オンラインなんちゃらって言うのはやっぱりちょっと物足りないものね
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今はシンセリードのトラックを作っているところ。
なにぶん
行き当たりばったりに作っているもので、シンセもてきとー。本来なら腰を据えて音作りするべきなのでしょうが、面倒くさいし大した腕もありゃしないし。
そんなわけで、大掛かりなシンセは敬遠気味でして。今回もこれでいいや、とばかりに挿したのは無料のSynth1(→ダウンロード)。
結構老舗のSynth1は、おそらく無料VAシンセの中では一番有名なんじゃないかと思います。
とにかく分かりやすいし使い易い。必要十分なモジュールとパッチが揃っている感じ。
パラメーターの調整も、マウス操作だとどうもストレスを感じるものが多い無料シンセの中、抜群にしっくり来る動作をします。
などなど。根強く評価されるだけの事はあるよねぇ、と思います。ホントすげぇ。
そんな
超優秀な無料シンセのSynth1にはFXも一通り入っておりますが、ド素人あるあるで色々と自前で加工したいのです。
最早や性癖の様に、シンセリードにはアンプを通したくなるタイプでして。オーバードライブとアンプシミュを通しました。
特にこだわりがあったわけでもなく、今回はDoDoD(→ダウンロード)と
Tomato Preamp(→ダウンロード)。
曲中、ロングトーンの所でヒョリョリリーンとリングモジュレーターをかけたいのです。
リングモジュレーターは
どちらかと言うと難しい方のエフェクターな気もします。
Moog IIIの昔から、シンセにリングモジュレーターはつきもの。
無料のモジュラーシンセの中では丁度良い塩梅と感じているkamioooka(→ダウンロード)にもあります。
遠い昔は能書きで「非整数倍音を付加するので鐘の音とかには必須」などと書かれておりました。
でも当時、安っすいシンセにはリングモジュレータは付いていなかったので謎的なモジュールでした。
そんなこんなで敬遠気味だったリングモジュレータですが。今日ではSUGIZOさん(→公式ページ)の音作りには不可欠ッて言う事で有名なのね。
SUGIZOさんみたいな高尚なかけ方ではなくて、ベタにヒョリョリリーンとやりたいだけなので繋いだのはmdaの超シンプルリングモジュレーター(→【mda-vst.com】)。
この頃はMac用しか公開されなくなっちゃったかも。
無料ではMeldaのMRingModulator(→ダウンロード)が高機能だと思うのですが、
大した事やらないからこっちでいいや。
リングモジュレーターをかけると音圧とか音量とかが変わっちゃうことが多い様で。特にmdaのRingModは挿すだけで音量が小さくなることがあるので、ゲイナーを咬ませて音量を調整しました。
これも手っ取り早いHOFAのSYSTEM basic(→ダウンロード)に入っているGain。
タダだけに只のゲイナー。
ヒョリョリリーンて言うのはよくあるリングモジュレーターの効果。喉から魂引っこ抜かれたような感じの例の音です。
古くは、DEEP PURPLEのライブアルバム“Live in Japan”の”Lazy”のアタマでジョン・ロード様がハモンドにかけて宇宙から来た人みたいな音にしております(→YouTube)。あの感じね。
その先に
最近ゲットしたフィルターを挿してみました。Flux Mini(→ダウンロード)。
テンポとシンクロしてアンプやフィルターのエンベロープが自由自在に描けるFXです。
今回は4拍分を1ターンにしてホニャララーンとフィルターがかかるようにしました。
ワウペダルを少し踏みながら弾いている感じになりました。
シンプルなFXだし分かりやすいけれど、結構便利そう。
考えてもみると…
Synth1から出て来た音にオーバードライブだのアンプだので倍音を足して四角い感じのボリュームエンベロープに直して。
リングモジュレータ―かけて、フィルターをエンベロープ付きでかけて。
なんてやっていたら、Synth1自体がオシレーターでもう一段外側でVAシンセ組んでいるのと似たような感じかもね。
高性能なSynth1様に物凄く失礼な気がして参りました。
…気付かなかったことにしてもっと色々繋いじゃおう、と。
そんなこんなでお粗末様でした。
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