段々複雑に

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急に涼しくなって。猫仔達が数カ月ぶりの布団に大集合。

こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。

今回のお題は普通になりたい。奇妙な所の無い、耳に優しいものを作ろうと言う企画です。

ベースライン先行から仮でメロディを作って、ピアノ伴奏を付けた骨組み。今はメロディを本番で入れ始めています。

バンドとオケの合体ものを作りたいと言うのは今回も続行でして、メロディの木管パートを作っております。

いつもよりも慎重にやっているつもりでして。ベースラインを先に作ったのはたぶん初めて。オケ部分もいつもなら先に弦パートを作るのですが、今回は木管から。

バンドパートも、まだギターもドラムも入っておりません。ピアノ伴奏の上でメロディとベースが絡んでいる様な状態です。

構成はいわゆるAメロBメロサビ的なものでして、ツーコーラス回して間奏的な変化があって大サビと言うオーソドックスなポピュラーの感じ。

最初はクラリネットとフルートのオクターブユニゾンでメロディが始まりました。単音のメロディと単音のベースで二声ね。

ツーコーラス目に同じ所が出てきて。ここはオーボエやコールアングレもハモりで参加しよう。

大サビ前にもう一回同じものが出てきます。ここはバラけてアンサンブルみたいにやろう。

おとなしく3回同じ事を繰り返す方がリスクが少ないのに、ついつい盛り上げたくなっちゃいます。

そもそも

楽曲は盛り上がらなくちゃいけないものなのかってぇ話があるわけでして。

ずーっと盛り上がらない曲だって沢山あります…たぶん。レコードだと大抵A面のラス前くらいにあるヤツ。

例が1つも思い付かないのは、恐らく盛り上がらない曲が嫌いなんだと思うのよ。単細胞と言うか、曲は盛り上がらなくちゃいかんみたいな思い込みがかなり大きいみたい。

同じものが繰り返されるに連れて盛り上がると言えばパッヘルベルのカノンかしら(→YouTube)。

そもそもカノンって言うくらいだから、同じ主題の繰り返しになるのは必至。

【Phonim Music】

双璧なのはDeep Purpleの”The Mule”(→YouTube)とか”Child in Time”(→YouTube)かしら。

強引すぎだろ。その例え。

ハイハイ。ラベルのボレロなら良いでしょ(→YouTube)。

ボレロなんて、前半の1/3くらいは音全然聴こえないもの。そこでボリュームを上げちゃうと後半大変な事になっちゃう。

いずれにしても。盛り上がるパターンとしては、単純に音がデカくなるのはともかくとして

  • 参加するパートが増える
  • 副旋律が増えて多重になる
  • ビートチェンジとか転調・移調とか
  • 掛け合いになるとか重ね合いになるとかの仕掛け

なんて言うのがよくあるヤツかと思います。

今回もこんなセオリー通りに盛り上がっておりますが。

複雑になって来るとミスも増えるわけでして、パート間の辻褄が合わなくなりがち。ちゃんと勉強しておけば良かったねぇ。

ま。生まれ変わったとしても練習と勉強はやらなそうですが、ここは今回慎重に進めないと普通じゃなくなっちゃう。

何度もMIDIノートを見比べながらチェックして。なぜなら耳が悪いから耳で聞いてもミスには気付かないから。

無能…

だいたい良いかな。と言う事で次は補助に回った所の補強。

メロディが弦でやる予定のところに、副旋律で入る箇所があります。

ここも1回目と2回目で入れるパートを変えて。音色の感じを変えたり音数自体を変えたりしました。

こう言うのが自然とセンスで作れたらラクチンなのにね。

ボレロはとてもじゃないけどマネできる気がしませんが、Child in Timeぐらいの盛り上がり方なら参考にできるかも知れないと思ったり。

最後崩壊じゃん。そこがカッコいいとも思うけど。

いやいやボレロだって唐突に終わるじゃない。

どっちも無理よね。自分の腕前じゃ。とあらためて自覚。

もう少しこじんまりと盛り上がる事にしよう。

そんなこんなでお粗末様でした。

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