開店記念半額セールのスパゲティ屋さん。意外と混んでいなくて半額ぐらいじゃあみんな釣られないのね
こんにちは。imoimoです。
行き当たりばったりの製作をやっております。今回のお題はツインドラム。
いい加減に作っている割には、一応骨組みが出来上がりまして。このまま行けばその内完成を迎えられそうです。
打ち込みでドラムを二人にする意味があるのかどうかはさて置き。2台で鳴らしていると、バランスがよく分からなくなるみたい。
最初に、それぞれの音決めを大体やっておいて作り始めたのですが、途中で色々バランスとかをいじってしまっておりました。
あらためて一人ずつ聞いてみると、えぇっ!?と言う音になってしまっております。
ひとりは
かなり硬めのキックとスネアですが、シンバルたけがやたらとデカくなっておりました。
一体いつの間にこんな風になったのか…無意識、て恐ろしい。
もうひとりは
キックとスネアはズドーンみたいな深さなのに、タムはお囃子みたいな軽さ。シンバルは物凄く遠い音。
最初の音決めはどこへやら。ちぐはぐな音に変貌しております。二人で叩いていると違和感無いのに残念。
これでは
ツインドラムじゃなくて、巨大な一つのドラムセットみたいな感じ。
日頃。ギターのダブルトラッキングも、ひとりが左右に立っている感じじゃなくて、二人が弾いている感じにしたいわけでして。これをドラムでやってみたかったのに趣旨から外れております。
あらためて各ドラム単体で音決めし直す必要が出て来ました。
そもそも、二人の音場が違い過ぎ。共通のリバーブを使っているはずなのにいつの間にかセンドのバランスがハチャメチャになっております。
分離を良くしようと、キックやスネアのスペクトラムを少しずつずらしたつもりが、逆に聞こえづらいからとリバーブを増やしたりしてしまったみたい。そう言う付け焼き刃な修正の顛末でした。
カラオケでエコー上げ過ぎちゃうのと同じ感じかも。
苦戦が予想されるのが、パラアウトの仕組みの差。
ドラムAのMT-Power Drum Kit 2は
MT-Power Drum Kit 2(→ダウンロード)
キックはキック、スネアはスネアと言うリズムマシン的な分け方のパラアウト。
ドラムBのDruminatorは
Druminator(販売終了かも。→【Audio Assult】)
Room、Overheadと言ったマイクセッティングに沿ったパラアウト。
音の回り込みとかがあるので、シンバルやハット単体の音をダイレクトに調整する事は結構難しいです。
クラッシュだけにエンハンサーやコーラスをかけるみたいな事がやりづらいわけ。ましてやフランジャーとかかけたらスネアにも微妙にかかっちまう感じ。
シンバルにフランジャーと言うとどうも思い出してしまうCozy Powell様(→公式ページ)。
いつもいつもかけていたわけではありませんが…
プラグインにプリミキサーが付いていて、バランスやFXを設定してパラアウトする発想で作られております。
そこまでやってのパラアウトなら、まとめてバスで出しちゃっても良い気もしますが。
聞いた感じは
どちらもパワー系のドラムで路線は似ております。
何もしなくてもそれぞれ良い音で鳴りますが、不思議とDruminatorの方がリアルな感じ。この辺がマイクセッティングに沿ったパラアウトならではなのかも知れません。
無料と有料の比較なのでそのくらいの差はあっても良いかも知れません。とは言えMT-POWER Drum Kit 2も元々は有料プラグイン。Druminatorも今でこそ$24.99ですが、元々は$70以上していたのでグレードはどっこいなのではないかと思います。
問題は
この音場的に毛色の異なる二人をどうやって1ステージに並べるか、てぇ話でして。
音場とか空間とかの調整は正直超苦手種目。
苦手種目だらけなので何を今さらと言う感じではありますが、正直面倒くさいのです。
ここはひとつ、ココロのto doリストに「ドラムの音の決め直し」とでもメモして、先に曲作りを進めることにします。
でもそれは明日からにしよう、と。
そんなこんなでお粗末様でした。
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