何年ぶりかでコーラゼロ飲んだけど、やっぱ普通のが好きよ。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今作っているのはバンドとオケの合体もの。入れるパートもとうとう残すところあと2つとなりました。
ピアノとハモンドね。
既に、入れる必要性は全く感じられないくらいにトラックはパンパンです。でも作り始めの時に決めちゃったのよ。今回はキーボードさんが居るバンドとフルオケを合体させるってね。
その決意に何の意味があるのやら。
少しだけ空耳が聴こえるからピアノから入れよう。
キーボードさんのパートは、既にシンセが3台分入っています。両手で間に合う様にピアノを入れよう。
打ち込みなのにそこはこだわるのね。
意識していないと際限なくなるからよ。
新しいトラックに挿したのはオーソドックスにPiano One(→ダウンロード)。
YAMAHA C7コンサートグランドをサンプリングした無料音源です。
日本人にはなじみのある音色。ふくよかで女性的かな。
NeoPianoって言うプレイヤープラグインにPianoOneのサンプルを読ませて鳴らす方式です。
ピアノの音源はタダのものから何万もするものまでたくさんあって。もしかしたら音源の中でピアノが世の中一番たくさんあるんじゃないかしら。
遠い昔、まだラジカセとカセットデッキのピンポンで宅録の頃。家にはアップライトピアノがありました。マイクで録ると鳥の声とかサイレンとかがすぐ入るから凄く嫌だったのよ。台所の米研ぐ音とかもね。
でもエレピを買う金なんてあるはずもなくて。そもそもエレピと言うとローズとかクラビしかなかった頃だからピアノとは別物でした。
ファンクの人がよく使っていたイメージのクラビネット。性格のネジくれ曲がったチェンバロみたいな音が出ました(褒めてるつもり。いい楽器なのよ。→【Clavinet.com】)。
部室にあったローズじゃぁ当時のリッチーなりきり少年達の爆音には全然勝てなくて、ガンガンやりすぎて指から血ぃ出たっけ。
そう言う乱暴な音を出す楽器じゃないのよ。
その後CP-80が出て気は晴れましたが
ちゃんとピアノの音がして、コーラスもかかったCP-80。
買えるはずもなく。スタジオにあるのもレンタルできるのもせいぜいCP-70Bまででした。
73鍵だったのです。でも上にシンセ積めたからスタンドを節約できました。
その後DX7が出て、デジタルシンセのピアノは結構それっぽいよねとなりました。
ご存知元祖フルデジタルシンセ。
PCM音源とかサウンドカードの頃になっても、ピアノの音って結構明るくて軽かったと思います。
この様に。
子供の頃から基本的にピアノと言うとYAMAHAさんの音で育って参りました。
ガッコはスタインウエイだったけれど、触らせて貰えたのは2回くらい。育った音とはなんか違って感じたっけ。
ローズが嫌でCP80が好きって事は、煌びやかで明るめの音が好みと言う事になる様です。
DX7のピアノも、標準で入っている音は結構派手目だしね。
同じくYAMAHAのC7セミコンサートグランドをサンプリングした音のPiano Oneですが、ちゃんとサンプリングしている事もあって音は結構ふくよか。
要するに育った音と比べると太くて重いのよ。
空耳で聴こえていた部分をPiano Oneで鳴らしてみて。
おっかしいなぁ。なんか地味だわ。
それでいて存在感がしっかりあるから、あっピアノって聴こえます。
良くなると思ってたんだけど、なんだかパッとしないなぁ。
Piano Oneのせいじゃなくて、空耳がおかしいのだと思います。
空耳はピアノじゃなかったのかも。
世の中ピアノの音はこだわる方が多い様でして、サンプル系の音源には大抵「○○をサンプリングしました」て書いてあります。クラリネットとかではあんまりそう言う話聞かないよね。
値段が高ければ良いって言うわけでもない様で、ちゃんとCP80のサンプル音源とかDX7ピアノのサンプルとかも世の中にあるわけです。
ちょっとカスッて言う音が目立ったCP80の音源を探す方が良いかな。あるいはもうDX7のピアノにしちゃうとか。
それならDEXEDでピアノを鳴らせばよいのか。
無料DX7クローンのDEXED(→ダウンロード)。超有名。
実機について来たライブラリの音色データはここにあります(→【YAMAHA BlackBoxes】)。
でもさ。
キーボードの居るバンドとフルオケの合体ものを作ろうって言う企画で、キーボードさんのピアノがDX7って言うのはなんかちょっと嫌よ。やっぱグランドピアノだよね。
思ったほど良くなかったけれど、ここはPiano Oneでグランドピアノ弾いてることにしよう。
何を求めて作っているのやら。
そんなこんなでお粗末様でした。
コメント
ダウハックさんの記事(サイトリンク参照)で紹介されていたのですが、Boz Digital Labs「New York L 1991 Lite」が期間限定で無料配布中です。
SOUNDPAINTでも、無料のピアノ音源が配布されています。(恒常)
残念(?)ながら、どちらもSTEINWAYの音源ですが。
実際の曲作りには関係しませんが、鍵盤の操作感としてはPianoONEより好きですね。
PianoONEが、鍵盤を一音一音クリックしないと鳴らないのに比べて、上記のインターフェースは鍵盤上をドラッグで鳴らせます。つまり実際のピアノでやるグリッサンド奏法ができるわけです。(DAWでの作曲には無関係ですが)単純に触っていて楽しい。
YOSHI様
いつもありがとうございます。
SOUNDPAINTも行ってみます。
スタインウエイには、以前どこかでも書いたのですがトラウマがあって。
スタインウエイだからと言うよりはグランドピアノだったからなのでしょうが、出だしがピアニシモの曲を人前で弾く事があって初っ端の音が鳴らずに赤っ恥を書いたことがありました。
練習嫌いなクセにショパンを弾こうとした自分が悪いんですけどね(笑。
でもペダルを踏むと鍵盤が丸ごとガコッと動くソフトの仕組みには感動したものです。
また色々と教えてください。
宜しくお願い申し上げます。