お腹が緩んでいる一番下の猫仔は寝てばかり。でも飯だけはガッツリ
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回は不慣れな12拍子で何か作ろうと言う企画。弦パートだけで一通り骨組みが出来上がりました。
バイオリンからコントラバスまでのみの編成なので、気分はすっかり18世紀となっております。
最初のブロックはちょっと厳かに総奏でメロディ。次のブロックは予感があるシャシャシャと言う刻みとなっています。
この二つ。普通には繋げられなかったので、最初のブロックをジャーーンで一度終わらせたのです。
8小節のモチーフを2回繰り返して最後にジャーーン。と言う17小節。で、ここからシャシャシャが始まるわけですが。
…一呼吸置きたいよね。
クラシックでは
いわゆる「溜め」がロックよりも極端な時もよくある事の様で。
「溜める」と言ってもロックではせいぜい後ノリになるくらいだと思うのです。
指揮者が棒をクルンと回して。次の弾き始めまでみんなをじっと見て。うーーーんハイッと棒を振り上げるあの溜めは、さながらワン子の待て状態。
焦らしている間少しニヤけている指揮者さんとかも居るから、もうサディスト確定。
ワン子だのサディストだの失礼よ。せめて棒って言わないでタクト、て言いなさいな。
そんな溜めをここで付けたくて。17小節目のジャーーンには何拍使おうかしら。
あれこれ試した結果。ここだけ15/8拍子に変更しました。8分音符3つ分長めにして焦らしプレイ。4拍子ベースで考えると一拍溜めるって事。優しい指揮者さんでした。
ロックだと一拍溜めるのもなかなか。Fear of the Dark(/Iron Maiden→YouTube)だって溜めてるようで殆ど溜めてないしね。
例えが偏りすぎよ。
名曲なんだけどねぇ…
クラシックの方がこういうのは自由が利く様です。普通につなぐよりもかえってスッキリしました。
もう一箇所
あって。
曲の最後に出だしのブロックに戻っておしまい、と言う構成なのです。
実は最初の総奏のブロックは弱起。
アウフタクト、て言うヤツでして。ウーー|ジャンッ。前の小説の十拍目から始まるのです。四拍子で考えたら4拍目。
曲終わりでもう一度ここに戻るときは前のブロックの最後の音が弱起の最初の音になる仕掛けでして。ブロック同士がオーバーラップしているってぇわけ。
ここで溜めるのはクラシックあるあるでして。ウーーをちょっと長めに引っ張ろうかしら。
指揮者の人が棒を
タクト!!
高々と上げてくるくる回して。人によっては反対の手でこぶしを挙げたりするアレです。
奏者としては、この時大抵息を止めているか吸っているか。管楽器なら吹き続けているわけなので結構きついのよ。
これまた長々とやる指揮者はきっとサディスト。
暮れのジルベスターコンサート(東急のヤツ→【TV東京】)とかで、年明けピッタリに合わせようとしてやたら引っ張る指揮者の方が何年おきかにいらっしゃいますが。奏者の方も笑ってるし、変装の準備とかで忙しいし。まぁあれは縁起ものてことで。
かめはめ波じゃないけれど。最終ブロックに突入するわけだから、溜めは大切だよね。
ゴジラもこの頃は放射能を吐くまでの溜めが長めだし。
これはシン・ゴジラの時かしら。昔の友達が出ててゴジラよりもびっくり。
ここはウチの猫仔達を参考にしよう。
食い過ぎでゲーする時の溜めはゼロ。いきなりボヘェーッと発射します。
毛玉の時はニャーニャー言いながらうろついてみたりクチャクチャ言ってみたりが序章。
その後クェックェックェックェッとなってオロロローと言う流れですが。
クエッは思った以上に溜めます。2拍分くらい長いかな。
…と言うわけで。突入前のブロックの最後の音は八分音符3つ分でしたので、5つ分にしてみました。
…飽きるっ!
溜めすぎて途中でしぼんだ感じになっちゃう。
考えても見たら。
最初の方の溜めは12拍を15拍にしたのだから、25%増し。
今回は3拍を5拍にしたから67%増し。溜めすぎの様です。
と言うわけで八分音符4つ分にして33%増しと言う事で手を打ちました。
最終ブロック突入前の1小節だけ13/8拍子に変更と言う次第。
そんなこんなでお粗末様でした。
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