駅のトイレに家庭ごみ。そういうのダメよ、て言うかそんな人本当に居るのね
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回はとにかく気楽に作ろうと言う企画。それでも難航するものでして、ギターリフに重ねるシンセを作っております。
コードの振り下ろしに重ねるヒョオーて言う音をVITAL(→ダウンロード)で作りました。
特徴的なOSC部分と柔軟なモジュレーションが優秀なシンセ。使ったのは勿論無料版て事で。
楽音とノイズの中間みたいな音にできまして。どちらかと言うとSEみたい。
面白いから所々ギターがロングトーンになる時に重ねてみました。残像みたいな音になりました。
ヒョオーの次のギターはズチャーッともう一つコード振り下ろし。
ズチャーッには最初、コードに合わせてシンセブラスみたいなのでバッとやろうと考えておりました。
でも直前のヒョオーができてみると、当初のイメージとはずれて参りまして。これじゃあ合わないや。
そこで、宇宙的なやつでよくある上行系のヒョロロロを入れる事にしました。
今度は結構明確なイメージがある気がします。新しいトラックに挿したのはDEXED(→ダウンロード)。
超有名。元祖フルデジタルシンセYAMAHA DX7の無料クローンです。
D/A回路の影響なのかしら。記憶にある実機とは微妙にニュアンスが違うけれど、なにしろタダですからねぇ。imoimoは発売されてすぐ買ったから、少し仕様が違ったのかも知れません。
地獄だった実機の液晶とは違って、DEXEDはパラメータが一望できるから比べ物にならないくらいにエディットが楽チン。
当時はこのエディット環境が欲しくてMSXのパソコンとテレビをわざわざ買ったくらいでした。専用のエディターソフトが売られていたのです。
FMシンセと言うと、4opタイプが多いみたいですが。ゼッタイ6opだと思っております。
4opって言うのはこう言う感じのパネルのヤツ。
4opじゃぁそれまでのアナログシンセと質感的に大差無い、て言うかチャチな音しか作れないと思っております。
大してエディットできない癖に大口叩くのはやめなさいって。
一番良い所はDX7のエディットデータがそのまま読める所。最近では有料無料問わずこの機能は珍しくなくなりましたが、なにしろエディットが大変なFMシンセ。音色データは有ればあるほど助かります。
あ。音色データは[DX7][sysex]で探すとあちらこちらにあります。
例えばこことか。
リコーダーとかカリオペとか、少しかすれた笛系の音から始めよう。
イチから作れるほどの腕なんぞはあるはずも無くて。プリセットからちょっと変える程度ね。
イチから作るのにはやっぱりお勉強が必要で、一応少しは本も読みました。
ここ最近の本だとこれが一番分かり易いと思います。
「FMシンセのあたらしいトリセツ」/高山博/リットーミュージック→【Amazon】
今見たらKindle版で1000円でした。ゼッタイ元を獲れます。と勝手にリコメンド。
とは言え。結論としてFMシンセのエディットは面倒くさいわけで。
アタックを早くすると吹き込みのノイズが協調されて笛っぽさが減るからエンベロープを調節。
普通のEGと違って、DEXEDのエンベロープはレベルとスピードで設定するのです。
いつもはレベルとタイムだから、ツマミを右に回すほどアタックはゆっくりになるけれど。DEXEDではおおよそ右に回すほど早くなります。スピードアップするからね。
DEXEDのEGはアタックが二山作れる様にパラメータが多い所がミソだけど、今回は使わないや。
リリースも速めにしてフォフォフォフォみたいになる音にして行きました。
音色が変わるのはモジュレータと言う方のオペレータ。結線図のアルゴリズムで言う所の上の方にあるもの。
一番下になっているキャリアって言うのが音程をざっくり決めるもので、こっちのエンベロープで音量の変化をつけるのね。
キャリアとモジュレータの周波数の比で基本的な波形が決まる感じ。大抵は1:1とか1:2、1:3辺りなんだけど、1:7とか端数のある比率とかにすると金属っぽい感じになって行くのがざっくりした感覚。
…とかとか。細かくエディットするのはホントに面倒。
もしかしてシンセ嫌いなんでは?
もうね。大体の所で終わりにしてFXで誤魔化す事にしました。
ちょっと歪ませたいからMercuriallのTSC(→ダウンロード)。
正弦波由来のポーッて感じのあるFMシンセの音を少しザラッとさせました。
ま。シンセだしお次はディレイと言う事でReaDelay(→ダウンロード)。
ワンフレーズをリピートする感じのディレイにしたいのよ。
今回160BPMで、フレーズは1.5拍分の長さがあります。
60sec÷160×1.5=0.5625だから、保持する時間Lengthはだいたい560msだね。
などと真面目に電卓を叩いたりして設定して行きました。これでFeedbackを上げればワンフレーズが繰り返されてディレイになるね。
一応EQで真ん中あたりの倍音を抜いて、カサッとした音にして。
最後にリバーブのHOFA AlgoVerb(→ダウンロード)。
無料版だと種類は少ないけれど、一通りのリバーブタイプが使えます。なによりゲートリバーブがカンタンに設定できるところが好き。
さてさて。上行形のアルペジオでフォフォフォフォと鳴らしてみます。
フォフォフォフォと言うよりもヒロリロリロリロリロリロリロ
宇宙ぽくなりました。
ま、こんなもんで続けて行こうかな。大分イメージからは遠いけどね。
そんなこんなでお粗末様でした。
コメント