すんげえグロくて怖い夢見たって話を聞かされて。設定もストーリーもしっかりしてるからいっそ映画化したら?

こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今作っているのはバンドとオケの合体もの。バンドパートの骨組みに木管を載せて、金管を入れ始めた所です。現在位置はトロンボーンのトラック。
無料のオケ音源と言うと、同じコンディションで一通りの楽器が揃うVSCO 2 CEが便利かなと思います(→ダウンロード)。
ちょっと古臭いクラシックな感じのライブラリだけど、足りないものが無いのが素敵。
でもね。特売で買った有料オケ音源を持っているので、今回もこっちメイン。Orchestral Companionと言うシリーズものの音源です(→製品ページ)。
打楽器群は持っていないので管弦だけ。VSCOと比べて特段壮大と言うわけでもないし、今風とも思いません。同じくらいの規模感の音源で、細かい所に色々と有料だなぁと思える部分がある感じ。定価はひとつ小一万しますが、定価で買うならVSCO 2 CEで良いんじゃないの?と言う印象の音源です。管弦全部揃えたら3万以上するからね。
500円で買ったとは言えないわ…
シンセブラスのイメージを引きずっているのか、トロンボーンと言うと派手にババッとぶっ放すものだと言う先入観がありました。登場予定箇所もそう言う所ばかり。
ところが。ぶっ放すには奏法をそれ用に切り替えなくてはならず、普通に吹いて派手にするにはベロシティを最強界隈にしなくてはなりません。
普通の強さや弱めのベロシティにすると、まろやかで温かい音が出るのを今更ながら発見しました。
トロンボーンって、本来はこっちの音だったのかぁ。
今更…
それならばそう言う出番も作ろう、てんであちらこちらにクリップを追加している所です。
ギターメロディで行く予定の所ではババッ。
木管が前に出てメロディを吹く所があります。後ろの方でそうっとブワァー。
ベロシティを70くらいにしてみたら、うねる夜の海みたいになって。
トロンボーンは吹いたら最後、木管なんてひとたまりもないと思っていたのに。
勘違いしていてゴメンネ。ちゃんとクラリネット達とも一緒にやれるんだ。
そりゃそうだ。ジャズとかの人達だとトロンボーンとサックスで競演するものね。
その認識、あからさまにド素人ね。
そもそもこの方々はジャズじゃなくて「スカ」だから、よりジャマイカなのよ。
それならサビ前のちょっとおとなしい所でメロディ吹いてもらおう。
シンセで仮に入れていたメロディのクリップをコピペしました。1オクターブ下げよう。
パーーパパパーパパッ…
なんかカツカツ言います。吹き始めにスイッチが入る様な音。明らかにノイズだわ。
有料音源のクセにクリックノイズなんて入っていいのかよぉ、などと悪態を吐いてみたものの。たぶん自分が悪いのよ。ノイズじゃなくてそう言うサンプルなんだと思います。
そもそも。このフレーズ、トロンボーンで吹けるのかしら。吹き方調べてみよう。
なぁるほどぉ。プププの吹き方で五度とかオクターブ切り替えて、びょいーんと伸びるやつが7半音分調節できるのか。
…と思ったら大間違い。コトはそんなに単純でもない様でして。音が高くなるとプププの変更が細かくなるのか、びょいーんも半分くらいの距離で収まっています。
結論。吹ける気がしないって事で。
そんな事を調べながら思ったのは、トロンボーンって基本全部プププじゃないのかって言う推論です。
レガートと言うか、フルートやクラリネットだと吹きながら運指でフレーズのをヒョロロってやる事もあるけれど。
トロンボーンでプーーーってやりながらびょいーんを動かしたらオンドマルトノとかスチールギターみたいになるんじゃないかしら。
オンドマルトノ奏者の大矢素子博士(→【ミュージック・エンターブライズ東京】)
ハワイアンなアレのスチールギターは8弦ばっかりだと思っていたけれど6弦もあるのね。
我ながら物凄くアバウトなひとからげっぷりだと思いますが、まいっか。
ともかく。普通に吹くならトロンボーンは一音ずつプププってやるのが基本な気がして来ました。
それならメロディのクリップを一音ずつ隙間を空けてみよう、とゲートタイムを調整。音符同士が繋がらないようにしました。
あ。クリックノイズ消えた。
フレーズも滑らかになりました。
シンセとかピアノ・ギターとかだと音符を繋げた方が滑らかになると思うのですが、トロンボーンの場合は少し間を空けた方が良いみたい。
フレーズを切る時は少し広めに間を空けて、と。
少しだけトロンボーンのトラック作りが進んだ気がします。
そんなこんなでお粗末様でした。




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