環境音楽のCDが必要で。コンビニとかにあるかと思いきや今時なかなか見つからなくて
こんにちは。imoimoです。
新しくプロジェクトを作って、ノーアイデアから行き当たりばったりに製作しております。
ようやく骨組みができて参りました。
後半にギターメロディーの所が8小節あるのですが、バンド形式で作っていて、生風味を出したいと言う希望からここだけバッキングがなくなってしまいます。
「ギター2人・ドラム・ベースの4人編成ね」と妄想して作って参りましたが。シンセを少し入れていたので「そうか。君達5人組だったのね」と気がつきまして、バッキングはキーボード君にやって貰おうと言う事に致しました。
やっぱここはハモンドでしょう
普段使っているハモンド音源はVL-122。
VL-122
小型のハモンドであるスピネットオルガンのL-122をエミュレートしました、と言う触れ込みの無料プラグイン。
鍵盤2段と足鍵盤を3ch別々にコントロールできます(→ダウンロード)。
特に不満はないのですが、折角だから浮気してみようと探してみました。
と言うのも、VL-122は32bit版しかないのです。
使っているDAWはこれまた無料のTRACKTION T7-DAW。Cubaseとかもそうですが32bitプラグインが使えません。
TRACKTION T7-DAW
少々クセはありますが合理的な設計思想の無料フル機能DAW(→ダウンロード)
2020.2.10追記)2020.4に上位版のDAW [WAVEFORM]の無料版が出るそうです!!
そこで、32bitプラグインを64bitに載せるブリッジソフトのjBridgeを使って挿しております。
jBridge
64bit版DAWで32bit版VSTを動かすためのブリッジソフト。
32bitプラグインにちょいと加工して64bitとして動作させるファイルに変換する感じのツールです。
デモ版もありますが、「買ってね」と強く希望されております。14.99€ぐらい(→公式ページ)。
64bitのハモンドあるかなー・タダで…
ない!
見つからないだけかも知れませんが。
総合音源やサンプルコレクションにはもちろんあります。SampleTankとか。でもこれならDEXED(→ダウンロード)とかでオルガン作る方がやりやすそう。
およよっ!?
IK Multimediaの総合音源SampleTankが、「4」にバージョンアップしております。
「3」の時までは、無料の機能限定版があったのですが今回はないみたい。$149.44~だ、てっ!!(→公式ページ)
こりゃ荒れそうですな(2019.3.21)
更に2020.2.10追記>>>
窓の杜でまだSampleTank CustomShopがダウンロードできるようです(→ダウンロード)。
ここから落として、IK Multimediaでアカウント登録するとライブラリも入れられました。
更に2020.3.17 追記の上塗り>>>
とうとう、Ver.4にも無料版のCustom Shopがリリースされました(→ダウンロード)。
50種類のライブラリが付いてきます。
ハモンドもあるよ。
良さそうな物もありましたが、有料。大体1万円以上します。安くても2,000円台。それはイヤなわけ。
無料のKontakt Playerで使える音源もありましたが、やっぱり良いお値段です。
Native InstrumentsのVintage Organs。かなり好評みたいですが1万円以上します(→公式ページ)。
遠い昔、実機オンリーだった頃も、ハモンドぽいの欲しかったけど結局買わなかったんだよねぇ。KORGのCX-3。
バリバリ弾けていたらきっと買っていた事でしょう。弾けない、てエコ。
ようやく見つけたのは
Prudhoe Organと言うプラグイン。結構デカいプラグインだったので「あぁ、しまった。ロンプラー系かぁ」と思いましたが後の祭り。ダウンロードは進むのでした(→ここにあります)。
折角だから鳴らしてみると…
趙美しいチャーチオルガンでした。パイプオルガンぢゃんっ!!
