわ~ん」ぐらいプリセットにもありそうですが。
そんなこんなでお粗末様でした。
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