何事も思った以上に手間のかかるものでして。分かっちゃいるのに見通しは常に甘く
こんにちは。imoimoです。
新しくプロジェクトを作って、ノーアイデアから行き当たりばったりに製作しておりました。
途中、プツッと落ちた後エディットデータがどうにもこうにも読み出せなくなりまして。
過去のエディットを読み込み直して復旧しておりました(→[TRACTIONが落ちて復旧] 1週間前の出来事)。
何だか前よりも調子良いぞ!と調子に乗って完成間近まで進めて参りましたが(→[PCは鍛えれば強くなるか?て話] 2日前の出来事)。
一旦保存して終了。PCを再起動したところ…
…TRACKTION T7-DAW。起動すらせず、と言う事態と相成りました(→[TRACKTIONも起動せず] 半年前にもあった、て事)。
TRACKTION T7-DAW
天才Julian Storer氏の手になる合理的設計思想に溢れた無料フル機能DAWです(→ダウンロード)。
おかしいと思ったんだよね。
トラックを増やせば増やすほど負荷が減って調子が良くなるものだから、絶好調だぁ!と浮かれておりました。
念のためエディットのファイル名を変えつつ小まめに保存しておりましたが、いざ一旦終了してPCを再起動したところ、ほぼ降り出しに戻りました。
どのエディットも読み出せないわけです。
絶好調だったのは、流れ的にたまたまメモリ割り当てとかがうまい事言っていただけの様子。あらためて読み込みなおすとジャムって落ちる、と言う現象なのかなぁ。
結局、前回落ちた1週間前辺りまで逆戻り。
はぁ。賽の河原
それにしても
経験的には、何かのプラグインを挿した途端に落ちるのがお約束。そうなるともうテコでも読み出せません。これは納得行く話でもあるわけです。
でも、今回は直前まで絶好調に動いておりまして。わざわざ名前も変えてエディットを保存。普通に終了したわけです。
気持ちも新たにエディットを読み込もうとすると、どうにもこうにもアウト。
もうこうなったら道端に座り込んだ駄々っ子同然。終了処理もほったらかしで異常終了します。一部のプラグインのプロセスがメモリに残ったまま。
色々試して
別の小さなプロジェクトを開いておいて、問題のエディットを開こうとしたところ。散々あがいた挙げ句にプツッとダウン。
ところが。
再生した覚えもないのに、画面が全部閉じた後に超低速で曲が再生されたり。ホラーか?て感じ。呪いの曲かと思った。自分で作っているものですが。
昨夜分解されたことを恨んでいるのか?ノート君(←多分無関係)。
TRACKTIONに限らず
「フリーのサンプラー系プラグインはメモリ管理がいい加減だから落ちる」とちょいちょい語られております。
ゆるーくやっておりますもので、フリーは基本。サンプラー系はバンバンです。
どこまでをサンプラー系と考えて良いのかも諮りかねますが。思うに、プレイヤーのモジュールとサンプルデータが切り離されている様な仕様のプラグインでトラブルが多いのかなぁなどと思います。
そう考えると
LABSやVSCOみたいなものに限らずKONTAKTもSampleTankもIndependenceもあかんのではないか、ヘタしたらSforzandoもTX16Wxもダメなのかっ?と言う話にもなりそうで。
なぜなら、どのプラグインもきちんと有料版を出していて、その機能限定版みたいなものがフリーなわけですから。「いい加減だから」とか言う意見には今一つ賛同し兼ねるわけです。こりゃあもうフリーとかそう言う話では無いのではないか、と思うわけです。
たくさん挿すなっ!て言われればまぁ納得も行きます。
LABS
Spitfire Audioの無料サンプルプレイヤー。無料のサンプルも10種類以上あります(→ダウンロード)
VSCO-2 CE
Versilian Studiosのオケ音源。有料版はマルチ音源ですが、無料版のCEはロンプラーです(→ダウンロード)
KONTAKT PLAYER
多分世界標準的なサンプルプレイヤーKONTAKTの無料版。色々制約があります(→ダウンロード)。
SampleTank
云わば西の横綱的なサンプルプレイヤー。
バージョンアップしたら無料版やめたみたいです(→公式ページ)。2020.3.17追記
無料版ちゃんとリリースされました。SampleTank 4 Custom Shop(→ダウンロード)。
Independence Free
ちょっと老舗感がありますが評価の高いサンプルベースの無料マルチ音源(→ダウンロード)。
Sforzando
多分世界標準的な無料サウンドフォントプレイヤー(→ダウンロード)。
コレ挿して落ちた事はないし、落ちた、て言う話を聞いたこともありません。
TX-16Wx
マルチティンバー対応の無料サンプルプレイヤー。新進気鋭扱いされがちな、機能豊富なプラグインです(→ダウンロード)。
そう言えば、UVI Workstationは?
UVIの製品を使うには必須のプレイヤープラグイン(→ダウンロード)。
これみんなダメ、て言わちゃったらもうMIDIは諦めろ、と言う様なものではないかと思います。
悪態を吐いていても、アカンものはアカンわけでして。
読みだせないエディットファイルからせめてMIDIデータだけとか抜き出すツールとかないかなぁ、と思うのですが見つけられません。まぁ需要もそんなに無さそうだし。せめて各DAWに対応できるツールを作ったら結構人気出ると思うのだけど。自分では作れるはずもなく。
きっと技術的には可能ですよね。例えばプレステのディスクから動画を抜くソフトとかあったし。ゲーム系だと需要があるもんだから各種探せばあるもんですが。
結論。潔くやりなおす。
まあ、また1週間もすれば追いつけるだろうし。締切があるわけでもないし。
でもね。同じようにやって行ったらまた必ず落ちるだろうから、そこは対策を取らなくてはなりません。
現在の計画としては
- あっちこっちチョコマカ作らず、1トラックずつ復旧させて行く。
- 復旧したトラックはレンダリングしておく(バウンスの事)。
- レンダリング前に、MIDIデータを空のトラックにコピーしておく。
と考えます。
今迄の対策が無駄だったと言うのはショック。
今迄の対策は
- 小まめにエディットデータを名前を変えて保存する。
- 念のためトラックのデータを一旦書き出しておく。
- プロジェクト自体を分ける。
と言うものでしたが、対策としては不十分と言う訳でした。
いずれにしても、完成はほぼ見えておりますので、とっとと仕上げてしまいましょう。
そうして、Cakewalk by BandLabにDAWを戻そうと考えます。
Cakewalk by BandLab
TRACKTION T7-DAWの前にいじっていた無料DAW(→ダウンロード)。
たしか、Cakewalkがやたらと落ちるからTRACKTIONにしたんじゃなかったっけ。
「サカリの付いたアホ学生じゃあるまいし、大人しくREAPERに帰って来なさいっ」と天の声が聞こえている気もします。
REAPER
主に海外で評価の高いDAW。タダでも使えますが原則有料です(→ダウンロード)。
そんなこんなでお粗末様でした。
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