レッスンとか授業とか大嫌いでもなんとかならないかとまとめ始めましたが、思った以上にまとまりません。
ギターは
ガチで弾けません。そうなると余計にギターの入るものを作りたくなるものです。
PC上のDAWでプラグイン音源を鳴らして曲を作ろうと言う時の楽しみのひとつはここかも知れません。
ドラムが叩けなくても叩いてくれるし、バイオリンが弾けなくても大丈夫。大切なのは妄想力みたいな所があります。
これまでに、ギターの音源を配置してアンプを繋ぎました。鳴らしてみるか。
MIDIトラックを2本使う事にして、ひとつは音符用。もうひとつは弾き方を切り替えるキースイッチ用にしてあります。
MIDIキーボードでギター音源を実際に鳴らす時には、左手が下の方の弦とキースイッチ。右手で音符みたいにして弾くように考えられているのね…たぶん。そんなに器用に弾けるならギターもきっと弾けるよ。
僻みもボヤきもほどほどにね。
曲あたまの手前に一小節隙間を空けてあったので、一小節分だけのクリップをそれぞれ配置しました。
取り敢えず、キースイッチ用のトラックのクリップに音符をひとつ置きました。
普通にピックを下ろしてペーーンて弾いた時の弾き方、サスティン ダウンを指定したいのでキースイッチはC1。長さはあんまり長くなければいっか、と言う程度。鍵盤を押した瞬間に切り替わるから、ずっと押してなくてもいいのよ。
UI Standard Guitarのキースイッチの割付は、ダウンロードしたフォルダの中の「説明および注意事項」と言うテキストファイルに入っています。
個人的には、すぐ忘れちゃうからデスクトップにコピーしています。
他の音源だと、キースイッチによっては押している間だけ作動するタイプのものもあります。
1小節目はピアノがミソドでベースがド。これは1つおきに音符を重ねた時にはドミソになるコード、Cだね。シーメジャーって言うけれど、だいたいシーで通じるの。
知ってるよ。
弾けないなりに妄想すると、ギターってコードが前提で演奏されることが多いみたい。
ポジションとか言うらしいのだけど、種類別に和音の押さえ方があって。和音から和音への指の移動にパターンがあるみたいです。
ピアノだとどうも右手・左手と分けて考えたりメロディと副旋律とバッキングみたいに分解したくなるけれど、ギターはもっと肉感的と言うか感覚的と言うかなものの様です。
ピアノも殆ど弾けないクセに…
まぁね。練習しないでやろうって言う話だからなんちゃってで良いのよ。そもそも弾けるならギター音源なんぞ使わずに弾いた方が早いし。
大体の感じとして。ギターでコードを抑える時に弦を6本全部使うとすると、下の方の音二つは音符4つか5つ離れている事が多いです。あ。わりとよくあるパターンは6弦と4弦がオクターブ違いと言うコードの弾き方です。
今回のコードはCだから下の方の弦で弾くのはドとソが良いんじゃないかしら。
これは一度の音と五度の音って言うそうで、和音を考えた時の一番下(根音)が一度で重なった三つ目の音がたいてい五度。
ギターの弦は下(6弦)から
- ミ
- ラ
- レ
- ソ
- シ
- ミ
ってチューニングするのが普通だから、一番下の弦でドを弾くのは結構大変。だとしたらギターは下二本でソ・ドって弾いているって事みたい。調べてみよう。
ギターにはドレミファの五線譜とは別にポジションを書きやすいタブ譜って言うのがあって…
あぁっ。一番下の6弦に×が付いてる。これは弾かないって言う意味。そりゃないよぉ。
いいや。弾いちゃえ。キカイだからやってくれるさ。
とりあえずドとソでゴゴゴゴゴゴゴゴってやってみました。
ゴォゴォゴォゴォ…
音痴にはなっていないけれど、二歳児ね。
いや、二歳児にも負けてるか…(【今日からウクレレ】)
キースイッチで弾き方を変更して、パームミュートでダウンピッキングにしました。
ピックを持った指の腹辺りを弦にくっつけながら弾くやり方ね。
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ…
少し歯切れがよくなりました。音符の長さを調節してみよう。
短くすると歯切れが良くなるけれど、短くし過ぎると今度はちょび髭みたいになっちゃう。
実際は
アンプやFXのセッティングでも鳴り方が変わります。
今回は結構歪ませているのとディレイがかかっているせいで逆に歯切れが悪くなっている部分もあるから、後で考えよう。
ギターの人って、こうやって5・6弦でゴゴゴゴってやるのも良いけれど上の方の弦も弾くよね。
待て待て。
そう言う弾き方の人って、いわゆるメタル畑の人じゃないのかしら。
いいのよ。見本なんだから。
ゴゴジャゴゴジャゴゴって上の方の弦もちょいちょい弾いているみたいにしてみよう。
ゴゴが下の方の5、6弦でジャは上の方の1、2弦で弾くつもりになって。
あ。ギターは実際に背負うと上の方の弦が低いのです。これはこれで理に適っているけれどもどっちが上かわからなくなるかも。一般に音が高い方が「上」です。
だからくどいって。
それに、ジミヘンは逆さま持ちだったじゃないの。
3弦と4弦はこの際無視しよう。
ジャの時は少し長めにしようかな。
などと。弾き方と音符の長さを調節して、和音を押さえた中で弾くのがギター流らしいのよ。
時々指一本だけ離したりずらしたりするのもこれまたギター流だそうで。律儀に6本全部を弾かなくても良いそうです。
・・・ギターって自由・・・
スナップ
機能と言って、音符をピタッと拍子に揃えた場所に置いてくれる機能があります。
