15年前の音源を掘り出した話

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文明は指数関数的に進歩し、個人は指数関数的に停滞してゆくのかも。

こんにちは。imoimoです。

知り合いに80歳のグラフィックデザイナーの方がいて。広告デザイン一筋半世紀。

若い頃はカメラマンの写真を使っていましたが、お年を召されてからは自分で撮って自分で作る完全一人仕事。

この歳でやれピン位置だ、やれイラレだフォトショだアップローダーだと平然とやってのけるのには頭が下がります。よく細かいもの見えるよな。

一方imoimoはと言うと、先日古いファイルを発掘したわけです。ついこの間のつもりだったけれど、15年前のファイルでした。

記憶を辿るに、打ち込みでE-MU 0404 のボード

を鳴らして、MIDI OUTからTG-100

とラックのFM音源TX-81Z

つないでMDに録音したものをwavに取り込み直したものみたい。たぶん使ってたPCはi486の自作機だった気が。下手したら386だったかも。

D/A→A/D→D/A→A/D変換と言うほぼ無意味な手順でないと作れなかったのね。

しかも。よーく考えるとその曲を書いたの、てそのまた20年前。AKBは誰も生まれてもいないし。多分おにゃんこより前、オールナイターズの頃ではないかと。

35年も前にこの曲書いたんだ。今書いてるのと大差ないじゃない。などと反省。

曲が古ぼったいのはともかくも、音質も難ありで、少し掃除しようかと思いましたが、MIDIのソングデータがない。あるのはwavの完版データだけ。

初めはAudacityで修正を試みました。

Audacityは、VSTも使える波形編集ソフトですが、全部使える、てわけでもないようで。32bitも64bitもハチャメチャに入っているimoimoのHDDからは一部しか登録されません。使いたかったMS EQ COMP([マスターコンプをINTERNET MS EQ COMPに乗り換えようと言う話])も見つからない。どこかでVST検出をキャンセルしたっけな…

じゃあおとなしくDAWでやろうと。REAPERにwavファイルを読み込ませて、VSTで調整しようと思います。

まず分布を見てみようと、スペクトルアナライザーで確認→BC FreqAnalyist(ここからダウンロードできます

意外とそんなに変じゃないバランスでした。もっとも、鳴っている音から考えるにこのバランスを変じゃないと感じるところが進歩していない証拠かも知れません。

とにかくハイハットがやたらとシャカシャカ耳につくのでこれを切りたい。しかもパンが右端の方になっていて鬱陶しい。耳元に蚊が飛んでいるみたい。どうしようか。スプリッター使うとかL/Rに分けるとかするのが正しいのかなぁ、などと思いつつもまあ面倒くさがりなんでまとめてイコライザでやってしまおうと。

グラEQのVSTがどれだったか忘れてしまったのでポイントを追加できるパラEQのReaFir(REAPERを入れるとついてきます)

右端の方でピョコンと凹んでいるのがハイハットの鬱陶しい部分。レンジを広く設定しすぎて極端に音質が変わります。ここから微調整しようっと。

えーい、荒療治だ、てんでエンハンサーのWIDER(ここからダウンロードできます

並び順は逆の方が良かったかな…

音が固まり気味なのでMS EQ COMP(ここからダウンロードできます

で、粒を揃えたいのでW1 limiter(ここからダウンロードできます

で、スペアナを後ろに持ってきて調整開始。今日のところはここまで、て事にしました。

そんなこんなでお粗末様でした。

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