悪性リンパ腫の老婆猫はここに来て過去最高の食欲
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回は不慣れな12拍子ものの第二回でして。ミックスをやっている所。
あぁ。
きちんと弾けばトラックに手を加える所なんて殆ど無いもの。
ホントに良い演奏ならステレオ録りだけで十分なもの。
…だと思います。
「弾かない」「歌わない」ついでに「(なるべく)買わない」でやっておりますので、ぜーんぶが打込み。キカイだから譜面通りに必ず弾いてくれています。
不慣れだからと言いながら、行き当りばったりと強行突破・見切り発車でどのトラックも作って来てしまいました。
結果として、どっかの国の政治みたいな問題先送りの集大成。ミックスではなんとかしないと完成を迎えられません。
結局。普段の倍くらいのFXを挿す結果となりました。
バランスも悪いからオートメーションの出番も爆増。積極的に音を良くするためのオートメーションならやる気も出ますが、どうしようも無いものを誤魔化すためのオートメーションは気持ちも萎えます。
トラックに挿したプラグインも最早やゴミ溜めの様な有様。
こんな感じ。
満身創痍と申しましょうか、絆創膏だらけと申しましょうか。はたまた包帯ぐるぐると申しましょうか。
ぐるぐる巻きと言えば第一話のレイかしら(→【Evangelion.co.jp】)。
なんじゃそりゃ、てのは何と言ってもマキシマイザーの多用っぷり。トラックに掛けているのにその先のバスでもまた挿さっていたり。しかもそれぞれオートメーションでうにうに動くし。
今回久し振りに出まくりなW1 limiter(→ダウンロード)。
おせちやウエディングケーキじゃあるまいし、二重・三重に掛けるものじゃあないよねぇ。
ステレオのトラックをわざわざモノラルぽくしてからまたステレオにしていたり。何がやりたいんだか。
あ。ステレオエンハンサーみたいなのも見本市並にあれこれ挿してあります。
Xfer RecordsのDimension Expander(→ダウンロード)とか
プレゼントで貰ったOVERLOUDのGEM MOD(→製品ページ)とか
どっちも元ネタはRolandのDimension-Dだから似た者同士よね。
コーラス系もChorusWS1(→ダウンロード)やら
TAL-CHORUS-LX(→ダウンロード)やら。
どっちもRoland系のコーラスだね。
地味にその前にディレイで左右に拡げていたり。
これじゃぁカラオケ屋さんでエコービンビンにするのと同じよ。
あっ。あまりに音を滲ませたり音圧上げたりし過ぎて収拾付かないもんだから、MID/SIDEでバランス変えてるヤツもいる。
VoxengoのMid/Sideエンコーダ/デコーダ、MSED(→ダウンロード)。
とにかく。どうにかこうにか、曲っぽいものになりました。
嫌気がささない内にツーミックスに書き出そうかしら。
はぁ…
曲終わりにノイズが入ってる。ンンサーーン。
オール打込みで何故ノイズが入るのでしょう。
実は結構あるあるなのね。
よくある原因その一はサチュレーション由来。
アナログ感を出すとか、FXの掛かりを良くする為にノイズをわざわざ付加するプラグインがちょいちょいあります。
そのままなら気にならないのだけど。この先でコンプやマキシマイザーを掛けたり、リバーブやディレイを掛けるとノイズが表に出て来る事があります。
絆創膏的な解決は、気になる所だけ音を絞ったりFXを切るオートメーションを書いて。ホントはこういうのダメだよねぇ。
お次の原因はサンプラー音源由来。
基本が録音したものだから、ノイズが完全にゼロと言うわけでもなくて。
特にきちんとしたサンプラー音源は部屋鳴りとかも入っているものがあるから音量が小さくなったところでゲインが上がるとノイズが目立ちます。
今回の原因はこちらでした。オケ音源の最後の音をコンプとマキシマイザーが増幅していました。
そこにリバーブが掛かって余計に目立つようになっていたみたい。
もうね。調節するの億劫だからオートメーションで音を絞っちゃおう。
ついさっきそれはダメって書いたじゃない。
かくして。もう何をどうやったのかも忘れてしまうほどにゴチャゴチャとやって、書き出し準備完了と言う事に致します。
一応、一晩アタマを冷やしてから書き出そう。
そんなこんなでお粗末様でした。
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