ようやく赤とんぼを見かける様になったけど気温は30℃以上。なんてもたもたしている間に秋が来たかも。

こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
行きあたりばったりにやり過ぎてしばらく難航しておりましたが、ようやくギター・ベース・ドラムが出揃いました。
あとはリードでも付けて出来上がりって事にしちゃおうかしら。
なにしろ並んでいるリフが出鱈目ですからねぇ。シンプルな構成にしたら誤魔化せません。少しはゴテゴテ盛っておくかなぁ。
どうも気乗りしないので、ハモンドは今回入れない事にします。
あらま。珍しい。
小僧の頃に知合いのバンドとかに呼ばれた時も、こんな事があったっけ。
ギターの人からテープが回って来るけれど、曲によってはキーボード無い方が良くない?て思うものもあって。
そうは言っても折角呼ばれてるんだから、何かやって欲しいんだろうなぁ。そんな気乗りゼロなものもありました。
そう言う時はコードの流しが手っ取り早いのよ。
曲は一気にダサくなるけれど、一応やりましたって言うアリバイになるし。
昔は和音の出るシンセがとんでもなく高くて、「ストリングス」なんて言うキーボードもありました。
コードを流すの専用みたいな感じのものね。
元祖的なのはSolinaかしら。
フェイザーがクセ強で、要するに「Solinaの音」ってのがあるキーボード。無料のエミュレータだと最近はSolina2Kを使っています(→ダウンロード)。
大好きだったのはYAMAHAのSS30(→【YAMAHA】)。
タダのエミュレータは持ってないや。見つけられなくて。
どっちにしても高くて買えるわけもなく。そうこうする内にRolandがRS-09(→【Vintage Synth Explorer】)を出してくれて、ようやく頑張れば買えそうなものが来ました。
でもその時には既にローンが大変な事になっていたので買い足せず。
ま、和音の出るシンセがどうにか買える(ローンの組める)値段になって来ていたからいっか。と言う感じだったかなぁ。
ローン前提なのね。
当時も今も出世払いよ。
出世してないじゃないの。
いいじゃない。完済したんだから。
…なんだっけ。
そうそう。コードを流すんだった。
大抵のシンセはそう言う音出せるから、何でも良いんだけど。それなりに音を作らなくちゃなりません。
アナログ系にするかデジタル系にするかも考えなくちゃならないし、なにしろ気乗りしてないのでやる気が出ないのよ。
手っ取り早いのはSuperWave P8かしら(→ダウンロード)。
SuperSawが出るし、2系統のカンタンなディレイが付いているからゴージャスな感じにもしやすいです。
そう言えば、この間入れたシンセがあったっけ。
「即戦力の音が14種類、すぐ出ます。初心者の方にも強力な味方のシンセ」みたいな触れ込みだった気がする。
Vladinator
限定配布だったのね。今は違うのが無償配布されています(→【SlapsSound】)。
そんなビギナー向けとか入門機種みたいに言われると、なんだか小っ恥ずかしいわ。
見栄張るなって。
コードを流したいだけだから、試しに挿してみよう。即戦力の音ってどんなのだろう。
シンセじゃなくてサンプラーみたい。
収録されているライブラリは14個。たしかに聞き覚えのある音ばかり。いかにもシンセって言う音がすぐ出ます。ちょっとレトロな感じかも。あ。レトロってきっぱり説明されてた。
6番でいっか。
ピンッて言うアタックがあるからちょっと邪魔。
エンベロープを調整できるのでアタックを遅くしてみました。
毒にも薬にもならなそうな音でいいわぁ。どこかで聞いたような音だし。
シャンッて短いコードも入れようかしら。今度はもう少しアタックを少し速くしないと変な感じ。
オートメーションでいいかな。とツマミの操作を記録しながら再生ししてみました。
記録できたかな?
あぁ。
何も記録されず。オートメーション対応してないのかぁ。
パラメーターは山盛り表示されるのですが、見えているADSRのツマミに相当するものが割り付けられていないみたい。
こんなに山盛りにパラメーターがあるって事は、サンプラーじゃないのかも。
めちゃめちゃ凝った作りをしていて、厳選した14種類だけを鳴らそうって言う発想なのだとしたら…
そりゃあんた、高級割烹でやってくれよ。
てぇ話。プラグインに求めるのはあくまでも道具ですから。
生意気な。
ま。サンプラーなんだと思います。他の製品も共通のプラグインに載ってるみたいだし、そもそもサンプル屋さんみたいだし。
余計なことは気にせずに、曲中でのアタックタイム調整よ。
仕方ない、コントロールチェンジCC:だ。
コントロールチェンジ、苦手なんだよねぇ。
遠い昔。まだMIDIをExcelみたいなヤツで打たなくちゃならなかった頃。
ただでさえ音符の場所が分からなくなるのに、CC:を入れると余計にタイミングがわけわからなくなるから大嫌いだったのよ。
コントロール変更した後に元に戻すの忘れて、曲頭でのMIDIリセットをかけるのも忘れてエライことになったり。
当時と比べればDAWはものすごく人に優しくなりました。譜面の脇でグラフを書けば良いんだもの。
コントロールチェンジを呼び出して、73番にアタックタイムがあるので設定。
出だしは-6ぐらいにして、シャンッの時だけ-1にしました。
乗り掛かった舟だ、ってんで途中でモジュレーションも掛けました。
アフタータッチが出始めの頃。アフタータッチの利くキーボードではDX7が初体験でした。
これ大好きだったのよ。
鍵盤を押して、グッと押し込むとモジュレーションが掛けられたりする機能。単音でビブラートを掛けたりするのに便利で、コードを弾いてから押し込むとフニャララーッてなるのが楽しかったです。
ツマミを触らなくて良いから両手使えるしね。
そんなつもりでビブラートのCC:を書きました。
ロングトーンでコードが鳴ったり、フニャラーっと鳴ったり。
ちゃんとCC:を戻さないとフニャけたまんまになっちゃうから要注意。
勢いづいたので、ベンドも書いちゃおう。
ピッチベンドのコントロールは別枠扱い。一番使うでしょって言う事かしら。
シェーーンとコードを鳴らしながら一音くらい下がります。
これまた戻し忘れると音痴になっちゃうから気をつけなくちゃ。
これからは、コントロールチェンジも嫌がってないでもっと使おうと思います。
それにしても。
この音、即戦力だしよくできているけれどちょっと感触が違うんだよねぇ。
エンベロープとリバーブぐらいしか操作できないので、エフェクターを挿して行こう。
おとなしくシンセを使った方が良かったかしら。
そんなこんなでお粗末様でした。




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