メロディーは何で入れる?て話

スポンサーリンク

ビル街ではすぐに傘がお猪口になるタイプ

こんにちは。imoimoです。

新しいアイデアが何も思いつかないので、2年前の旧作を引っ張り出して手直ししております。

歌モノぽい構成です。

「弾かない」「歌わない」「録らない」を基本姿勢にしておりますもので、メロディーラインはシンセで入っておりました。

シンセで

メロディーを入れると、どうも場末感が一気に増します。

地方コンビニのBGMとかで、よくヒット曲の打ち込みカバーがかかっていたりします。

知ってる曲だし、上手く打ち込みしてあるのでカッコ良かったりもするのですが。

何故か歌の部分がシンセである事が多くて。一気にダサくなってしまっております。折角の苦労が水の泡な感じ。

…そんな場末感が一気に出てしまうわけです。

そこで

たまにはボカロ系のものをやってみようか、と当初は考えておりました。

残すところメロディーラインのみとなりまして。いよいよ手を着けなくてはなりません。

VOCALOIDはずっと敬遠しておりまして。理由は

  • 歌詞を作らなくてはならない
  • 萌え系のノリが苦手
  • かわいい感じの声質が苦手

要するに

お金がかかるから

てす。

ところが

世間的には産業的な要請もあって、音声合成技術は結構研究されておりまして。HAL9000ぐらいの話しっぷりは既に当たり前。

HAL9000

こんな目の、多分世界一有名な人工知能(→Wikipedia

2018年にはクラウドファンディングによりAlexa搭載で実売されたそうです(→[HAL9000 Life-SIze Replica Products])。

チャッピーぐらいお喋りなヤツもそろそろいそうです。

Chappie

よく喋る純真な人工知能(→「チャッピー」/ニール・ブロムカンプ監督,オフィシャルサイト

そんなわけで、無料で歌声合成できるものも結構あるわけでして。

無料で利用できるものだと

UTAU

多分いちばんメジャー。VOCALOIDがWindowsやMacだとするとLinuxみたいな立ち位置(→ダウンロード)。

2008年公開でここ数年は落ち着いてる観もありますが、Linux的に有志の方の製作音源が多数あります。

CeVIO

産学共同的なプロジェクトによる音声合成ソフト(→公式ページ)。

CeVIO Creative Studioは無料ではないのですが、歌声合成機能の部分をタダで使わせてもらえるページがあります。

Sinsy

歌声合成をしてくれるオンラインツールです(→[Sinsy])。

AquesTone2

VSTiなので、DAW内で使えるもの(→ダウンロード)。

なんてのがよく知られています。

取り敢えず、挿すだけで使えるからAquesTone2を挿しました。

AquesTone2はサンプリングのデータで鳴らすのではなくて、波形を合成して出音するので「中の人」はいません。

和音が鳴らせる所も特長。これなら歌詞付きのバックコーラスとかできちゃいそう。

うーん。それでもやっぱりお上品な音色と言うか声質です。

どちらかと言うとヴォコーダーぽい感じ。

VOCODER

かつてはこんな格好だった機材(Roland SVC350)。入力信号Aに対して入力信号Bの包絡線情報をぶつけて変調する機材でした。

無料プラグインではTAL Vocoder(→ダウンロード)が手軽。

波形合成で作られているので、声色が電子音から男声、女声とシームレスに変形するとこが不思議。

母音と子音のバランスを調整したり、ノートをスラーでつなげたりで色々表情が付けられます。

何分、こういう音声合成系のものから逃げまくっているので気分は初めてシンセに触れた時みたい。

面白いのだけど、どうやら思っている声質にはならなそうです。

どんな声質を欲しているかと言うと…

Mike Vescera(→Wikipedia)さん。

我ながらなかなか無いよね、と思います。

そんなこんなでお粗末様でした。

曲作り
スポンサーリンク
スポンサーリンク
imoimoをフォローする
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました