すぐ飽きちゃうミックス

スポンサーリンク

赤ちゃんトカゲが道路をチョロチョロ。干からびるなよ

餃子のみっちゃん家

こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。

今回は小さい曲を作ろうと言う企画でして、現在ミックスをやっている所。

この辺りになると、既に飽きてきておりまして。大した曲では無いものだから、早く出来上がりにして次のプロジェクトに移りたくなるのです。

そう言う時に限って色々とトラブルが起こるものの様で、プロジェクト丸ごと壊れたりとか壊滅的な事も何度かありました。

そんなわけで、小さな曲でもある程度段取りを踏むようになりました。人間どんなにズボラでも痛い目を見る内に用心するようになる様です。

パートは

  • ドラム
  • ベース
  • ギター×2
  • シンセ×5

の9パート。全部打ち込みですがこのくらいならそのまま突っ切れそうでした。でもご用心。クラッシュは突然やって来るもの。

そんなわけで、全部オーディオに変換してあります。音質が変わるからとか負荷がどうだとか言う高尚な理由ではなくて。

万が一プロジェクトがぶっ壊れてもオーディオデータは残るから復旧が楽。ただそれだけ。

ドラムも一度バラしてパラアウトしたものを調整してもう一度1トラックに書き出してあります。

いつもだと、パラアウトしたものもオーディオに変換してからFXをかけるのですが、今回はここはサボってしまいました。

ギターは二人分をバスで一つにまとめてあります。

そんな生真面目な(?)手順を踏む内に、曲を何度も繰り返し聴くものだから飽き飽きしてくるわけでして。あぁ、飽きの来ない名曲が作れたらもっと楽しいかも知れないのにね。

シンセも大体が収まって。残すところあと1パートとなりました。

残っているのは

出番わずかに1小節のオケヒットみたいなシンセ。昭和かよっ!?と言う音です。オケヒットが流行った時代は実際には平成だった気もするけれど。

ご丁寧に2トラックが重なっています。

ギターの片割れが、リフの途中でガン・ガン・ガガッガと腕を振り下ろす所で音を補強しているのね。本当にコレ要るのかな。

アクセントだから目立たせたいけれど、前に出たら出たでドッキリな展開になります。クイズ番組みたいでかっこ悪っ。

ここはもうオケヒットとは思えない音にしてSE風味にしてしまおう。と言う事でまずはゲートのReaGate(→ダウンロード)。

オケヒット、て意外とスローアタックなのね。サスティンだけ切るのがやりたいのに。

まあ大体でいいや、と言う事で次はDD Compressor(→ダウンロード)で音を四角くして行きました。

軸になる音域を抑えたいので、ReaEQ(→ダウンロード)。

かすれた新聞紙みたいな音になって参りました。

センドでリバーブのトラックに音を多めに回して…

あ、そうそう。全体用にリバーブ専用のトラックを作ってありまして。

それぞれからセンドで回る様にしております。今回リバーブを担当しているのはMConvolutionEZ(→ダウンロード)。

無料のコンヴォリューションリバーブですが、IRデータが最初から沢山揃っているので便利です。

製作元のMelda Productionは、フリーパックのFXバンドルも出していて、品質の良いFXが結構貰えるのですが、どうも一旦全製品をインストールしてアカウントに応じて使えたり使えなかったり切り替えている様でして。気のせいかな…

そんなわけでどれが無料版でどれが体験版だか分からなくなってしまいました。何を挿しても体験版表示みたいな状況になってしまったため最近ではリバーブしか使っておりません。折角優良なプラグインなのに宝の持ち腐れ状態(ちゃんと、無料版は何が入っているのかリストされています→【MFreeFXBandle】)。

ともかく

カッサカサのオケヒットに、センドで深めのリバーブをかけるとそれっぽいアクセントになりました。

2トラックあるから、それぞれ調整して。定位も腕を振り下ろしているギターの方が左端に居るのでセンターあたりと少し右寄りあたりにシンセは散ってもらいました。

リバーブ送り大きめ、トラック小さめにしてギターと合わせてみた所ようやく音が浮かなくなりました。

さてさて。これで一通り音の調整はできたかな。と言うわけでバランスを取って参ります。

ベースをー10dB以下くらいで動く様にして、ドラムのレベルを調整。

ギターは今回少し大きめに聞こえるようにして、シンセはみんな小さめ。

スペクトラムアナライザーのSPAN(→ダウンロード)を

マスターに挿してあるので、バランスを見てみました。

クリップはしていない様子。ピークも最大で-3dBくらい。メーターで見ると-6dBあたりで動いています。

ではでは。あらためて全部トラックをONにして聴きなおしてみましょう。

この時は結構うれしいものです。

打ち込みでガチャガチャやっていた時とは大分イメージが変わるし、「なんかいいぢゃない」と思ってしまうものです。ま、すぐ飽きるけどね。

嫌気がささない内に一度バウンスしてしまいましょう、と言う事で全部のミックスをオーディオにエクスポート。

トラックをもう一つ新規作成して、書き出したオーディオファイルを置きました。

他のトラックは全部ミュートして。いわゆる2ミックスと言うものができました。

ここから微調整。マスタリングとか言うほどの大それたものはできないのであくまでも微調整と言う謙虚な気持ちで臨みます。うー・あと少しの辛抱だ。

でも続きはまた明日。

そんなこんなでお粗末様でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました