揚げ饅頭にかりんとう饅頭。旨いけどひとつでいいや
こんにちは。imoimoです。
旧作を手直ししようとやっております。今回引っ張り出したのは2年前のREAPERプロジェクト。
REAPER
主に海外で評価の高い軽量総合DAW(→ダウンロード)。
タダでも使えますが基本的にドネーションウェアです。払ってね。
FXの類をいったん全部外して、骨組みだけにしてやり直しております。
先日、プロジェクトが崩壊(→[またやってしまった…])して読み出せなくなったのでもう一度やり直し。ドラムから音決めし直しております。
キックがズドーン
メタルにありがちなパチパチ言うキックも良いけれど。パチパチだけじゃ軽いわけでして。やっぱりズドーンが良いな、と。
そもそもパチパチだって、ズドーンを重くしたから必要になったのだろうと思います。
挿さっているのはMT-POWER Drum Kit 2。
無料のドラム音源です(→ダウンロード)。
パラアウトできるので、キック単独で音を決められます。
キックの音をよーく聞いてみると、耳の悪いimoimoにも幾つか要素が聞こえて参ります。
- ズンて言う低い音
- パチて言うクリック音
- ボォンて言うよくある音
EQでパチとズンが残るようにボォンを少し抑えました。音が締まった感じ。
ちょびっとリバーブに回すとズンがズンォーンみたいになってパワーアップ。
でもね
一緒にホォーンみたいな残響も残ります。これ間抜けだなぁ。
かたや、パチパチも響くので何だかレコードのノイズみたい。そんなキック聞いたことないよぉ。
こりゃあ余計、てもんだと言う話でして。
リバーブには一切回さない手もありますが、ちょっと未練。
他のドラム音源、例えばDruminatorでは同じパラアウトでも太鼓ごとではなくてマイクごとの様な分け方。
Druminator
人気の高い割安ドラム音源(販売終了かも。→【Audio Assult】)。
しょっちゅう特売やっておりますが、定価は$24.99となっております。
そのためキックには二系統出ております。ズンとパチパチが別みたいな出方。
なるほどねぇ、と今更ながら納得致しました。
そうか
分ければ良いのか。と言うわけで、バストラックを追加する事にしました。
MT-POWER Drum Kit 2からパラアウトで出て来たキックのチャンネルにセンドを追加。全部で3つ出す事にしました。
- パラアウトを、もう一度まとめるためのバス行きセンド
- リバーブへのセンド
- 追加バスへのセンド
マスターへの出力は切りました。
追加したバスへのセンドはFXの前に回すようにしました。
よくあるセンド設定で、REAPERも
- post FX(FXをかけた後にセンド)
- post Fader(センドのレベルを本線の音と連動)
- pre FX(トラックに入って来た音をそのままセンド)
の3種類選べるので、[pre FX]を選んでセンド。
要するにMT-POWER Drum Kit 2から出てきたキックの音を二つのトラックに分配した、って言うだけの事ではあります。
バスで受け取ったトラックのEQでは高域をガッツリ切って、ズンだけを取り出そうと設定しました。
ボォンを抑えてズンだけにしようとすると、imoimoの安物イヤホンでは音が再現できず聞こえているのかいないのか不明みたいな状態にもなります。
まあかすかに倍音が聴こえているのであとはスペアナ頼りな部分もありますがどうにか抽出完了。
ここからリバーブに回してみたところ、ォーンがいい感じに響くようになりました。
イメージは
その昔の映画「ジュラシックパーク」(→Wikipedia)の、Tレックスの足音が響いてコップの水が揺れるシーン的なキック。
その後「少林サッカー」(→Wikipedia)でもパロっていらっしゃいます。
このシーンの前ね。
とにかく、ズドーンな音。でも帯域を喰って欲しくもないし、音がモゴモゴしてもダメ。
リバーブへ送るのはちょびっとで良いみたいです。
あぁ。何だか凝った事やってるな感にご満悦。意味があるかどうかは二の次。
そんなこんなでお粗末様でした。
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