思ったより狭いドラッグストアの通路に全く対応できない大荷物な日常
こんにちは。imoimoです。
プラグインで鳴らそうとする時に結構面倒なのがドラムのトラック。
考えてもみれば、ドラムと言うパートは何種類もの異なる楽器を組み合わせて演奏しているわけだから、1パートと考える事に無理があるのかも知れません。
そうとばかりも言っておれないので、ドラムトラックのセッティングをまとめようとやっております。
パラアウト
パラアウトのできるプラグインとできないプラグインがありますが、まぁ大体はできるみたい。
パラアウトと言うのは、パーツごとに別のチャンネルで音を出す機能です。
一つのMIDIデータでキックやスネアを鳴らしますが、音は別々に出したい人向けの機能。
実際に生音を録る際にも同様のバラバラ録りをするのはもう半世紀ぐらい前から行われております。
最近はスネアだけでもマイク3本立てて、他に全体用に2本立てたりして録るのが基本みたい。これじゃあミキサーがいくらあっても足りません。
さて
無料のプラグインドラム音源の中から、MT-POWER DrumKit 2を挿してパラアウトしよう、と言うわけです。プラグインが変わってもそんなに勝手は変わらないと思います。
原理としてはこんな感じ。
プラグインを挿したトラックは、MIDI信号をプラグインに送る所までにして、プラグインの音声出力はパーツごとにそれぞれ別のトラックに出す構成にする作業です。
どうして
そんな事をやりたいかと言うと。
- キックとスネアは別楽器。FXも個別にかけたいから。
- ドラムキット自体の空間配置をきちんと決めたいから。
と言うのが主な狙いです。
意外とDAWによって、パラアウトの手順は違うことも多くて手間取る部分です。
REAPERでは
一番親切なパターン。プラグインを挿すと「パラアウトする?それとも普通にステレオで一斉に鳴らす?」みたいに聞いてきてくれます。これ一発でパラアウト完了。
詳しくは→[REAPERにSampleTankをパラアウト]を見てみて下さい。
REAPER
主に海外に支持者の多いDAW。ドネーションウエアですが無料でも使えます。なるべく買ってください(→ダウンロード)。
Cakewalk by BandLabでは
まあ親切なパターン。半自動的にパラアウトしてくれます。と言うよりも本当は凄く親切なんだけど、てきとーにセッティングしようとしたimoimoが悪かったみたい。
詳しくは→[【2019】Cakewalk by BandLabのパラアウト]にて。
Cakewalk by BandLab
歴史あるCakewalkのSONAR DAW。色々あって消えそうになったSONARを買い取って無償公開してくれたのがBandLab。
現在は無料で使えるフルスペックDAWです(→ダウンロード)。
TRACKTION T7-DAWでは
一番素っ気ないパターン。Rackと言う組み立てキットみたいな機能を使って自分で設定する必要があります。
まあ慣れればどう、てことないですが。
詳しくは→[曲者?TRACKTIONのパラアウト]や→[ローコストDTMでマルチ音源]でやっております。
TRACKTION T7-DAW
先進的と言うか合理的と言うか。とっつきにくいけれど慣れるとファンになるDAW。
変態DAWとか呼ばれておりますが、極めて合理的で真面目な設計思想で作られているフルスペック無料DAWです(→ダウンロード)。
忘れがちなのが
プラグイン側の設定。
折角パラアウトしても、プラグイン側が設定されていない事にはまぜこぜステレオアウトだけになってしまいます。
MT-POWER DrumKit 2の場合は、メイン画面の他にMIXER画面とGROOVESと言うプリセットパターンの画面があります。
MIXER画面を選択すると、楽器別の出力チャンネルや定位、コンプなどが設定できます。詳しくは→[ローコストDTMもようやく音出し]あたりでやっております。ここでもやり忘れていたので、プラグイン側の設定はよっぽど忘れやすいのかも知れません。
ちなみに、MT-POWER DrumKit 2のダウンロードはこちら。
折角パラアウトしたのですから、キックやスネアの音を作って行こうと思います。でも今日はここまでぇ。
そんなこんなでお粗末様でした。
コメント