故人の遺志はなかなか継承されるものでもなくて。当人が居なければ継ぐ値打ちも半減
こんにちは。imoimoです。
新しくプロジェクトを作って、ノーアイデアから行き当たりばったりに製作をやっておりました。
途中、エディットデータが読み出せなくなりまして、今週いっぱい過去のエディットからの復旧に潰れました。
シャクなので「PC買い替えちゃおうかな」と機材のせい。今日の相場を調べておりました。
ムーアの法則じゃないけれど
最近のPCは早いですねぇ。もうここ数年、PCは十分に早いので体感はあまりできませんが、imoimoの低速ノートの4倍くらいのスピードです。
バスも早くなっているので、多分その又倍くらいのパワーではないかと思います。
でも望み通りのスペックにしようとするとすぐ20万越えしますね。せいぜい10万くらいで収めたいところですが。
10万くらいで、ノートで、しかも14インチ以下でとなると…
なんだ。大差ないじゃん。
モバイルノートはタブレットに完全にやられているのか、ほとんど売られていません。あっても「安い」「遅い」「とろい」でも「かわいい」みたいなものが殆ど。
そりゃあみんなiPad使うわけだ。とか思ったり。
当然、Panasonicとか富士通とかは壊滅。BTO系で調べると、ちょびっとだけ見つかります。
2019.4現在で見つけたのは
ASUS UX3490UAR(→コレ)
ちょっと古い型なのかな。だいたい20万円。
マウスコンピュータ DAIV-NG4500U3-M2SH5-C2(→コレ)
希望通りにカスタマイズするとだいたい22万円。
てな感じ。条件に挙げていたのは以下の様なものですが、
- PassMark(→コレ)が8,000以上のCPUで
- 512GB以上のSSDで
- 16GB以上のメモリで
- グラフィック積んでいて
- 14’以下、解像度はFHD以上で
て言うと殆どありません。ちなみにLenovoで見たら2割ぐらい割高(→こんなの)でした。
大人しくMacBook Pro買えよ、て感じですね。
値段も同じくらい(かも)。
面白かったのは
クリエーター用PCのページで、「写真」「動画」「VR」とか用途別に分類されているショップがあって。まあだいたい18万くらいからあるのだけれど。
「音楽」だけがローエンドからいきなり30万くらいしていたこと。
結局、リアルタイムの処理が求められるからCPUだけでなくバスも早く、ストレージも早く、メモリもがっつりとなるのですね。
それじゃあ、20万使うとして、デスクトップにしたらどうなるのさ、と調べてみると
- CPUのPassMarkは軽く20,000超え
- ストレージはもちろんSSD1TB×2台
- メモリはもちろん32GB
- グラフィックも(無駄に)PassMark10倍くらいのもの
- 23’ぐらいのモニターが3枚挿せちゃう
はぁ…ノートとはケタ違いですな。
音楽製作するなら、やっぱり机に向かってデスクトップ使うのが圧倒的に得だ、と言う事を痛感。
喫茶店とかでMacに向かってちょこまか作業している方をよく見かけますが、やっぱり不便なんだろうなぁ、と思うのでMacへの引っ越しも却下。
そもそも
20万使う気ないしね。
今のPassMark3000台のCPUだわ、ルートドライブはSSDだけど、プラグインを入れてあるHDDはSATA IIだわ、メモリだけは16GBあるけれど。みたいなi低速ノートでも何とかなっていますし…
…と今回調べていた所、現役ノートPCの2台目のHDDは「バスはSATA IIIなのに、HDDはSATA II」て書いてあるのを発見。
これはもしかしたら
HDDを、SSDに換装するだけで結構イケてしまうのではないかと言う感触を得ました。
ヒツジ先輩のブログ(→BTOパソコン.jp)によると、今フラッシュメモリは価格下落傾向との事(→この記事)。
こりゃあ、買い替えとか言わずにSSDに換装しようかな
ホントだ。1TBで13,000円くらい。
遠い昔、80286(→Wikipedia)の自作PCにアキバで買ったジャンクのマルチ音源を繋いでいた頃に比べれば十分な環境じゃぁないか、と自分に言い聞かせます。
で、結論
どうしても、机に向かって製作できないと言う事情がない限り
DTMにはデスクトップPCを使いましょう。
と言うのがあらためての結論でした。
あ、ストレージはゼッタイSSDね。ここ重要。
そんなこんなでお粗末様でした。
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