うーんラーメン、と思いながらも時間不足で富士そばと言う歳の瀬感。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題は普通になりたい。
やっぱり普通になるって言うのは難しいねぇと痛感しつつ、ミックスの終盤になっております。
音決めも一通りできて、バランスを調節しようと言うところ。そうしたらオーディオに書き出そう。
カッコつけでマスターアウトのところにメーターを挿しました。
無料スペクトラムアナライザのSPAN(→ダウンロード)。
対処できるかどうかは別として、帯域ごとのレベルやピーク・ラウドネスなんかを確認できます。
Blue Cat Audioの無料FXバンドルにも似たようなのが付いて来ますが、こっちの方が見やすいと思います。
BlueCat’s FreqAnalyst(→ダウンロード)
応答も若干速い気がする。
ま。見やすいからと言って対処できるわけではありませんが。
ドラムのバランスは調節してあるので、ドラム全体のバスとベースから音量を決めて。後でレベルオーバーすると厄介だから-12dB辺りで動くようにしよう。
サイドギターをじわじわ上げて。ピアノを上げて、弦パートを上げて。
木管を上げて金管を上げて。
サイドギターは左右二人のレベルを揃えてあったけれど、どうも右の人ばっかり目立つなぁ。
と言う事で右のサイドギターを少し下げました。
左右のバランスもそんなに変じゃないし。位相って言うのかな、コリレーションとか言うヤツもおかしな動きはしていないみたい。
これが変だとモノラルで再生した時に変な音になるのよね。細かいことは知らんけど。もっとも、見た所で対処できるわけでもないので見るだけ。
あ。コーラスやディレイ、ステレオエンハンサーみたいなのを多用するとおかしなことになるみたいです。
リードギターのレベルもじわじわ上げて。
なんだ。思ったよりまともかも…
…あぁっ!
後半の間奏みたいな所でピークを越えてる。0.6だって。
マスターのレベルは±0dB。全体のレベルを下げるのはなんだか負けた気がするから、もう一度それぞれのバスをちょびっとずつ下げました。
うーん。+0.3。しかも3カ所だけ。
こう言う時って、犯人を見つけるにはやっぱり勉強とか練習が必要みたいなんです。見つけられるわけもなく。
でもよくあるパターンとしてはリードギターが音色的にどこか一音だけやたらと膨らんでいる事とか。
打楽器系のコンプが遅れて一瞬アタックがデカいとか。
それがきちんと直せれば苦労は無いのよ。
今回は結構なパートにボリュームフェーダー代わりのマキシマイザーが挟まっているので、何かを下げると全体が下がった感じになります。
もう一つよくあるパターンがあった。
バンドとオケの合体ものを作っていると、低音パートが何パートにもなる事がしょっちゅう。
今回もベースの他にコントラバス、チューバ、ファゴットが居ます。
低音が伸びる場所だからスローアタックで音が膨らんだ時に低域が全体のレベルを押し上げているのかも。
そうでなくとも、低域を抑えれば一番ダメージ少なくレベルオーバーを回避できそう。
ベースは下げるのをためらわれるので、まずチューバを下げました。
+0.1。2カ所。
コントラバスを下げました。
効果無し。
ファゴットを下げました。
そこ、吹いてない場所。
仕方ない。ベースをちょっとだけ下げるか。
+0.1。2カ所。
ダメだ。ベースが明らかに小さくなった気がする。
ベースは元に戻して。
そう言えば、右のサイドギター結構うるさかったんだよな。
音がデカいと言うよりも音質がみんなと馴染んでいなくて浮いてる感じ。
コイツを下げちまおう。
そうすると、弦パートももう少し絞って良いかなと言う感じになって。
金管もトランペット少し下げよう、てなって。
じわりじわりとあちらこちらのフェーダーが絞られて行きました。
-0.1。ピークアウトゼロぉ。
おかしなことにならない内にオーディオに書き出しちゃおう。
かくして、世に言うツーミックスまで辿り着きました。
続きは明日にしよう。
そんなこんなでお粗末様でした。
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