アラスカにプルドー湾と言う所があるそうで、そこにメソジスト教会があるそうです。そこのオルガン(→紹介ページ)。
見た感じは東京の王子にある区民センター「北とぴあ」の1階にあるパイプオルガンに近いサイズみたい(勝手には弾けません)。
このオルガンをサンプリングしたのかなぁ…などと思いを馳せております。
捜しているモノとは違いましたが、これはこれでとてもきれいな音のプラグインです。
気を取り直して
更に探してみましたが、「見つかりません」「ない」と言う記事ばかりが多く出て参ります。
結構あがきましたが、世間と同じく「64bit無料ハモンド音源プラグイン、見つからず」と相成りました。
その途中で4,5本32bit版を試してみたので折角なので挿し換えようと思います。
32bitで良しとする場合、ハモンド音源は何が良いのだろうと思いますに
世間的には「AZR3」と言うプラグインが(かつては)好評の様でした。
ここにあります。
個人的には、これならばVL-122の方が音として良い気がしたのでわざわざ挿し換えるのも面倒なので他を当たりました。
imoimo的にオススメとして、今回VL-122と挿し換えたのは
B8Organ
こんなの。ここからダウンロードできます。
開発元のautodafe.netに行ってみると、現在もちゃんと活動中の様です。
KONTAKTのライブラリや他プラグインなどのパッチが専業の様子。イタリアはミラノにお住いのAntonio君(’72生まれ)と陽気にabout meで自己紹介なさっておられました。
リアルにハモンド、と言うよりは妄想の中のハモンドの音がすぐ鳴る感じです。結構太め。
前作の名残りでアンプにはマーシャル系のものを挿していたのですが、今回はレスリー系の音にしようかなと思います。
そんな時流れ的に自然にダウンロードされてきたのが「Dirt-E」。
Istvan Kaldorさんのプラグインの一部。ロータリーエフェクトのシミュレーターです。
この方はオルガンプラグイン(DirtBagやLightBag)も開発していらっしゃいますが、ちょっと音の傾向が目的と違ったので今回は見送り。
でもこのロータリーエフェクター部分は手軽にそれっぽい音が出るので今回使おうと思います。かかりも歪みもきれい(2020.2.10追記 |セッティングによっては奇妙な倍音になって別物の音になったりします)。
バックアップのサイトからダウンロードしました(→ココ)。
と言うわけで
ハモンドオルガンのプラグインをタダで探す場合、現時点では64bit版は発見できず、と相成りました。
サンプリングじゃなく、物理モデリングのプラグインの無料版無いですかね。あのちょっと音程が揺れる感じとか…まぁ、タダじゃ無理か。
折角探し回ったので
従来の VL-122→Blue Cat’s Free Amp→Chorus→EQ→Maxiizer 的なセッティングから
B8Organ→Dirt-E→Delay→EQ→Maximizer 的セッティングに切り替えて行こうと思います。
全部jBridgeで64ビットにブリッジ、と言う事で。
※Cakewalk by BadnLabやREAPERは、ブリッジ機能が元々ありますので普通に挿せます。
そんなこんなでお粗末様でした。
2020.4.14 有力情報!!
SAMPLESON®から、64bitでタダのハモンド音源がリリースされております!!
やっと巡り会えたね…
CollaB3(→ダウンロード)
COVID-19絡みのキャンペーンの様にも見えますので、ずっとじゃないかもね。
音的には、普通です。VL-122の方が個人的には好み。
でもね。希少な64bit無料ハモンド音源です。DAWとか無しのスタンドアロンでも使えます。
2020.5.28 更に有力情報!!
もう一つ出ました。無料の64bitハモンド音源。
HaNon B70
結構音が良い気がします(→ダウンロード)。
後日談
11months later…みたいな2020.2.10のimoimoです。
その後、結局ハモンドの音源は買っちゃったんですよねぇ。格安のヤツ。
Air Music TechnologyのDB-33です(→製品ページ)。
今値段を見たら$79.99とありましたが、しょっちゅう特売しています。
確かimoimoが買った時は1500円くらい。
バンドルパックや有料のDAWに付いてくる事もよくある音源です。
VL-122と比べると、レスリーも同梱しているので一体感があって。
音は有料だけ合ってリアルで太めです。
一番良かったのはレスリーのファスト/スローの切替をコントロールするのが簡単な事。
1500円だったら買って良かったなと思えると思います。
小一万払うのならVL-122のままでいいや。jBridgeだって2000円弱だし。そもそもブリッジの付いているDAWを使えばいいし。Cakewalk by BandLabとか。と言う事です。
VL-122をB8Organよりも多用している気もしますが理由は「見た目」です。
そんなこんなでお粗末様でした。
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