牛より豚より鶏派。でもケンタッキーよりバーガーキング
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
現在、一通りトラックが出揃ったのでミックスをやっております。
「ミックスはメロディーとベースからやるのさ」とよく言われておりますが。どうもドラムとベースから手を着けてしまいます。
サイドギターも一応調整して、キーボードさんの所をいじっております。
ハモンドとストリングスシンセが基本の上に、何やら効果音の様なシンセが二つ載っています。
一つは、ショーーンみたいな宇宙船が降りてくる様な音。
ノイズなのかと思ったら、高めの倍音だらけの金属系のパッドでした。
もう一つはいわゆるアナログシンセの、ドォーンと言う大砲みたいな音。もうちょっと低めかな。
こりゃいったい何の音?と手繰ってみると。
ショーーンの方は、ギターリフがクロマチックでデデデデーッと下がる所を補完している様です。
ドォーンの方は、ハモンドがダンダンッとコードを二つ弾く二つ目のグリスダウンを補完している様でした。
思いつくまま作っているので、何を考えてそれ入れたの?と言う自問自答はしょっちゅう。
なるほどね。どちらも背景のSEね。
ちなみに
ショーーンの方はZebralette(→ダウンロード)で作ったもの。
割と今風の無料シンセです。
ドォーンの方はベタにminiMoog系の様で、RA Mowg(→ダウンロード)で作っております。
このプラグイン、正式名称はRA MowgなのかR.A. Moogなのかちょっと分からない感じですが。音は結構良いと思っております。無料のminiMoogエミュレータ。
どちらもかなり雑にエディットしてあって。ここからきちんと音づくりしないとダメみたい。
遠い昔も
そうだったっけなぁ。などと思い出しました。
実機のシンセにはFXは何も付いていないのが常識の頃。名機と今でも言われるDX7にせよ、コーラスもディレイも付いていませんでした。
あ。JUNO-6にはコーラス付いていたっけ。
でもコーラスだけ。今風のデジタルリバーブなんてまだ出たばっかりで高嶺の花。
必然色々とエフェクターを繋ぐ様になるのですが、まだまだアナログ主体な頃だから切替が大騒ぎ。結局音色の数だけ機材を積んだ方が手っ取り早い頃でした。
まあ、今度はどの鍵盤を弾けば良いかを忘れちまうわけですが。
そんなわけで
ギターやらハモンドやらはほぼコンプとEQで軽く調整すれば良かったのですが、今度のシンセは音づくりの続きをやる羽目になりました。
ショーーンの方はまだマシ。さすが今風シンセのZebraletteです。
まずはReaEQ(→ダウンロード)。
こんな感じ。
かなり「音作りしてます」的なきつめのEQと相成りました。
次にディレイ、と言う事でReaDelay(→ダウンロード)。
左右にちょっとずらしたディレイをかけて音を散らしました。定位感が無い感じ。
まだ物足りないらしく、引っ張りだしたのがCH-2(→ダウンロード)。
結構古いプラグインみたい。32bit版しかありません。ブリッジソフトを使ってWaveformに挿しました。
何と言う事もない、6系統のマルチディレイを使ったコーラスですが、手軽で愛用しております。
ここから全体用のリバーブにセンドして取りあえず良しとしました。
問題は
ドォーンの方。
サブベースみたいな、聞くより感じるような衝撃音にしたいのですが。
まだまだホワイトノイズ感があります。
そんなわけでEQも極端。
ちゃんとフィルターを調節すれば不要だったんじゃない??
そしてゲートにReaGate(→ダウンロード)。
ちゃんとエンベロープ設定すれば不要だったんじゃない??
ショーーンと同様、左右に散らしたディレイをかけて、遠くに巨岩が落ちたような音に寄せて行きます。
自然に音を拡げたいから、最新のマイブームDimension Expander(→ダウンロード)。
そしてまたReaEQ
微妙に、一段目と山谷が反転している気もして。元に戻っているんじゃない??
そしてリバーブにセンド。
ちゃんと、シンセの音作りの段階でカッチリ作っておけばこんなに要らないだろうなぁと思います。
さてさて
ハモンド、シンセストリングス、ショーーン、ドォーンの4パートをミックスしますが。
今回は弾き分けていると言うよりもお互いがレイヤーになったり分かれたりと言う感じで動いております。
特にドォーンは完全にハモンドと連動しているので一体感を持たせたいところ。
…本当は後々音量バランスとるのが面倒だからですが、4パートをバスでひとまとめにする事にしました。
トラックを一つ新しく作って、4パートの出力先をここにまとめました。
無料のつなぎマシン、MJUC Jr.(→ダウンロード)を挿しました。
本来の姿はバスコンプ。
コンプは超苦手。でもね。グルー感とか言うらしく、殆どかかっていないような挿し方でも、何となく音がまとまります。ただそのためだけに登場してもらいました。
実際、Make Up(右のツマミ)がゼロのままでも音量が殆ど同じに聞こえているので、何も圧縮していないと思われます。メーターの針もピクリともしないし(上の画像くらい上げればもちろんコンプかかって聞こえます)。
こうして、段々トラックがまとまって来まして。
- ドラム
- ベース
- サイドギター
- キーボード
とグループ分けされて参りました。
次は仲間外れ系かな。ブラスとセロがチョイチョイ入っております。でもそれはまた明日。
そんなこんなでお粗末様でした。
オマケ
「ギターメロディの曲なんだから先にリードギターをキメなさいよっ!!」と突っ込まれそうな製作状況ですが。
こんなにグダグダなimoimoも、出来上がったものは見せびらかしております。折角だから商用サービスで公開してしまおうと言う厚顔ぷり。
お世話になっているのは著作権フリーの商用音楽ストックサービスAudiostock。
登録公開には審査がありますが、imoimoも通るのだから大丈夫。もちろん凄腕の方の曲も多数登録されています。
コンテンツなどに使いたい時は定額制やお試しプランもあるので便利です。
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