気取ってボリューム控え目だったお店がガッツリ系に鞍替えしていて。元々大して美味くなかったからこれ幸い。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はロングテール。やたらと長い後奏をどうしようかと言うものです。
編成はバンドとオケの合体ものを狙っています。リフのギターが二人とベース・ドラムができて、オケ入れの前にシンセをそこそこ入れました。
それではオケパートを入れ始めようかなぁと思いますが。
オケ譜ってド素人には手強いのよね。練習も勉強も大嫌いなまま歳を取ってしまった身には手に余るものです。
きちんと骨組みを作ってアレンジを決めてからパートを作らないとダメなのだとは思いますが、そもそものギターリフからが行き当たりばったり。オケパートも出たとこ勝負よ。
以前は弦パートから作っておりました。この手順だと最終的に弦パートが出ずっぱりになって弊害も多い様です。そこでこの頃は木管→金管→弦の順で作ろうと気をつけております。行き当たりばったりで作るにはこっちの方がうまく行く気がしています。
ギターリフの上に木管から付けて行くとなると、メロディを載せてゆく作業になることが多いです。
メロディ…
名前はマイメロディだけど将来の夢はお菓子屋さんなのね。
一番大切だよね、たぶん。
配信とかで、曲作ってみたみたいな事をやっているのを観ても、大抵の方はメロディを作ってから膨らませて行くみたい。
小僧の頃にチラ見した「シンガーソングライターになる本」みたいなムックでも、大抵は歌詞→メロディ→アレンジみたいな手順で書かれておりました。
そもそも歌詞が書けない人はどうするのさっ。と言うわけで、コードワークやリフから作り始める事が大半となった次第です。
自ずとメロディは後乗せになることが日常となりました。歌詞に至ってはとうとう30年前に書くの辞めたからね。
歌詞が書けないって言う点で「ラブソングができるまで」は大好きよ。
これからオケパートを作ろうと言うわけですが、木管から作るにはメロディが必要。行き当たりばったりで作るとろくな事が無い予感がします。
ここは少し慎重になって、シンセで仮メロディを入れる事にしよう。
メロディってのはリフやコードワークよりもより具体的になるものでして、ウデのない身には厳しいものとなります。
言葉のように繋いだり、何かを写し取ったり。そのものズバリ過ぎてもだめなのよねぇ。
ごちゃごちゃ考えていたら「さよなら」比べを脳内で始めてしまっていて。
金子詔一さんの「今日の日はさようなら」(森山良子→YouTube)ではさーから下がる感じ。学校で唄わせるとさーよー・おならーって歌う、センスのかけらもない小僧が大量発生していました。
財津先生も同じ構造で、さぁよーーぉならーと下がる節(”さよなら道化者”/Tulip→YouTube)。模範演技みたいなメロディなのよね。最後のリフレインのマヒマヒも好きって何だろって当時思いました。シイラの事かな。
ちなみに。この哀しく投げやりに陽気な、べそ書きながら踊り狂う様な後半部分はアルバムでしか聴けません。賛否両論あるけれど、こっちバージョンが好き。
シチュエーションが違うけど、来生たかおさんになると記号的に扱っていてうん・んさよならと音程変えずに棒読み。「さよなら」とかサヨナラと言う扱いの印象(”夢の途中”→YouTube)。
小田和正さんは狙って作ったと言うだけあって叩きつけるように尻上がりのメロディ(”さよなら”/Off Course→YouTube)。言った後の「あぁ・」って言うバックコーラスがあってのさよならね。
なんで引用が全部80年代以前。
分かりやすいからよ。今世紀のものはよく知らんし。
こうして言葉を紡ぐように気持ちに合わせてメロディを作らなくちゃいけないのはわかるんだけど。
こちとらド素人よ。無理。
不貞腐れてもおれないので、新しくトラックを作ってシンセを挿そう。
仮メロディを入れるのにシンセを挿すのもどうかと思いますが、フルートだのギターだのと言う実楽器の音だとついつい引っ張られちゃうから電子音にしよう。チャチャッとリード系の音を作れるアナログシンセみたいなのでいいや。
ところが。
いくつもいくつもシンセのプラグインを挿してみましたが、なかなかしっくり来るものになりません。よっぽどメロディを作りたくないみたい。
結局流れ着いたのはK BrownさんのRolend JP-680(→ダウンロード)。
Jupiter-8と6の無料エミュレータ。
実機は当時、Journeyのジョナサン・ケインさんや
当時100万ぐらいしたシンセを壁に貼り付け…
VOWWOWでは厚見玲衣さんがメインに使っていたので有名。持っていたセンパイによると、トランジスタが一つ飛びやすくて定期的にメンテが必要だったとの事。ホントかよ。せめてICじゃないの?
って言うか、このツアーすげぇな。
JourneyのHPトップより。
年の瀬に紅白の裏でやってる歌番組みたいなラインナップ。豪華すぎでしょ。
全部見るには追っかけて回らなくちゃならないけど。
脱線し過ぎよ。
手軽にエディットできて、それでいて凝った事もあれこれできるVAシンセです。
メロディ向けでは無い気もするけれど、仮だからいっか。
シンセのツマミはこのくらいが程よいのよ。
かくして。一音も作業は進まず今日も暮れて行くのです。
そんなこんなでお粗末様でした。
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