松屋で20分待ったけど。誰も文句言わないのね
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。日々引き起こすトラブルを記録しておりますが、ネタ切れしたのでまとめ。
もしも今日、いっちょ曲でも作ろうかと思い立った時の最短距離を考えております。
ツールもメンバーもだいたい揃ったかなぁ、と言う所でして。ループやサンプルを使わずに手作業で作る材料が一揃え調いました。
なにしろ
昭和な人なので。DJみたいな仕事はどうもピンと来ません。ちまちまと音符を置いて曲を作りたいのです。と言うかそれしかできませぬ。
大凡、DAWにはトラックとマスターがあります。
トラックは個別のパート。ここに音源のプラグインを挿して、MIDIデータで音符を置くと鳴るのね。
トラック全部がひとまとめに集まる所がマスター。
これまで集めた音源やFXはだいたいトラックに使う事が多いです。
プラグインはCPUパワーを結構使うので、無限には挿せません。トラブル少なく曲を作る時はプラグインの数に気をつけるのが良い様です。
また、音もデジタルとは言え生音とオーディオに変換したものとで微妙に変化するもの。
そこで、実際の作業は
- MIDI+音源でトラックを作る
- 出来た順にオーディオにレンダリングする
- MIDIのトラックはやり直せるようにミュートして残しておく
の繰り返しが良いみたい。
ギターとかは、アンプやストンプに結構負荷があるから先にかけておいてからオーディオにしております。経験上、リバーブは後回しの方が良いみたい。
そんな中
効果音みたいな音とか鳥の鳴き声とかが欲しい時がある…かもね。
異世界風味な音が色々出るお手軽無料サウンドフォントが一つ。
Sample ScienceのSynthetic Vortices(→ダウンロード)。
ENSONIQ FIZMO(→【Vintage Synth Explorer】)の音を収録したもの。
sforzando(→ダウンロード)に読ませて使います。
VST版も出ております(→ダウンロード)。
鳥の声とかクラクションとかは、世の中には無料素材集みたいなものがあるから、これを使ったりしております。
例えば超有名な効果音ラボとか(→【効果音ラボ】)。
そのままでも良いしDAWで切ったり貼ったりもできますが、imoimoはこういう単体のオーディオファイルをいじるときはAudacityを使っております(→ダウンロード)。
理由は、こっちの方が分かりやすいから。しかもVSTプラグインでFXがかけられます。
仕上げに
使うものは、ちょっと毛色の違う物が多くて。
まずはド素人なりに状況確認は必要と言う事で計器類。若葉マークでもスピードメーターとガソリンメーターは欲しいものね。
最近ここに落ち着いています、と言うメーターはVoxengoのSPAN(→ダウンロード)。
無料のスペクトラムアナライザーで、基本的な情報が一通り表示されます。これをマスターの所に取りあえず挿しておく感じ。
ギター二人とかブラスひとまとめとか仲間同士を、マスターに送る前に取りあえず空のトラックに集めてまとめることをバスと言うそうですが。
違います。でも乗り合いな所は同じ。
まとめたバスにはコンプを挿すのが良い様でして。無理にかけなくても挿すだけでなんとなく仲良しにしてくれます。
そんなバスコンプで最近の定番はMJUC Jr.(→ダウンロード)。
何と言っても、この高そうな見た目が信頼の証だったりして。タダですが。
音は気持ちアナログ寄りになります。
一方、もう少し積極的に音を際立たせてくれるものでお手軽なのがXfer RecordsのOTT(→ダウンロード)。
高域・中域・低域それぞれを調整できる3バンドコンプ。
挿すといきなりDEPTH=100になるのでとんでもない音になります。つまみを絞ってから聞いてみるのが良いみたい。
曲が
一通りできたら、とりあえずトラックを別個にオーディオに書き出して。
オーディオトラックのみにしてから各パートを調整するのが良い様です。
世の中のミキサーと同様に、たいていのトラックには
- コンプ
- EQ
は必要かも。imoimoの場合、シンバルとかに使うことが多いのは
- ゲート
大した事やらないので、普通にReaGate(→ダウンロード)で十分です。
チャンネルストリップとか言って、基本的なミキサーのFXがひとまとめになったものもあります。
こんなの(→Dead Duck Channel)。
負荷はあまり減らないし、Waveform Freeは結構沢山プラグイン繋げられるから結局使わなくなっちゃいました。特に使いたいコンソールの実機があるわけでもないし、そう言うのは有料だし。
リバーブは、センドでリバーブ専用トラックに回す様にしてひとまとめにかけております。
Waveform Freeの場合、センドもプラグインの様にモジュールを挿して組み立てます。
面倒だけど、いくつもセンドを作れるところは便利。
それぞれを調整したら、気持ち小さめの音でまとめてオーディオに書き出します。
さっきのSPANで言うと、TRUE PEAKが-3dB以下くらいになる程度。
書き出した
オーディオをもう一度新しいトラックに置いて、他のトラックは全部ミュート。
事実上1トラックで仕上げの作業を行います。
コンプとEQはだいたい必須。他に便利なのは何だろう。
そうそう、マキシマイザーは便利。
無料のものではW1 Limiterがナチュラルで良いと思います(→ダウンロード)。
右のCeilingと言うノブがリミッター。設定より大きな音は出さないよ、と言う門番です。
左上のThresholdと言うのがエクスパンダ―。設定よりも小さな音は持ち上げるよ、と言うお助けマン。
両方合わせるとレベルオーバーしないのに音がデカくなると言う現象が起こるわけで、これをマキシマイザーと言うみたい。てな感じだと思っております。
分かりやすく刺激的になるので夢中になるけれど、実際は音をデカくすると平板にもなるわけでして。タバスコをかけすぎたカルボナーラみたいになります。
もうひとつ、仕上げに便利なのがイメージャー。
かかりが分かりやすいのはiZOTOPEのOzone Imeger(→ダウンロード)。
音の空間が広くなったり狭くなったりします。
これもまた気持ち良いから、て極端にかけると台無し。
もう少し通好みなタダのイメージャーはA1 Stereo Controlかしら(→ダウンロード)。
imoimoはこちらの方は仕上げではなくトラックで定位を作る時に使う事の方が多いです。
結構負荷があるので敬遠気味。
最近のマイブームでは、
- MJUC Jr.
- OTT
- EQ
- イメージャー
- マキシマイザー
の順でちょっとずつ調整しております。
こうしてでき上ったものを2MIXと呼ぶそうですが。
音圧とかテイストをもっと調節するマスタリングと言う作業もこの後あるそうで。
きちんと作る方は、最初のオーディオにまとめたものが2MIX、以降の作業でマスタリングにちゃんとなるそうです。
そんな凝った事はできないのでもうこれがマスタリングでいいぢゃない。
そんないい加減な中でも気を付けている事があって。
聞こえない範囲の音はEQでカット。
20Hz以下はローカット、20kHz以上はハイカット。これだけは気を付けております。
無駄に音が出る感じになってしまうので、燃費が悪い車みたいなもの。
そんなこんなでお粗末様でした
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