発想力、てやつは永遠に物足りないもののようでして
こんにちは。imoimoです。
複雑系の可能性がもてはやされて30年。この頃は複雑系を手に負えない人間のシンプルさが話題の様です。
それ系で面白かった本→→→
「複雑系」M・ミッチェル・ワールドロップ/新潮社1996
「カオス」ジェームズ・グリック/新潮社1989
「ブラックスワン(上下)」ナシーム・ニコラス・タレブ/ダイヤモンド社2009
「ブラックアウト」マルク・エルスベルグ/角川文庫2012
「巨大システム失敗の本質」クリス・クリアフィールド、アンドラーシュ・ティルシック/東洋経済新報社2018
シンセも、VCO-VCFの頃は直感的に捉えやすくてまだ良かったのですが、FMの辺りから結構ギブアップ気味になりまして。
牧歌的だった頃。YAMAHA CS-10(実機)。
すんげぇ難解に感じたFMシンセの草分けYAMAHA DX-7(実機)。
実機よりはずっと安いのに手を付けるのが恐ろしい。「モンスター」と呼ばれるKV-331 SynthMaster(→公式ページ)。
最近のシンセは仕組みを理解するまでも一苦労です。様々な技術が複雑に絡み合って、一つパラメータを変えると突然音がガラッと変わっちまったりします。
そんな中でも、Hybrid 3は比較的シンプルな構成で分かりやすい方かなぁ、などと感じております。
Air Music TechnologyのHybrid 3(→公式ページ)。
残念ながら、Hybrid 3はタダではなくて。たまーに無料セールをやってはおりますが基本有料シンセです。
とは言え
定価が1万円以上する割には、昨今特売商材の定番と化しておりますので、実勢価格は$1ではないかと思います。
そんなわけで、ある意味かなりメジャーなシンセなのかなぁ、と思います。
現在新しいプロジェクトで製作を再開したところで、只今の進捗は8小節。
4小節のクリップを二つ並べただけなので実質4小節てす。しかもコードはGm一発、リズムは「ダッダダダッダダダッダダダッダダ」だけと言うお粗末ぶり。
このままだと80年代中学生ロックバンドの「俺たちの初オリジナル曲です!聴いてください!!」みたいな仕上がりになりそうで早速不安です。
そこで考えました。
明らかに昔のメタル調の部分と、打ち込みっぽいシンセ満開の部分が混在する構成はどうだろうか?
そう言う曲が作りたいわけでもなく、良い曲になる予感もありませんので、単純に好奇心。
そこで、「ダッダダ」のクリップの次に編成を全く変えてクリップを挿入しようと言う試みに着手しました。
普段使いの無料シンセは、だいたい
・DEXED
前述のYAMAHA DX-7完全互換の6オペレータFMシンセプラグイン(→ダウンロード)
・SuperWave P8
SuperSawに特化した7OSCのシンセプラグイン(→ダウンロード)
・TuneFish
オシレータと言うがジェネレータに個性が強いVAシンセプラグイン(→ダウンロード)
と言うベタな構成です。ベタとは言え、意外とSynth1
Synth1(daichiさん作。多分最も有名な日本製無料シンセプラグイン→ダウンロード)
やKamioooka
Kamioooka(KeroVeeで有名なg200kgさん作。パッチの組める日本製無料フルモジュラーシンせプラグイン→ダウンロード)
は大好きな割に定番ではないのでした。
話を戻して。
折角100円払った事だし、ここはひとつHybrid-3で行こうと思います。
他にもいくつか100円プラグインとか400円のシンセとか持っているのですが、打ち込みっぽい展開にするにはやっぱりシーケンサが付いているヤツが良いのではないか、と言う事でしばらくぶりにHybrid-3を挿しました。
何と!
今日は挿すだけでお終い。
そんなこんなでお粗末様でした。
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