あるだけ全部入れなくても

貝はエビを食べ、フグも鮭もエビを食べ。ヒトもエビが大好きだなんて、エビって大変だなぁとエビを食い。

こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。

今作っているのはバンドとオケの合体もの。トラック作りも終盤で、打楽器を一つずつ追加しています。

バンドが居るのにドラムとは別に大太鼓や小太鼓を追加して。お次はシンバルね。

どう考えても無駄な気がします。でもちょっとだけ入れたい所があるのよ。

例のショワワワワジャーーンってヤツ。

タキシード着た人が両手に持ったシンバルをコソコソ擦り合わせて。

段々ショワワが始末に負えなくなってジャーンって開くヤツ。その後シンバルをヒラヒラ振り回したりもするよね。

あれカッコいい。

ドラムでショワワワをやろうとすると、だいたい左右のシンバルを交互に叩いてショワワワってする感じだと思います。ちょっとムードが違うのよ。シヨワワワとシュワワワみたいな差があります。

目当ての箇所でショワワワの音を鳴らして。

ジャーンの部分が他と揃うようにスタート位置を調節しました。

うーん。ちょっと始まりが早いかな。

微調整ができないので、ボリュームをオートメーションしてアタマを小さくしちゃおう。

シンバルが欲しかったのはこの一箇所。繰り返しがあるから出番は全部で二回です。

折角だからもっと入れよう。

それがダメなんだってっ。

普通にジャーーンって言うのも何箇所か鳴らして貰いました。でもさ。そこはもうドラムの人がちゃんと叩いてるよ。

調子に乗って、他にもシンバル二枚をパフッてやる音も出してもらいました。

あぁ。そこはちゃんとハイハットでやってるって。

ドラムと同じことをやっているならまだしも、リズムが違ったりするとカオスが増して行くばかり。

放って置くとどんどん音符を追加してしまいそうなんでオーディオに変換しちゃおう。

そろそろ音を追加するのはいい加減止めてミックスに行くべきだとは思います。

でもさ。オケ音源の打楽器って色々あるじゃないの。なんだか勿体ないわ。

料理していて家にある調味料全部入れるタイプだな。

ハイ。たいてい最後に胡麻油入れてなんでもかんでも中華になるタイプ。

ただ。今回はギロとかラチェットとかはちょっと入れる余地が無いかも知れません。

そう言うのはSEみたいなもんだから、無理に入れなくても良いのよ。

でもトライアングルは入れたいし、グロッケンとシロホンも入れたいし。ティンパニだってメモ代わりに最初に入れたほんのちょびっとだけだし。

打楽器じゃないけれど、ハープも入れてないか。

ハープはもう隙間が無いから入れても恐らく聞こえません。

そう。トライアングルって意外と入れるといい感じになる事が多いのです。

カスタネットは今回は出番無いかな。

そもそもトライアングルとカスタネットをセットで思いつくのって幼稚園のせいではないかと思います。

あんなに実は難しい楽器だったタンバリンも、幼稚園のせいでなんだか舐めてかかっちゃう。

ともかく。後はトライアングル・グロッケン・シロホン・ティンパニね。頑張ろう。

阿呆につけるクスリ無し。

胡麻油は見えないところにしまっておこう。

そんなこんなでお粗末様でした。