ザーサイ漬けにしこたまネギとラー油でお酒がススム君
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回はバンドとオケの合体ものを作ろうと言う企画。ギター・ベース・ドラムの骨組みに弦パートを足し始めております。
1st
バイオリンに使った音源はOrchestral Companion Strings(→製品ページ)。
比較的アタックの強めなシリーズもののオケ音源です。でもタダじゃないのね。
定価で買えるはずもなく。特売で500円で買ったものです。
ま。普通にトラックを作って。
Orchestral Companionは、バラバラににパートを作って鳴らしてもそれぞれきちんと定位するようにライブラリが予め作られております。バイオリンは左手前。
でもさ。バイオリン、て2ndも居るよね?と思うのです。
普通に二声でトラックを作れば良い気もしますが、折角なんだから2つの独立パートにしたいのです。
1stと2ndの配置は、最近は左手前が1stでその奥隣に2ndと言うのが主流みたい。
前作ではバイオリンが左右に居る配置にしたくて試みましたが、
結構苦戦しました。
Orchestral Companionを左右反転させて。
これだけでは1stと2ndが同じ音程になった時にいきなり音がセンターに集まっちゃう。ラウンドロビンが無い様です。
確かに。アタックの遅いバイオリンではそうそうマシンガン効果発生しないよね…
チューニングを変えたくなかったので、ディレイやコーラスみたいな遅延系のFXを挟んだり。
グルーヴ設定をしてMIDIのタイミングをずらしてみたり。
…などなどと苦戦したのでした。
今回は1stと2ndは並んでいる事にしようと思うので、いきなり定位がすっ飛ぶ様な事は起こりませんが。二声でトラックを作ったのとはムードを変えたいと思います。
と言うわけで
2ndバイオリンには客演を呼ぶ事にします。別の楽団のバイオリンを呼んじゃおう。
そんなに幾つもオケ音源を持っているはずもなくて。サウンドフォントを漁ろうかなとも思いましたが、ここはやはり鉄板の無料オケ音源をご招待。
Versilian StudiosのVSCO 2 CEにします(→ダウンロード)。
サンプル屋さんなので、sfz形式やKONTAKT、VSTと色々な形で公開されております。手軽なのはVST形式だけど、どうも相性が悪くて複数挿しや他のサンプラーと混在させるとちょいちょい落ちちゃいます。
そんなわけで、VST版を作って下さったBigcat Instrumentsさんのページからバイオリン単体のロンプラーをダウンロードして使っております(→ダウンロード)。
えっ?おんなじだってっ??
ハイ。見た目も音も同じです。ただしバンク切替ができないのです。楽器ごとに個別のプラグインで公開されています。
ここからダウンロードすると大量のプラグインをゲットする事になります。
Sketch×××と言う名前のプラグイン。
VSCO 2も、キースイッチで奏法切替ができます。
音符とキースイッチが一つの譜面にあるとワケ分からなくなるんで、トラックを別に用意してキースイッチを置くようにしております。出力先はVSCO2のあるトラック。
製作元としては、ビブラートの有る無しとか強弱でライブラリを変えている様ですが、個人的に欲しいのはスタカートみたいなアタックの速いものとレガートで使いたいスローアタックの音だったりして。
本来のサンプルとは少しずれた使い方をしております。
なにしろロンプラーだし、定位はどセンターです。1stVnの奥側に行ってほしいから、パンを左にずらして気持ちリバーブをかけて。
Orchestral Companionと比べるとスローアタックなので、速めのフレーズだと音が聴こえません。
エンベロープのアタックを短くしてもあまり効果は無くて。大本のサンプルがスローアタックみたい。
そんなわけで、フォルテシモぽいトレモロの音を早い所では多用しております。
音色はOrchestral Companionと比べると人数が少なめと言うか太めと言うか、弓の擦れる音が実感しやすい音になっています。そんなに大差はありません。バイオリンはバイオリンさ。
ハモりたい、て散々言っていたのに出だしはユニゾン。
あぁ。でも、単体よりも音がふくよかになりました。良かったねぇ。
そんなこんなでお粗末様でした。
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