最近のスマホは永く使っていても遅くも熱くもならないのね。機種変する動機がなくなるわぁ
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回はバンドとオケの合体ものを気楽に作ろうと言う企画でスタートしました。そんな大袈裟なものを気楽に作れるウデはありゃしないのをすっかり忘れておりまして、結果いつも通りの大難航となっております。
今作っているのはコールアングレのトラック。
オーボエの兄貴みたいなヤツ。
むしろ、ずーっとコールアングレの音がオーボエだと思っていました。
コールアングレで有名なのは例えばドヴォルザークの「新世界より」の第2楽章(→YouTube)。
オーボエで有名なのは例えばグリーグのペール・ギュントの「朝」(→YouTube)ね。
普通はチャイコフスキーの白鳥の湖、「情景」じゃないのかしら(→YouTube)。
うーん。同じに聴こえる。
相変わらずバカ耳ねぇ。
音色は似ていて、5度くらい音域がずれているそうです。小学校の縦笛と中学校のリコーダーみたいな関係かしら。
どちらもリコーダー。ソプラノとアルト。
使っている音源はOrchestral Companion Woodwinds(→製品ページ)。
一応有料音源なのね。
木管のライブラリは一通り入っていて、それぞれ奏法別のライブラリを呼び出せます。
主要な吹き方をキースイッチで切り替えられるライブラリもあって。木管の場合切り替えられる奏法は
- ビブラート付きロングトーン
- ビブラート無しロングトーン
- スタッカート
- 短いスタッカート
- ブロロォッて荒ぶる吹き方
の5つが基本になっています。他にベロシティで何種類か強弱が変わる仕掛け。
こう言うサンプラー系の音源の場合、どんな吹き方を収録するかって言うのは音源によってまちまちで。
例えば無料のオケ音源VSCO 2 CEのオーボエだと
- サスティン(ロングトーン)
- スタッカート
- ビブラート
- フォルテ
- ピアノ
となっております。そうそう。コールアングレは収録されていないのよ。
フルートはもう少しふるっていて、
- サスティン
- スタッカート
- ビブラート
- 強いビブラート
- フォルテ
- ピアノ
とバリエーションが増えます。
同じような奏法でも音源で結構ムードが変わるので、この辺は作り手の意図を汲む必要があるのかも。
Orchestral Companion Woodwindsでは、基本的にビブラートありのロングトーンの音でやりなって言うムードを感じますので、ここからスタート。
ところが。
今回の曲はまあまあ軽快なテンポでして。折角のコールアングレのプワァーて言う伸びやかな音になるほどのロングトーンがありません。
結果として、すごーく音が小さくなっちゃう。
ベロシティを上げて112ぐらいにするとサンプルがフォルテに切り替わって少し強くなるけれど、そんなんじゃ間に合いません。
そんな速弾きをさせるんじゃないよってぇ意味なのかしら。
言われてみれば、ゆったり目のフレーズばかりを耳にする気もするけれど。オーボエなんてめっちゃ速弾きじゃないの(例:オーボエ協奏曲K.314/モーツァルト→YouTube)。きっとコールアングレもできるよ。
くっそぉ。ベルリオーズの「ローマの謝肉祭」(→YouTube)だと出だしのオーボエは速いのに主題一番手のコールアングレはゆったりだわ。
そこでハタと思い至ったのですが。
今回の音源。ビブラートありのロングトーンはプワァーと伸びやかな音ですが、ビブラート無しの方はパーッとアタックが速め。結果として音が大きく聞こえます。
これはもしかして。
速めのフレーズの時はビブラート無しで吹いてもらえば良いのではないかと言う気になって来ました。
スタッカートだけは結構強めだし、なんかバランス悪いなと思っていたんだよねぇ。
キースイッチ書き直そう。
そんなこんなでお粗末様でした。
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