大きい絵も、小さい絵も、それぞれに良さも難しさもあるわけで。
こんにちは。imoimoです。
知り合いのシェフに、「ハーフサイズのパスタを出したら?」と訪ねたら…
…「具材の煽りを入れるパスタ、てのはそれなりの分量がないと味が決まらないから、少量で作るのは普通のサイズよりも各段に難しいのだよ。imoimo君」とのご返事でした。
折角タダになったcakewalk。REAPERからお引っ越ししてみようとしておりまして、基本的なトラックまでセットし終わりました。
ではちょいと8小節ぐらい作ってみようか、と言う企画なのです。
imoimoにとって、8小節、10秒そこそこの曲、て言うのは初めてのお題なのでした。意外と難しいのです。
ナウい(死語)作り方(想像図)
おにょ~~んと音が広がるようなシンセの、気に入ったヤツを貼る
リズムを貼る
音を重ねる
結構これでそれっぽいのができる。センス重視ね。
こう言うのに使えそうなシンセは
Zebralette
1音でぐにゃぐにゃ音が動くシンセ。ダウンロードはこちら。
Crystal Soft Synth
こっちも、複雑な経時変化の音がポンッと出て来るシンセ。人気絶大です。ダウンロードやパッチはこちら。
MIKRO PRISM
REAKTOR(ダウンロードはこちら)上で動くシンセ。手軽な操作でダイナミックに音が変わります。ダウンロードはこちら。
NIGHTLIFE
上3種に比べると素直なシンセ。ダウンロードはこちら。
とか、色々出ております。まあ、いわゆる今風のシンセですね。
他にも、KORG gadgetを使うと、秒速でそれっぽいものが作れます。ところが、このテのやり方は、「弾かない」「MIDIを置く」「アタマを働かせる」が基本の、ボケないための曲作りにはあんまり向いておりませぬ。
そして、最大の壁が「センスを問われる」わけ。練習嫌いでなんでも機材のせいにしてきたimoimoには致命傷です。で、今回はあえて詰め将棋方式で8小節を作ってみようと。
詰将棋式曲作り(ボケ防止)
1. テーマを決める
今回は「12秒で毒にもクスリにもならない」にしました。
12秒を8小節、と言うことは 12÷8=1.5 で、1小節が1.5秒。
60÷1.5=40 で1分間に40小節。4拍子で作ることにして、 40×4=160 で、テンポ(BPM)=160に決定。
2. コードを決める
毒にもクスリにもならない、とのお題から、とりあえず出だしはG/Cにしようと。特に理由はないけれど、テンションのあるコードからの方が色が滲んで良いかと。
で、次にとりあえずAにしようと。この辺はメモ紙に適当に書いている訳です。
「G/CからAではいきなり転調じゃん」と言う突っ込みがありそうですが。コード進行てのは2つで見ている限りは絶対無理、と言うのはないと思います。問題は3つ目に何が来るか、だよね。「Gの次はD」とかただの思い込み。
そして、お題から最後はアーメン終止にしようと。一応F → Cて事で。もう一つ。途中にsus4入れたい、でもsus4→ルート解決はイヤ、てんで途中にGsus4→×Gと言う事にしてみます。
ちなみに、アタマで音が鳴ってるわけではありません。即ちいい加減、てこと。だから頭を使うわけです。
と言うわけで、メモ紙にできた進行が
GonC → A → ? → Gsus4 → ※ → ? → F → C (※はGはダメ)
さて、これを解きましょう、と言うのが今回の8小節づくり。
3. ピアノトラックにコードを置いてみる
コードを置いたら、隙間を埋めて行くわけ。ここがボケ防止的な所。あーでもないこーでもないやって、今回は以下の進行にしました。
GonC → A → F → D → Gsus4 → G#dim → F →C
あんまりこういう進行てやらないし、そもそもキーが不明。本当にCのキーで良いのかどうかも分かりませんが、とりあえず違和感ないし、巨匠なわけでもないからいっか。
つぎはフレーズ考えよう、と言う事で。
そんなこんなでお粗末様でした。
コメント