ホンモノはどっち

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忘れないようにメモを取って、そのメモを失くすタイプ。

餃子のみっちゃん家

こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。

今回のお題は普通になりたい。奇妙な所の無い、耳に優しいものを作ろうと言う企画です。

ベースから作り始めて、ピアノでバッキングを付けて。同時に仮のシンセでメロディを入れて骨組みが出来上がりました。

まだギターもドラムも居ないけれど、最近の課題に沿ってバンドとオケの合体ものにしようと考えております。

先にメロディを作ってしまおうかしら。

これまで、大抵リフ先行でメロディ最後みたいな流れで作って来ました。これだとメロディがパッとしないという問題が起こりやすいです。リフの方がパワーがある感じ。

もう1つは、ゴチャゴチャし過ぎてメロディが載らないと言う問題。余計なものを入れ過ぎてしまいがちです。

普通になろうと言うわけで、まずベースラインを作りました。最初にベースって言う作り方は初めてかも。

早めにメロディをきちんと作ろうと二番手がメロディ。メロディ主導になって、ベースを修正したりしながらピアノでバッキング。と言うのが現在地点です。

こうやって作ると、もうこの3パートで出来上がりで良いのではないかと言う気になって来ます。

それで良いのかも知れないけれど、メロディが仮のシンセだからちょっとねぇ。

と言うわけで、メロディをきちんと作ろうと言うわけです。

仮で鳴らしているのは割と有名な無料シンセのSurge XT(→ダウンロード)。

音は綺麗だし使いやすそうだけれども、仮なんでプリセットのフルートみたいな音でそのまま鳴らしていました。

評価の高いWaveshaperって言う機能が付いていて。

ざっくり言うとちょっと動かすだけでダイナミックに音色が、しかも連続的に変わるツマミ。

面白いからこれだけちょびっといじりました。

フルートがなんとなくクラリネットみたいな音になりまして、これでメロディを決めてゆきました。

さて本番。流れ的にまずはクラリネットを入れよう。

クラリネットにはトラウマがあって。

小僧の頃ひょんな事から1年間クラリネットを習ったけれど、よほどカンが悪いのか遂にドレミファも吹けずに終わったのでした。

そんなわけでクラリネットなんて嫌いだって言う時期が何十年もありました。でもね。クラリネットはとても良い楽器なのよ。

音域は広いし、音程や吹き方で表情がガラッと変わるし。オケに入る木管の中ではほぼ唯一の一枚リード。木管の第一バイオリンみたいに言われる楽器なんだってっ。

はじめはフルートから入ろうと思っておりましたが、ここはクラリネットから行こうと決めました。

タダのクラリネットはなかなか無くて。やっぱり無料のフルオケライブラリVSCO2-CEかしら(→ダウンロード)。

クラリネットと言うのは音域で音色が変わるので、それぞれに名前が付いているそうです。

上のシからドまでがクラリオン。よく聴くクラリネットの音です。パッキャマラードな音。

えっ?パッキャマラードってクラリネットの音色の真似じゃないんだ。

Au pas camarade.足並み揃えようとか共に行こうみたいなフランス語なんだってっ(→【スガナミ楽器】)。

そうは言ってもクラリオン、1オクターブしかないじゃない。結構厳しいですよ。

低い方は下のミから真ん中のファまでがシャリュモー。どちらかと言うとサックスみたいな、ハスキーな感じの音。でもこれもまたほぼ1オクターブ。

しかも途中にブリッジって言って苦手種目な音域が挟まっています。

上の方は上の上のドより上はアルティッシモって言って悲鳴みたいな音。

悲鳴になるのはあなただけよ。

それぞれの中だけで吹こうとすると結構手狭な感じだけど、音色の変化を逆手にとって吹くのが真骨頂なのかもね。

何も考えずにメロディを作ったから下のラから上のレぐらいまで。クラリネットにとってはちょっと低めの音程だったかも知れません。

MIDIクリップをコピペして、演奏をSruge XTからVSCO2-CEに切り替えてみました。

実を言うと。

VSCO2-CEで公開されているVSTi版の音源は、個人的にちょっと相性が良くなくて。

全部のライブラリをバンクで切り替えられる音源で、無料版はロンプラー。有料版になるとマルチティンバーになるみたいです。

ところが、どうも複数挿ししたり他のサンプラーと混在させると落ちちゃう事がちょいちょいあって。

そんなわけで同じ開発元のBigCat Instrumentsさんが自分のサイトで公開しているライブラリごとバラバラのSketchなんちゃらシリーズ(→ダウンロード)でクラリネットを鳴らしました。

見た目も音色もおんなじ。違うのは楽器ごとにバラバラのプラグインになっているって言う事だけです。

鳴らしてみると。

森進一さんだっ(”おふくろさん”→YouTube。ワンオクのTakaさんのパパね)。

しっかりとした太めの音なのですが艶もあります。でもちょっとブレスの音が入り過ぎな気がして。モノマネされている森進一さんみたいになっちゃってる。

一方でSurge XTの方はフルートのプリセットからWaveshaperでちょちょいといじった音色。

こっちの方がクラリネットぽく聞こえてしまうのは耳が悪いのかしら。あるいはクラリネットと言う楽器を誤解しているのか。

FMシンセとかVCO-VCF型のシンセだと、クラリネットって結構それっぽく聴こえないイメージなのですが。あらためてサンプラーのクラリネットと比べるとサンプラーはサンプラーでこれまたなんだかそれっぽくなくて。

今の所Surge XTの方がクラリネットぽく聞こえると言う事態になっております。参ったな…

以前に格安に買った有料オケ音源のOrchestral Companionに差し替えました(→製品ページ)。

クラリネット、本物はどれかしら。

そんなこんなでお粗末様でした。

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