強風でなかなか進めないと踏ん張っていると、婆ちゃんが歩道橋の手すりに必死につかまって立ち往生。人が飛ぶほどのビル風はやっぱり規制するべきなんじゃないかしら。

こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はロングテール。やたらと長い後奏をどうしようかと言うものです。今は木管パートを作っているところ。
生まれてこの方練習と勉強が大嫌い。そんなんじゃ思い通りに曲が作れる様にはならないみたい。ま、ボケ防止がてら行き当たりばったりに作って参りましょう。
バイオリンや金管、ティンパニなんかと比べると木管てどうも地味に感じます。思い出すのはだいたいがソロでやっているところ。
世の中木管はソロだけなはずもなく。でも、日頃木管パートは何をやっているんだろう。未だにしっくりくる結果になったことがありません。今回はどうかしら。
ざっくり言って同じ構造のサイズ違いな弦や金管と違って、木管はそもそもの造りが違う楽器が集まっています。
フルートは口笛や指笛とおんなじで空気の共鳴のみで音が鳴る仕組み。
オーボエやコールアングレ・ファゴットはダブルリードと言うそうで、ストローの端を潰してブーブー笛にしたような造りみたい。
クラリネットやサックスはシングルリード。葉っぱで鳴らすペーペー笛に似た造りの様です。
今回はサックスは入らないので、ダブルリードチームとクラリネット・フルートと言う編成だと考えることにしました。
クラリネットを入れて、フルートを入れて。
木管には不思議なところがあって。
構造の違う楽器だからなのか、はたまた違うからこそなのか。誰か一人で吹いている時と、他の人と一緒に吹いた時とで表情が大きく変わるところがあると感じます。
赤の他人とは言わないまでも、金管と比べるとそれぞれの違いが大きいから個々の音色はそれぞれ個性的。それなのに一緒に吹くと妙に馴染みます。まるで和音の出る別の楽器を弾いているみたい。
言い過ぎよ。
ともかく。クラリネット単体の時と、フルートとアンサンブルになった時とで表情はかなり変わって。一言で言うとおとなしい人が更に控えめな人になる感じ。
金管だと、一人でも喧しい所は二人になってもパワーアップするだけと言うイメージなのです。この辺がちょっと不思議なのよ。
フルートとクラリネットが上手く馴染むようにしていった所、全体にマイルドになり過ぎました。そこでピッコロを一部重ねてキリッとさせようとした次第です。
クラリネット一人だけだった時はなんだか周りから浮いていて。フルートが加わって少し馴染むようになって。
ピッコロが入ったら3人で一つのパートみたいになって参りました。
ただちょっと隙間が広く空いている所があったりするのよ。もう一味足りない様な聴こえ方。
持ち駒的には、ここでオーボエなのかなと思うのですが。
弦や金管と比べると、クラリネット・オーボエ・フルートは音域がなんだか近いよね。
フルートとオーボエなんてほぼ同じじゃないの。
実際には、彼らの下にコールアングレが半オクターブぐらいズレて控えていて。そのまた下にはファゴットとコントラファゴットが居ます。
そう考えると。バイオリンの立場にフルート・オーボエが居て、ビオラの立ち位置がコールアングレ。セロの部分はファゴットって考えるとやり易いのかもなぁなんて思えてきました。
一人どうも仲間外れ感があるのがクラリネット。でもおかしいなぁ。クラリネットと言えば木管の要もカナメ。木管の第一バイオリンと言われているくらいのパート。
そもそもクラリネットは音域によって音色がガラッと変わったり、何かと厄介な楽器よ。
自分がまる一年教わってドレミファも吹けなかったからでしょ。
ところがフルートと一緒になると人が変わったようになる一面もあります。なんなんだろ、この人。
さっき音域の図を参照させて頂いたYugoさんの記事に説明されておりました。
「…特にクラリネットやファゴットは他の音を溶け込みやすくしてくれる…」
(本文はこちら→【Yugoの不思議な音楽の国】)
みんなを仲良くさせる味の素みたいな役割もあるのね。
ずっとチンドン屋さんのメイン武器だと思っていたよ。
一人でも生きて行ける。場面に応じて変幻自在。協調性も抜群で他人を活かすことができる。
…すげぇなクラリネット。
吹けなかったけど。
そんなこんなでお粗末様でした。
長々書いているけど、昨日の記事から一音も進んでいないよね。
ハイ。




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