かりんとう饅頭が好き。そこら中でお土産だけど、冷凍なのね
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回はバンド形式とオケのコラボっぽいものを作ろうと言う企画。なのですが…
行き当たりばったりで作れるほどオケは甘くは無いようです。先にバンドのトラックを作ってしまったのも運の尽き。隙間がなかなかありません。
オケのトラックはまだ弦パートを少し作っただけなのですが、Vn×2とVaだけで既に行き詰まっておりました。
バッキングで鳴らすなら
シンセのストリングスで良いじゃない。同じ事やるのにわざわざ何十人も呼ぶほどの贅沢はできませんで。
ギターリフがみっちり入っているのでオケっぽい主客交代や情景変化をし辛くなっております。こんなにギター入れなきゃ良かった。
そもそもクラシックの作曲も編曲も知らんわけだし、勉強は三度の飯より大嫌い。なんちゃってクラシックで良いのだけど、バランバランなアンサンブルになっておりました。
そこで
一旦バンドは無視して、同じ曲をオケでやるつもりで作ってみようと思います。
ギターやドラムはミュートして、弦パートだけで製作を再開しました。
バランバランだった理由を考えますに、
- 和声が開きすぎてハモらない
- パート間の距離が開いたり閉じたり逆転したりと一貫性がない
- 8度ユニゾンで動く所に必然性がない
つまりはハチャメチャな譜面過ぎる、と言う事みたい。
落ち着いてパート譜を修正して綺麗にアンサンブルになるようにして行きました。
思いつくままの行き当たりばったりで作っていると、確認が大切でして。
まずは各パートをソロで聴いてみて調整。やっぱりノッて弾ける方が良いだろうしね。
次にアンサンブルにしてみて調整。出番が入れ替わりながら全体としてまとまる感じを出したいわけ。
まあキカイ相手だからそんな気配りも不要でしょうが、やはり人間的な部分を考慮した方がすっきりまとまる様です。
突飛な事をやってうまく行くような才能も無いしね。
どうしても
バンド形式だとパートごとに役割みたいなものが決まってしまって。
「リズム隊」とか呼ばれる様にドラムやベースが基本後衛でギターやボーカルが前衛になりがち。キーボードはボランチみたいな感じ。
マメに選手交代するとなるとジャズなの?みたいに高度になって手に負えないわけです。
その点、オケはよく考えられているなぁと思います。どこをどうやっても調和が保ちやすい編成。
そんなに優れたセットなのにハチャメチャになると言うのはよっぽどてきとーなんだなと反省しながら調整して行きました。
かくして
少なくとも3パートで鳴らす限りは結構曲らしくなって参りました。これならセロやバスも付けられそう。管の出番も空けてあるし。
結局やった事は、全体の音域を狭めて手に負える様にしたのでした。1stVnが超音波過ぎたのが一番の原因だったみたい。
そんなてきとーなimoimoにも優しいオケ音源は何かと言うと。今回使っているのはOrchestral Companionのシリーズ。
Strings
Brass
Woodwinds
の3種がある有料音源ですがオケ音源の中では価格も安めでサイズも小さめ(→製品ページ)。
しかもセールで買ったので一つ500円くらいでした。得した気分のプラグインです(定価は$69.99)。
買う前に使っていたのはVSCO-2 CE。
有料のオケ音源Versilian Studios Chamber Orchestraの無料版です(→ダウンロード)。
世間で評価が高いのはLABSだと思います(→ダウンロード)。
個人的な感想として、
LABSは
- 音は力強くきれい。
- 負荷が大きくてimoimoの低速ノートでは青息吐息になる。
- つまり貧弱な環境では諦めざるを得ない。
- オケ音源ではないので現状では弦パートしか揃わない。
と言うわけで敬遠。
その次にちょっと寄り道して
SampleTank3 CustomShopを
タダで入れて使いましたが、
- 既に終売しており、いつ使えなくなるか分からない。
- 窓の杜からダウンロードして、ユーザー登録するとまだ使えるみたい(→ダウンロード)。
- 無料版のままではコレクションが歯抜けで不自由。
- 音は繊細できれい。
- マルチティンバーで設定するのが面倒。
と言うわけで定着せず。
2020.3.15追記
Ver.4の無料版がリリースされました!!(→ダウンロード)。
そうしてたどり着いたのがVSCO-2 CEでした。
VSCO-2 CEは
- 音はアメリカンな感じで派手。
- 弦、菅、打と一通り揃う。
- VST版は複数挿しや他のサンプラーと混在させるとしょっちゅう落ちる。
- CakewalkだろうがTracktionだろうがReaperだろうが相手構わず落ちる。
- .sfz版をsforzando(→ダウンロード)に読ませて使えば素直に鳴るけど奏法の切替が行えなかった。
と、とても好きなのにリスクが大きいツンデレプラグイン扱いとなっております。
そこに来て、Orchestral Companionを買って不安のない動作に満足している次第です。
$69.99で買うかどうかは個人差だと思いますが、500円ならゼッタイ買った方がいいよ、と言える音源です。
でもね。
Orchestral Companionには打楽器が無いので、打楽器系はVSCO-2 CEを使っております。
単独で挿して、すぐにオーディオにレンダリングして外すと言う瞬間芸な使い方で活躍して頂きます。
それでも、あちらこちらからサウンドフォントやサンプルを持ってくるよりは効率的。
今回の出番はまだまだ先の様ですが。
そんなこんなでお粗末様でした。
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