右下のパネルに「スナップ」って書いてあるからこれをONにするだけ。
クリックって言うのをONにするとピッピッピッピッってメトロノームを鳴らしてくれます。
スナップ機能を使う時に、どのくらいの精度でピッタリ合わせにするかを設定しないと思い通りにならない事があります。
ここに音符を置きたいのに、磁石のN極どうしみたいにピコッとズレちゃう事があるのです。
クリップをアクティブにすると上の方にツールバーが出るので、[Snap]って言う項目で調節します。
隣にある[Len]って言うのは、音符を置いた時にどのくらいの長さの音符を置くかのデフォルト値を決めるもの。あんまり短いと音符が見えなくてやりづらいです。
表現を細かくやる時はスナップ機能を外すけれど、Lenの方は直近で触った音符の長さで配置されるからあんまり気にする必要は無いかもしれません。
ゴゴジャばっかりじゃつまらないから何かメロディっぽいのを弾いてみよう。
2小節目のコードはD。
Dのドレミファはピアノの鍵盤で言うとレミファ#ソラシド#レです。
ファとドが黒鍵になるのね。
ペンタトニックとか言うらしいけれど、ドレミファの中から少し音を間引くのがカッコいいみたい。
だいたいはファとシを間引いてドレミソラドってやるそうです。
間引く音を変えると国籍が変わる感じでちょっと面白いこともあります。
Dのペンタトニックはレミファ#ラシレか…ソとド#は使わないのね。
てきとーに音符を並べてみました。
普通に「ソ」つかってるじゃあないの。
なんちゃらトニックと言っても、まあその程度の話みたい。個人的にはドレミソラドよりもドレファソラドとかの方が多いかも。Dのコードだったから、ファの音がソ(G)になっています。
大切なのはドレミファの中で2つくらい抜くとそれっぽいってこと。
ドレミファソラシドをフルに使うと、なんだかクラシックぽくなったりします。フレーズがパワーアップすることも。
最近だったらVaundyさん(→公式ページ)の「怪獣の花唄」(→YouTube)なんてドレミファソをフル活用してカッコ良くなっています。フレーズも力強いのよ。
最近…
十年以内は全部最近。あ。福山雅治さんなんかもドレミファが得意なのねと感じております。
続いて
どうやって弾くかを妄想します。奏法の指定をやらなくちゃ。
だいたい歩くようなテンポの時はピッキングもダウンばっかりで弾けるみたいです。
走るくらいになるとダウン・アップでテンポをキープして、その中でピックを入れたり入れなかったりで弾くみたい。
ざっくりし過ぎでしょ。
個人差が凄いからねぇ。
エレキギターはピックを使わなくても左手で弦を押さえるだけで音が鳴ったりもします。
そんな弾き分けがキースイッチで設定できて、ダウン・アップでちょっとだけ感じが変わります。
ピックを使わずに左手だけでやるのがハンマリング/プリングで、タップ弾きなんかもこの仲間。
オルタネイトて言うのは弾けない身としてはどうもピンと来ないのだけど、クリクリって緩い感じで弾くあれかしら。
速いフレーズをギター音源で鳴らす時に、律儀にピッキングでダウン・アップとやるとなにやらロボみたいになっちゃいます。
ちょいちょいミュートを入れたりハンマリングやプリングをしている事にした方が良いみたい。
でもね、現実には。巧い人って、とんでもなくピックが深く入る人が多い気がします。
山本恭司さん(→Wikipedia)は手元をよく見せて下さる方と言う印象なのですが、ピックが深くて。小僧の頃、弾けないクセに真似したら一発で弦切れました。そう言うことじゃぁなかったのね。
速弾きの人も、有名な人はみんなガッツりピックが入っています。そう考えるとあんまりハンマリングばっかりと言うのも違うみたい。ただ音源では工夫がいる様です。
そんなわけで、速いわけじゃないけれどピロロローっとやる所ではダウン/アップにして。出だしはミュートしました。その先でレーーミーーーと伸ばしているけれど、このミーーーは左手を押さえ直さないでグイッとチョーキングした事にしよう。
チョーキングのキースイッチは鍵盤の上の方に割り付けられています。
あった。G#6が2半音(全音)チョーキング。
前の図が結構離れちゃったからもう一度載せておきます。
これでピロロロレーーニョエーーー。最後はピッキングしないでプリングオフで弾いたことにしたけれど、これはちょっとあり得ないよね。
プリングオフするには同じ弦で弾かなくちゃならないけれど、チョーキングした所から6フレットも離れているし。開放弦ならまだしも上の「ラ」だし。
なんちゃってギターだから、あんまり厳密に考えなくてもムードで進めて大丈夫ではないかと思っております。
…くっそぉ。この記事長いな。
前編・後編に分けたけれど、前・中・後にすれば良かった。
ハイ次っ。
他にも
ギターならではって言うものに、ジャーンと弾いている内に一つの弦だけ途中で弾き直すみたいなのがあるよね。これは単音楽器のサックスやトランペットにはできない芸当。ピアノでは当たり前にあるけれど、ギターでやると妙にふっくらします。ちょっと入れておこう。
ミュートと組み合わせてコードもズチャジャーーって弾く感じにしたり。
今回は8小節プロジェクトでやっているから、こんなに色々やったら落ち着きの無い人になっちゃいます。ま、こんな調子でギターさんに弾いてもらうと言う事にして。
そろそろシンセでも動かすかねぇ。
そんなこんなでお粗末様でした。
飽きてきた途端に記事終了だなんて…
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