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音楽製作環境いくらかかるの?今むかし比較。この30年で実質300万分の1かも、て話

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モノが売れないと言われて久しいですが。

こんにちは。imoimoです。

音楽制作環境を揃えるのにかかる最低コストは、この30年で劇的に下がり、世の中の進歩に頭が上がりません。

ざっくり言って、

【1985年頃】アルバイト時給500円、コスト300万=勤労6000時間分

【1995年頃】アルバイト時給900円、コスト 20万=勤労 220時間分

【2018年】 アルバイト時給1100円、コスト0円=勤労不要

て言うお話。もっとも、あらためてこう書くと、アルバイトの時給が1980年頃の300円から、倍々で上がって行ったのに、’95~今日で3割程度しか上がっていない、と言う事実にあらためて日本の経済の危機的状況を実感するわけです。でも物価が、DTMに関してはそう言うわけで「300万分のゼロ」ですからね、世の中豊かになりました。

それでは、もう少し詳しく見て参りましょう。

【1985年】頃

遠い昔。アナログの頃に曲を作ろうとすると、だいたいはメンバー集めて、練習して、スタジオ借りて、録音するわけです。

我が儘すぎて、しょっちゅうバンド解散になるimoimoは、練習も嫌いだし、メンバーは揃わないし、独りで気楽に製作したくもなるわけでした。

一方レコーディングは、スタジオと言うよりもミキサーの人によって大分音が変わるわけ。これがまた結構いい値段するわけでした。そう気軽にはデモテープ作れない。

じゃあいっそのこと買っちまえ、てんで機材をがっさり大人買いしたわけでした…

..そりゃまあなるわな。ローン地獄。結局楽曲製作しているよりもローンの為に働いてる時間の方が長い、て言う本末転倒になって行くわけです。もっとも、ギターの人とかだと今日でもこのパターン結構あるみたいですが…ガンバロー!!

時給500円そこそこの当時に、だいたい200万ぐらいかかったと思うのですが、それでも揃えられたのはこんな感じ

8トラックのMTR

そうそうこんな感じ。FostexのA-8だったかな。

ミキサー

そうそう、こんな感じ。350ていうミキサーだったかな。

あとは19’ラックのコンプ・リバーブ・コーラス・グライコ。ラックは3Uのしか持っていなくて、ここにはヴォコーダーとディレイ入れてたんで結局全部本箱に押し込んだ。MIDIと音信号との電線が山盛りだから、パッチベイも使っていたっけ。ケーブル買えないから自作したりとか。どうも本末転倒。

マスター用のレコーダーは、アナログ時代だから2TR/38て言うオープンデッキ。これは貰い物だから結構な年代物。

そうそう、TEACのA-6100.1974年製だって。当時既に10年選手。

とは言え、こんな8mm映写機みたいなテープを聴ける人は少ないので、カセットに落とすわけでした。DATもまだ無かった。CDもほぼ無し。カセットデッキは結構高かった気がします。

防音とか、マイクとか、モニターとかは諦めなのでした。

まあシンセとかは買ったり貰ったりでそこそこあって、リズムにはYAMAHAのRX11

を使っていたわけです。当時の名機RolandのTR808

じゃないところがどうもズレているわけですが。リアルなドラムの音が欲しかったのね。(ちなみに、この2台は全く別の楽器だと今日では思う)

ま、そんなこんなで、その頃の制作環境一揃えは楽器まで入れて約300万、て所だと思います。バス・トイレ・防音室別ね。

【1993年~2000年】頃

その後カイシャに入ったimoimoは、社長に入社の条件として「10年間音楽禁止」て言われちまい、機材を全部手放すことになるのです。知り合いの劇団に一揃え70万で売ってもなお残るローンなのでした。よっぽど返してなかったのね。ローン。

それから色々あって、またゴソゴソ環境を整え始めたのですが、その頃時代は既にデジタル。WINDOWS時代になったばかりの頃ですかね。

ほぼ同じ事のできる機材を揃えたのですが、

① PC 自作の方が安かったから、オーディオインターフェース

そうそう、こんな感じ。これはE-MU0404かな。当時はPCIで内部増設する感じ。この基板に音源回路も載っていて、サウンドフォントを使って発音したわけ。つまり基本的にはこのボード1枚でもう製作可能。

を搭載して10万程度。

② 無くても良いけど、マルチティンバー音源が、定価で5万内外。アキバとかで中古で1万のを拾ったり。まあ2,3台。

③ シーケンスソフトは、その後Singer Song Writer(現在はABILITYに進化)貰った。タダでもてきとーシーケンサとか、ミノ式MIDIシーケンサー(現在はDOMINO

とか色々あった。

これでできちまったから、そう考えると推定【1993年~2000年】頃に環境を作ろうとすると、おおよそ20万と言うことですね。当時の時給はだいたい900円かな。そう考えると30分の一ぐらいですね。

【2018年】

そして今日、同じことをやろうとすると、

PC 性能1000倍、価格は半値。インターフェース不要。色々探したり工夫したりすればタダでゲット可能。1980年代にシンセを貰うよりはるかに簡単。

音源とか、シーケンサーとか、ミキサーとか、レコーダーとか全部タダ。

と言うわけですから、今日、とうとう実質ゼロ円になりました。めでたしめでたし。

註)もちろん、今日でもがっちりやるにはそれなりの金銭的な覚悟が要ります。

そんなこんなでお粗末様でした。

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