滅多に行かない八重洲で完全迷子

こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回は遠い昔に作ったメロディに全く別物のバックを付けようと言う企画。現在はシンセでメロディを入れようと言うところ。
ここ数年
公開された無料シンセの中では恐らくダントツではないかと言うのがVital(→ダウンロード)。
本来は有料のシンセですが、無料版でも非常に良い音が出ます。
…などと聞いたふうな事を言っておりますが。
もうね。歳を取ると新しい事とか覚えるのが億劫なのよ。シンセはFMまでにしておいて欲しいわ。
もうこの辺から打ち止め。80年代だねぇ。
21世紀のシンセVital。このシンセいいねぇと思って何度か使いましたが、大体はプリセットをチョチョイといじっただけなのでした。今回はもう少し腰を据えていじってみようと思います。
色々触ってみて二日目。えっ?取説??読むはずもなく。
どうやら
小難しいけど、要するにオシレータの段階で殆ど音作りはキマると言う事の様です。
やっとこさココ。
- 元になる波形を選んで。
波形を直に変形させられるのは倍音を変化させてるのかしら。
- ツマミは2つ有るけれど、モードが切り替えられて。
どちらもモジュレーションがかけられるのね。
もう、殆どココで音が決まっちゃう感じ。
あぁ。だからフィルターは2つしか無いのか。
バラバラでも直列でも使えるから、パッチが組めるのと同じなのね。
Spectral Warping Wavetable Synthと名乗っているからには加算式のシンセだろうし。それならばオシレーターで音がキマるのもなるほどってぇ話です。
有料版はウェーブテーブルが増えるのも、ここがキモだから当然ね。
パラメーターも多いしFXもパネルも多いし、年寄にはつらいなと思っておりましたが。
なーんだ。
パッチはメインの画面で組めるじゃないの。
モジュレーションをかけたいエンベロープなりLFOなりを、目的のパラメータにドラッグすると結線完了。
ミニチュアなツマミが表示されます。
マウスでクリクリやるとミニチュアつまみもちゃんと反応。
これならMATRIXのパネルにいちいち行かなくもメインパネルでエディットできるね。
エンベロープもツマミを使わずグラフを変形させてエディットすることもできるし。
LFOとかをマウスでアクティブにすると、結線先のミニチュアつまみが表示されるから行き先不明にもなりにくいみたい。よくできてるねぇ。
と言うのも。
無料のシンセでは、ツマミの反応がやたらと遅いものややたらと速いものがよくあるわけで。
その点定番シンセのSynth1はツマミをいじろうとするとフェーダーが出るので、ちょっとした工夫だけど物凄く快適だと思います。
現代っ子のVITALは時代の解像度に合わせたパネル設計。ミニチュアつまみは小さいながらも違和感なく操作できます。
むしろずーっと指がプルプルしているお年寄りとしては、気を付けないと知らぬ間にクリクリやって音が変わっていたり。
今風なシンセだから、プリセットを選ぶとFXもガッチリかかっています。
音によってはむしろFXがメインと言うのもシンセにはよくある話で。めっちゃ宇宙空間な音が、ディレイやリバーブを切ると「ブー」音だけだったなんて言う事も良くあります。
今はシンセリードを作っているので、ブーじゃちょっと困るのよ。
効き方がいいから勿体ないけれど、ディレイやリバーブは止めました。他のトラックの都合もあるから後で考えよう。
ようやく慣れ初めまして。Vitalでとりあえずどう音作りすれば良いのかなと思う事をまとめておきます。
- ウエーブテーブルを選ぶ
- 変調のタイプを選ぶ
- エンベロープかLFOを変調に挿す
- エンベロープいじる
- 音量のエンベロープを作る
…てやればなんとかなりそう。
いい加減過ぎたかしら。ま。シンセなんてそんなもんよっ。
大きく間違っていると思いますが…
そんなこんなでお粗末様でした。



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