九十を以て半ばとす。わかっちゃいるけどねぇ
こんにちは。imoimoです。
行き当たりばったりにやっていた製作も、そろそろ完成が見えて来た、と言う所です。
今回使っているDAWは、それまで使っていたTRACKTION T7-DAWから切り替えてCakewalk。
TRACKTION T7-DAW
ちょいとマイナーですが、徹底した合理主義に貫かれた軽快総合無料DAW。
2020.6.9
バージョンが上がって、現在はWaveform Freeが公開されています(→ダウンロード)。
Cakewalk by BandLab
超有名なSONARが無償公開されて、益々ユーザーが増えている総合DAW(→ダウンロード)。
今回の趣旨は、良い曲を作ろうとかではサラサラなくて。
- TRACKTIONがちょいちょい落ちるから、Cakewalkも以前に落ちたけれどたまたまだったのではないかと気を取り直して試してみた。
- 製作をMIDIのまま最後まで突っ切るのではなく、途中でオーディオに変換してから音決めしてみたかった。
- 折角買ってみたSynthmaster Player(とは言え最下位モデルだから安物)を使ってみた。
と言う事でした。
ちなみに、Synthmasterと言うのはトルコの有名プラグインシンセでして。
1、2、プレイヤー、フリーと現在4種ラインナップされている様です。
見た目がモデルによって全然違う理由は不明です(→公式ページ)。
Cakewalkは落ちるのか
結論から言うと、それ程でもない。と言う事でした。
よく「SONAR、て落ちるよね」と言われておりますが、名前が変わっただけで中身は同じ様だし、前回使った時は物凄く早い段階で落ちたので「やっぱり」と思ったわけですが。
使い方次第ではそうそう落ちないみたい。今回も落ちたのは1回だけでした。
落ちるのはCakewalkのせいと言うよりはプラグイン由来の事が多い様でして。
体験的には
サンプラー系のプラグイン、特に幾つも音色を切り替えられる様なタイプを複数挿すとアウト。
無料だけど認証が要るとか、期限メッセージが出るタイプのプラグインでたまにアウト。
その他意味不明にアウト。
と言う事の様です。
要は「タダ」のプラグイン由来、と言う結論。
imoimoの場合だと要注意プラグインがこれら
- Versilian Studios(→公式ページ)のMiscellania II(→ダウンロード。有名プラグインだし、うまく行く方が多いです)。
- Image Line(→公式ページ)のAutogun(→ダウンロード。あのFL Studioのメーカーなんで本来は信頼度抜群です)。
- Tunefish 4(→ダウンロード。でもとても良いシンセなので拡張版のSprikeをよく使います。)
- Roberson AudioのRA Mowg(→ダウンロード。音は良いのですが、今はMiniMogue VAをよく使います。)
この辺を避ければ大丈夫な様です。
但し、TRACKTIONと比べると起動に時間がかかります。
TRACKTIONでもプラグインの問題は同様ですが、自動バックアップ中に設定を変えるような操作をしたり、プラグインの読み外しとかをすると落ちる事がありました。こっちの方がプロジェクトファイル自体が読めなくなるので被害甚大。
概ねどっこいどっこいですかねぇ。
途中でバウンスする意味はあったのか
結論から言うと、面倒だけど便利。痛しかゆしと言ったところ。
単純に、マシンパワーがあればそんなことやろうとも思わないのですが。
プロジェクトが壊れてもオーディオファイルが残る、と言う保険の意味が大きかったのですが、結局プロジェクトは壊れなかったので出番なし。
一方、動作は軽いので音決めはラクチンでした。
Cakewalkでは、「トラックにバウンス」と言うメニューがあって、指定したトラックをオーディオに書き出して新規オーディオトラックに載せてくれますが。
もう一つ「エクスポート」と言うメニューの中にもトラックごとに別々に書き出す機能があります。こちらを使えば一発で全部オーディオに書き出せちゃう。
でもその後にもう一度トラックに載せ直す必要があるので、一長一短。
MIDIトラックを残してあるので、手直ししたい時はもう一度オーディオに書き出して、以前のオーディオトラックを削除すればOKでした。
FXのプラグインも設定を変えずにトラック移動できるしね。
しかし自滅
一通りオーディオに書き出して、さてミックスしよう、と言う段になって
テンポ落としたいっ
気持ちになったのでした。
オーディオを伸ばす方法もある様ですが。
粗くなったり単純にピッチが落ちたりとあまり良い経験が無いので、ここは潔くもう一度書き出しなおす事にしました。
BPM=160を152にするだけなのですが、オーディオトラックでやっていると結構厄介です。
そういう訳で教訓「曲はカッチリ作りましょう」。やりゃせんけど。
Synthmasterは良かったのか
Playerはプリセットだけなので、音は作れません。
でもかなり良い音です。「シンセ」なんだけどナチュラル。奥行きのある音です。
FX類もきれいな出音です。
…と、ありきたりな感想なのは結局あんまり使わなかったから。
最初に決めた音が良い音で、そのままトラックひとつ出来上がりになってしまったのでした。
むしろ他に挿したZebralette(→ダウンロード)だの
Sprike(→ダウンロード)だの
のエディットに時間を取られてしまったのでした。
そうそう。
何だか、検索ワードでよく”Cakewalk シンセ 無い”と言うのが使われている様でして。
シンセも無かったっけ。
あんまり気にしていませんでしたが、手っ取り早くシンセの音入れたい時には、Synthmaster Playerはかなり良いと思います。
なにしろ、大抵の「シンセ音」がプリセットで用意されていますので便利です。
しかも、今日では無料版も出てますしねっ。
2020.6.9
そもそも
プリセット運用のみのプラグインにそんなに時間を取られるわけもなく。
エディットのし甲斐のありそうな出音でしたので、エディットできるSynthmaster1や2はきっと良いのだろうなぁ、と思います。
万単位のプラグインなんでまぁ買いませんが。
かくして、テンポ修正のせいでやり直しとなったオーディオへの変換ですが、無事全部変換し終わりました。
そろそろミックスダウンして仕上げてしまおうと思います。
そんなこんなでお粗末様でした。
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