最近の学生街には本屋はもとより雀荘もラーメン屋も喫茶店も殆どないのね
こんにちは。imoimoです。
日頃からボケ防止がてらゆるーくてきとーに楽曲製作をやっております。
出来上がったら見せびらかしたいのが人情。
世の中便利になりまして。見せびらかすのもタダで結構やれる様になりました。
YouTubeとかSoundCloud。BIG UP!やnote。無料のサーバーを借りたりLANDRに頼んだり…
遠い昔は
カセットテープを送りつけてみたり配ったり。知り合いの有線放送に持ち込んだり。当時は結構チケットノルマもきつかったライブハウスとか。果てはラジカセで鳴らしながら練り歩くとか…
CDなんて無いからレコードプレスの会社に頼んで作ってもらったり。出来上がっても置いてくれるのは馴染みのレコード屋ぐらいだったり。CDが無いんだからネットなんて点にもなっていなくて。通信手段は郵便と固定電話。
手間もカネもかかりましたとさ。
そんな今日
タダで公開できるものの一つがAudiostock(→トップページ)。
ロイヤリティフリーの音源ライセンス販売サービスです。つまりは「売れる」てこと。
ちょっと下心をくすぐられますねぇ。
ところが
このAudiostock。審査があります。与信審査ではなくて楽曲ね。
タダで審査してくれるなんて有り難い限りです。
巷には「チャチャッと投稿してガンガン稼ごう!」みたいな記事が溢れておりますが、そんなに審査ゆるいもんかね?
と興味本位で投稿したら見事に落選。
まあてきとーに作ったからねぇ、と今度は少々真面目に作って応募。
また落選。
段々イラついてきて、あの手この手で投稿するも続々落選。
やっぱド素人じゃダメかなとか、こんなに落ちるのは自分だけなのではないかとか。さすがにそろそろ凹み始めます。
Audiostockの審査通過なんて都市伝説なんじゃない?などと自分に言い訳し始めた頃。
ひょっこり審査通過。「販売開始しました。」と言うメールが来ました。
そんな初通過したのはこれ(→【Audiostock】)。
と言うわけで、「ちゃんと審査やってるのね」と言う所までが判明。
公表されている審査基準は
- ハイレゾ音源やローレゾ音源はダメ。44.1kHzまたは48kHz。
- アタマの無音部分は0.3秒以内。
- ノイズやクリップノイズはダメ。
- ボカロはダメ。
くらい。そのくらいならばちゃんとやれますよ。こちとら打ち込みですから。
落選理由はimoimoの場合、全て「品質が基準を満たしていない」と言うもの。
本人には、落ちた曲と通った曲の品質的な違いがさっぱり分からないのです。
そんなわけで、一体審査の品質基準は何なのかの方に興味が向きまして。
次にビートチェンジとかがあるものはダメなのではないか、と応募。
審査通過しました(→【Audiostock】)。これもOKなのね。
一方、品質が基準を満たしていないものはどんなものかと言うと例えばコレ(→【SoundCloud】)とかコレ(→【SoundCloud】)。
作り手としては、その基準線がどうも分からず。
続いて、じゃあ変な曲はどうだろうか、と無軌道なものを上げたらこれも通過(→【Audiostock】)。
曲調とかジャンルは基準ではない様で。演奏がうまいかヘタかもどうやら無関係な気がしてきました。
もしかしたら
需要と供給のバランスがあるから、ロック調特にメタル調ならバンバン通るのかも?と言う推論を立てました。
そこでポップス系的なものを上げてみるとこれまた通過(→【Audiostock】)。
…ロックじゃなくてもいいみたい。
過去の落選はメロディを仮で入れてあったのがいけないと思って、ここんところずっと仮メロを外していたのですが、そろそろ味を占めて来たので満を持してメロディ入りの同曲を応募。
これまた通過(→【Audiostock】)。
どうやら、最初の内は審査に落として根性を確認するとか。業容拡大期には曲がたくさん必要だから基準が甘くなるのでは?とか。
段々舐めてかかる様になって参りました。
そこでツインドラムの曲を上げたところ、久々に「品質が基準を満たしていません」で落選(→この曲【SoundCloud】)。
やったぜ!落選。
かくして、「一度受かれば後は安泰」と言う仮説も崩れました。
需要と供給で通過率が変わるのでは?とか、審査の方々が人数増えて塩対応な方がいるのでは?とか。もはや推測は品質を離れておりました。
では、落選後に今度はいわゆる手抜きな曲を送ってみようと言う事に致しました。
これには裏事情もあって。
一応、SE、BGM用のサービスですので、映像と絡んで使うための販売が基本です。
ひょんなことから2分ぐらいの動画を作る羽目になったのですが、意外とBGM曲は展開が早すぎてちぐはぐになるものが多い、と感じたのです。
それじゃあ2分くらい曲調の変わらないいわゆる一発ものを作ったら良いのかも知れない、と思って作ってみたわけです。
前回が久々に落選しているので少しは考えたと言うわけ。
省エネで作った割には「販売が開始しました」だって!それがこの曲(→【Audiostock】)。
そして反省会
曲のジャンルも、トラック構成も、マスタリングの程度もほとんど同じ(つもり)。
むしろ結構苦戦して作った曲の方がアウトで、ノリだけで作った方がOK。
必要な品質基準とは一体何なのだろう、と言う推論は続きます。
これまでで比較的必要と思える品質基準は
- 諦めない事
- わざと遅らせたりずらしたりしない事
- マスタリングにはリミッターは最低かける事
- 需要と供給を考える事
でした。
今回のNGとOKの比較で一つ立てた推論は
思わせぶりな入り方はダメ
ではないか、と言うのが収穫でした。
良くも悪くもオーソドックスな感じで作る方が良い様です。「意味ないけどドラム二人にした」とか書いたもんだから「そこに何の意味が?」と落選したのではないか、と言うお話。
と言うわけで
売れるかどうかは別として。
こんなぐだぐだな人でも審査に通ります。通らなかった曲と比べて参考にして頂ければと思ったりもして。
クリエイター登録する時に必要なものは
- 銀行口座
- 身分証明書(住所の証明)の画像
です。
売れた時のギャラは2,000円以上貯まると振込んでもらえます。
そんなこんなでお粗末様でした。
そう言えば
Audiostockでは招待制度が始まりました。
以前はクリエイター招待制度がありましたが。コンテンツが結構貯まったからかしら、今度はユーザーさんへの優待をご案内できる様になったのね。
Audiostockで商用音源を利用するには、一点買いよりも定額制が圧倒的に安いです。
TikTokやYouTuberさんみたいな配信者の方々向けに配信者プランがありまして。ゲームや映画向けには使えないけど配信のみならこれで十分。と言うプランです。
どうせやるならオトクな優待リンクからどうぞ、てわけで
配信者プランのページ↓
いやいやもっと本格派あるいは業者なのよと言う方向けにはガッツリ定額プランがありまして。
使える音源数も倍以上、生音音源などもOKです。こちらももちろんご優待↓
imoimoの様なてきとーな人のコンテンツは割と少なくて、どれもしっかりと役に立つ音源です。
あ。imoimoの音源も使って下さっている方々がいらっしゃるので、有難うございます。
コメント