やってる内になんとかなるもの

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亡くなってあらためて聴くとやっぱりベックは唯一無二

こんにちは。imoimoです。

どケチ過ぎてコンサートには殆ど行かない小僧でしたが、なぜかこの年の横浜公演には行ったのよ。

折角の神様降臨なのに「ドラムがサイモン・フィリップスだっ」て方にテンション上がると言う不謹慎な小僧でした。

ホント失礼よ。

てきとーな製作をやっております。

今回も前回に引き続き不慣れな12拍子で作っております。

オケ音源を使っているんだけどシンセぽく鳴らしたいと言うトラックを調節しております。

4オクターブ分のオクターブユニゾンで鳴らして、生音から遠ざけようと考えたわけです。出始めの頃のサンプラーぽい感じにしたいのよ。

でも、そんな安易な作り方では色々と問題があって。結局弦楽5パートにトラックを分ける事にしました。

元のクリップをバラかして1オクターブずつずれているトラック4つに分けました。

1つずつバイオリン・ビオラ・セロ・バスに音源を切替えて。まずはバイオリンから聴いてみよう。

あ。一応、使っている音源はOrchestral Companion Strings(→製品ページ)です。

有料音源なのね。タダのオケ音源だとVSCO2 CEがお薦めかしら(→ダウンロード)。

音符の割付けやゲートタイムがいい加減でどうもたどたどしい聞こえ方です。

速いフレーズではアタックが上がりきらない内にゲートタイムが終わっていて、ヒョヒョヒョヒョみたいに聞こえます。

レガートみたいな鳴らし方ができた気もするけれど、面倒くさいから音符のゲートタイムを延ばして。

音符同士が少しずつ重なって。実際のバイオリンではあり得ないけれど、そうすると音が繋がるのでこれで良しとしました。

多少スタカートとかトレモロも入れたいから、キースイッチのトラックを別に作って切り替えるようにしました。

昔のサンプラーぽくしたいから、ベロシティは触らずに強弱等無しの演奏。

そう言うならトレモロとかもやるなってっ。

ビオラになると、同じMIDIクリップでは不自然な所が出て来ちゃいます。

ゲートタイムを変えたりスタカートはやめて普通の音で長さを調節したり。

セロでも同じ感じで微調整。

バイオリンとビオラ・セロは1オクターブずつ調律が違うわけじゃなくて。

【洗足学園音楽大学】

一番下の4弦(とは言わないけれど…)がバイオリンとビオラでは5度しか違わないのね。

セロはビオラのオク下だけど、コントラバスはセロとは6度しか違わない。

そうなると、単純に1オクターブずつ下げても弾けない時が出る可能性があります。

ビオラやセロは一番低い音がド(ツェー線とか言ったような気がします)。

それはシェー。

今回は一番低い音がシだったので、時折出ない所がありました。

この辺から本来の4オクユニゾン作戦が崩れ初めまして。

普通に弦楽で良いかな、と思い始めました。

途中1小節だけブリッジみたいになっている所があって。

他のシンセ2パートとストリングスの三者で掛け合い絡み合いみたいになっております。

ストリングスはここでは4オクユニゾンはせずにヒロロロロと高めの音で鳥が飛び立つみたいな音が鳴っているだけ。

それならビオラはお休みじゃなくてもう一つのシンセに味方しよう。ギュインギュインッ。

セロはセロで残りの一人に味方しよう。ザンッザンッ。

じゃあバスはベースと一緒にデッデデッデデ。

ここで不思議な現象が起こりました。

それまで全員オクターブユニゾンで弾いていたのが、いきなりアンサンブルになったわけですが。

コン・バトラーV(→Wikipedia)が合体を解いた時みたいな流れになりました。

合体はスローだけど解体は一瞬だったよね。滅多に放映されなかったけど。

あるいはバルキリーの変形シーン的な早変わり感と申しましょうか。

ストリングスを5パートにバラかしたメリットが出てきた気がします。

ちょっとやる気出て来たから、アウトロはもっと遊んでしまおう。

そんなこんなでお粗末様でした。

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