忌むものを遠ざけるのと、無いことにしてかまととぶるのとは大分違うわけで
こんにちは。imoimoです。
旧作の手直しをやっておりまして。
使っているDAWはREAPER。
REAPER
主に海外で評価の高い軽量総合DAW(→ダウンロード)。
タダでも使えますが基本的にドネーションウェアです。払ってね。
ギター音源にはsforzando(→ダウンロード)にUI Standard Guitar(→ダウンロード)を読ませております。
UI Standard Guitarは
コントロールチェンジの24番で弾きっぷりを変えられると説明書にありました。
あぁ。CC。
打ち込みに大切な機能なのは分かっていますが、どうも苦手種目。
ピアノロールやスコア表示だとよく判らないし。ステップ入力だと今度は流れが分からなくなっちゃう。
リセット命令とかもうまく行かなかった過去のトラウマがあったり、変更したCCを戻し忘れたりと良い思い出がありません。
全ては自分のいい加減な性格のせいではあります。
とは言え、興味本位でちょっと入れてみたい。
現代では
いちいちイベントを入れずともMIDIリセットはDAW側でかけてくれるみたい。
他にもオートメーション機能が大抵付いていて、パンやフェーダーばかりかVCFのCut Offとかも自動的に動かしてくれます。
今回はビブラートをオートメーションで加えました(→[続 UI Standard Guitarでビブラート])。
遠い昔は、こんな操作をMIDIで打ち込むと、ノート情報よりもCCの方が多いところができたりして、ワケが分からなくなる事もありました。
一体どうなっちまってる事やら、とMIDIデータを見てみます。
トラックのエディット画面で「Event List」に表示を切り替えてました。
ありゃ。一つもCCが記録されていません。音符のノート信号ばっかり。
そりゃそうだ。
オートメーションを加えると、トラックを新しく作って、こちらからCCを流し込むのだから、演奏トラックに記録する必要はないのでした。
世の中便利になりましたねぇ。と同時に、ワケ分からなくなるのは自分だけじゃなかったのね、と安堵。
気を取り直して、CC24 Rel_Shapeと言う機能を入れてみます。
何小節目の何拍目かを覚えていれば挿入箇所はすぐ分かりますが、イベントリスト(昔の呼び方ではステップ入力?)のまま再生を押すとダダダーッとリストがスクロールして行くので目当ての所で止めてもOK。
まあ実際は挿入箇所を指定するのでどこで開いても構いませんが、やはり前後関係を確認しないと思わぬトラブルになりそうですし。
遠い昔
ライブ中にMIDI信号がちょっと欠けて音が鳴りっぱなし。どうにもこうにも電源オフと言う事多数だったもので、とにかくMIDIに対してはビビるわけです。
右クリックから「Insert new event」を選びます。
挿入するイベントを設定します。
「Type」はNoteだと音符入力になるのでControl Changeに変更。
「Position」はXX.YY.ZZで表示されるので、XX小説目のYY拍目の百分のZZ拍目
と指定します。
例えば56小節目の3拍目の裏の裏だったら56.3.75みたいな感じ。
で、「Controller」に目当ての24番を入れます。
「Value」で値を入れるのですが、UI Standard GuitarのCC24 Rel_Shapeに関しては、説明書によりますと
・CC24 Rel_Shape
ノートオフ時のリリーススタイルを選択します。
(5種類のリリーススタイルと2種類のアクションリリース)コントロールチェンジ値
02~15 Basic
16~31 Hard
32~47 Agressive
48~63 Agressive2
64~79 Position Change
このパラメーターは重要な機能の一つであり、エレキギターの打ち込みをよりナチュラルに仕上げます。*アクションリリース
・自動スライドアウト
コントロールチェンジの値が80~127の間はサステイン、スライドダウン、スライドアップ、プリング、ハンマリング、スライドイン、擬似レガートのリリース音がスライドアウトとなり、
リードギターを打ち込む時に効果を発揮します。
(ミュートダウンのリリース音はアップストロークになります。)・自動オルタネイト
コントロールチェンジの値が96~127の間はサステインダウン、ミュートダウン、フレットミュートダウン、ブラッシングダウンのリリース音がアップストロークになり、
スラッシュメタルのバッキングの様に同音を連続して鳴らす場合に効果を発揮します。ノートオフから次のノートオンまで再生され続けるので、リリース音を強制的に切りたい場合は
B-1を打ち込むことにより強制的に余韻を消す事が可能です。-以上Unreal Instruments Standard Guitar「説明および注意事項.txt」より-
とあります。覚えきれませんが、詰まる所音の切りっぷりを色々と変えらえると言う事の様です。
そこで、普段はBasicで弾いていて、ブリッジの部分だけHardに弾いてもらうことにしました。
と言うのも、Agressiveにしてみたら結構なアグレッシブぶりになったので全体にかけるのは危険と判断しました。
確かに、部分々々で細かく設定すると抑揚がもっと付きそうです。
どうにもこうにも
キリがないわけでして。
そろそろ新作のアイデアも少しは出て来そうだし、手直し完成と言う事にしてしまおうかなと思い始めました。
ハイ。要するに飽きてきた、て事です。
今回やろうと思っていて諦めたものは
- 歌声合成ソフトでボーカルぽいのを入れる
- ドラムプラグインを変更する
そして
- UI Standard Guitarでもっと作り込む
辺りです。まぁその内やってみる、てことでそろそろバウンスしちゃおうと思います。
そんなこんなでお粗末様でした。
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