寄り道もたまには必要かも、と言う誘惑が回り道の一歩目だったりもして
こんにちは。imoimoです。
気合いなんて入れずにだらだらと曲でも作ろうか、と言うパックツアーをまとめてみております。
前項までで、取りあえず曲作りができる状態になりました。
←前項へ
パックツアーなので、結構割愛したところも多くて。
例えばループやwaveは使わないとか、弾かないとか。一昔前の作り方でやって参りました。
そんなわけで、世間では無視できないほど有名な音源をかなり無視してやって参りました。
東京見物パックツアーで浅草やスカイツリーをすっ飛ばしている様なものですね。
住んでいる人的にはそんなに行く所でもありませんし。かと言ってすっ飛ばしもちと乱暴かな。と言う反省に基づきまして、オプショナルツアーを行います。
代表的マルチ音源
ちょっとやり始めれば必ず出会う有名マルチ音源。代表的なものは
KONTAKT
ある程度の投資をして曲作りをやろうと思うならマストアイテムだと思います。パックツアーで取り上げない理由は正に「行く行く課金が待っているから」(→ダウンロード)。
SampleTank
これはSampleTank 4。この記事はVer.3の時に書いております。
同様に課金一直線のマルチ音源。細かく買い足せるのでコレクター魂を刺激されたりもして(→ダウンロード)。
Independence Free
課金色は薄いけれども、有償版のお試し的なカラーが濃い一品です(→ダウンロード)。一番タダで使い倒せるマルチ音源かも。
UVI Workstation
音の良さに定評がありますが、無料版はほとんど何もできません。でも音は良いです(→ダウンロード)。ヨーロッパの匂いプンプンな音源。
他にも、例えばオーケストラ音源などはマルチ音源であることが多いのですが、大抵は有料です。何十万もするものもあります。
一応、一例として
Versilian Studios Chamber Orchestra 2
オーケストラ音源。$99からあります。無料版もありますが、こちらはマルチ音源ではありません(→無料版のダウンロード)
これ、てかなり安い方なんです。その割に音には定評があります(→お金持ちの方は例えばこちらへどうぞ。EASTWEST Soundsonline)
そもそもマルチ音源て?
遠い昔は定番だったのですが…
昔のマルチ音源。キカイです。
要するにこれ一本で色んな音をバラバラに出せる音源、て事です。
一つずつプラグインを挿すのと比べてメリットは
- 統一的な音質で鳴らせる
- プログラムの重複を避けられるので結果的に軽く動く時もある
- 一つのパートを奏法別に数トラックに分けて作る時に便利
辺りかと思います。
悪く言うと、オールインワン的な過保護音源
とも言えます。
無料のDAW、Studio One Primeは、非常に優れたDAWですが、完全無料、自己完結にこだわるあまりかプラグイン音源はPRESENCE XTと言うマルチ音源1本のみと言う設計になっております。それでもフルに曲が作れてしまうので、素晴らしい事ではあります。
Studio One 4 Prime(ダウンロードはこちら)。
挿してみよう
特に意味はありませんが、SampleTank3を使って、マルチ音源を挿してみようと思います。
マルチ音源を、音色ひとつだけで鳴らす場合は、普通にトラックに挿せば鳴ります。
いわゆるマルチティンバー。1台で複数トラックを鳴らすのをやってみようと言うわけです。
TRACKTION T7-DAWの場合は、ラックを使います。
- ラックを挿す
- 音を出したいトラックの分だけトラックを作ってラックを挿す
パラアウトの時と同じです(→曲者?TRACKTIONのパラアウト)。
SampleTankにもミキサーがあるので、それぞれの出力チャンネルを切り替えます。
で、ラックの出力を各々のトラックにつないで、接続完成。
あとは、それぞれのトラックにMIDIクリップを投入。クリップのMIDI CHをそれぞれのパートのMIDIチャンネルに合わせるとバラバラに鳴らせます。
SampleTank側は、もともとトラックごとにMIDIチャンネルは切り分けられていますが、一応確認してください。
例えば二つの音をレイヤー(重ね)する時とかはチャンネルを変えて同じにしたりするときもあります(ライブじゃなければあまり使わないかも)。
ちなみに
SampleTankのミキサーは、上の方のタブで切り替えられます。これ、意外と見落としがち。
以前、REAPERでマルチ音源を挿すのに苦労した(→REAPERにSampleTankをパラアウト)のですが、今回は結構すんなり行きました。
やはりラックのお陰かなぁ、なんて思ったりもします。
そんなこんなでお粗末様でした。
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