十数年ぶりに行った名店は前ほどびっくりしなくて
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
兎に角練習と勉強が大嫌い。いつも行き当たりばったりなのですが、今回珍しくセオリー通りにミックスをやってみようかと思います。
セオリーと言っても、所詮は聞きかじりの斜め読み。性根は改まっておりません。
単に、ずーっと逃げまくって来たコンプを使ってみようと言う話です。
作りかけのプロジェクトの途中ですが、ドラムのトラックからFXを挿し直しております。
そもそも
まだトラックを揃えきっていないのにミックスをやってみよう、と言う事自体がセオリー無視ではありますが。まあ曲が煮詰まってるから気分転換みたいなものでもあります。
今回のドラムはDruminator(販売終了かも。→【Audio Assult】)。
たまにタダで配ったりもしている格安有料音源です。
マイクセッティングに沿ったミキサーとパラアウトができます。
FXがミキサーに一通りあるせいか、ちょっぴり重いのでオーディオトラックに書き出して外してあります。
書き出したオーディオトラックのキック、スネア、ハイハット、タム、オーバーヘッド、ルームそれぞれにコンプとEQを使ってバランスを取ってみました。
スネアには別個のリバーブをかける事にして、センドを回して単独のリバーブを挿しました。
今回、リバーブは最後に挿そうと思っていたのですが。あぁ。リバーブて気持ちいいよねぇ。
…危ないアブナい。ここで何でもかんでもリバーブに回し始めると後でひどい目に遭うのは何度も経験済み。
「素人はリバーブは最後」が鉄板と思って自戒しております。
ついついタムからも回しかけたセンドをやめました。
EQも
今回は結構真面目にやってみていて。
とは言え、耳は悪いしてきとーな性格なので根気が保つはずもなく。
結局得たコツは
- 強調したい所を上げたら、その三倍音辺りを削る
みたいなザックリしたものになりました。
コンプはそれなりにハマって参りましたが、原音と聞き比べても果たして良くなったのかなっていないのか判別できない様な状態です。
ちなみに、今回もTRACKTION T7-DAWで作っております(→ダウンロード)。
無料だし、フル機能だし、軽いのですが、ミキサー画面がありません。自分で作る感じ。
Cakewalk by BandLabは、デフォでミキサーにコンプやらEQやらが付いてきますが、
T7の場合は「勝手にやって」みたいなノリ。
まあちょいとやってみようか、みたいな感じですのでチャンネルストリップを試してみました。
Dead Duck SoftwareのChannel(→ダウンロード)。
無料のチャンネルストリップ。ゲート・コンプ・EQ・フィルター・リミッターが一揃え入っております。クセもないし素人にも優しい感じです。
聞きかじった
話に「スネアにディストーション」と言うのがあって。
なるほどねぇ。レベルを上げずにニュアンスを付けるのに高めの倍音を足すと言う作戦なのか。
それならばエキサイターとかでも良いのかな?と今度はハイハットにエキサイターをかけてみました。
煩っ!
失敗。やり過ぎた様です。
シャカシャカやる時にちょっと目立ちたかったのですが、いざエキサイターをかけてみるとUFOが飛び回っているみたいな金属音。狙って使うなら結構面白いかもしれませんが今回は却下。
同様に、プリアンプのエミュレータ―とかサチュレーターとかでもこういうちょっとした味付けができる(と斜め読みしました)。へぇー。
ここで問題が発生。
動かないっ
今回は、バンド形式とオケのコラボっぽいものを作ろうと言う企画ですので、トラックがかなり多いのです。音源も沢山使うので普段は挿しっぱなしで突っ張りますがさすがに無理。しかも低速ノートなのですぐに悲鳴が上がります。
トラックを数えてみると
ドラムがMIDIとパラアウトの受け、オーディオ、センドリバーブ、バスで19本。内10本が継続使用中。
ベースが1本。
ギターがMIDI、キースイッチ、オーディオ、専用のディレイ、バスで11本。内5本が継続使用中。
メモ用のシンセが1本。
弦パートがMIDI、オーディオ、バス、仮のリバーブで12本。内7本が継続使用中。
金管が5パート。MIDIとオーディオで10本、内5本が使用中。
木管が5パート。まだ音源挿したままで5トラック。
と60トラックぐらいある様です。整理したとしても30トラック以上ある感じ。
ドラムにチャンネルストリップを挿した時点で、CPU負荷が80%以下にならなくなりました。
再生したら止まる止まる。
こりゃぁ、Dead Duck Channelを全部のトラックに挿すのは不可能な気がして来ました。
一度ドラムだけでもバウンスしないとダメかも知れないなぁ。
身の丈を無視した大編成の報いかも。
そんなこんなでお粗末様でした。
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