中学校の入試問題にさらっと「オノマトペ」て書いてあって。東北地方の妖怪かと思ったらフランス語。

こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
それにしても。初めて聞いたよ、オノマトペ。擬態語や擬音語の総称なんだってっ。最近の小学校はそう教えるのかしら。東北在住のフランス人の妖怪だなんて、夢に出そう。
だから、妖怪じゃないのよ。
今回はコンパクトにロックぽいのを作ろうと言う企画でしたが、なんだかんだとパートが増えております。
予定に無かった妄想キーボードさんの参加で、ハモンドだけを入れようとやっておりました。
あぁ。シンセも弾きたいねぇ。
曲調はちょっと馬鹿っぽい感じで、20世紀臭がプンプン。もっとも、今風なものなんて作れないからいつも通りと言えばいつも通りです。
80-85年頃のキーボードさんと言うと、ハモンドにJupiterやPolySixみたいなポリシンセ。出始めのデジタルシンセがお宝で、サンプラーは超贅沢って言う感じだったんじゃないかしら。
と言う妄想で、アナログのポリシンセとソリーナを重ねたストリングスを入れる事にしました。
リアルなストリングスサウンドが主流になるのはたしか90年代から。その前の感じね。
ポリシンセと言えばJupiter-8が憧れだったけど。
ジョナサン、壁に貼るなんてやめてぇっ。って思ったっけ(”Separate Ways”/Journey→YouTube)。
時給500円がせいぜいの頃に100万近くしました。今だとAqua1台分くらいかしら。
Jupiter-8の無料エミュレータはあんまり見つからなくて、K BrownさんのJP-680を使いました。
SynthEditで作ったそうですが、結構高評価のプラグインでした。今は公開されていないみたい。
ソリーナの実機はもう2世代くらい前で、こちらはエミュレータも無料から超高級まで色々出ています。
今回は「ソリーナ」と言うよりはソリーナ風味の無料プラグインStrings Dream Synthesizer(→ダウンロード)を使う事にしました。
要は硬めのシャーとかピャーみたいな音にキツめのフェイザーがギョイーーンとかかった音があればいいや。
当時はまだMIDIの無いシンセが大半だったから、2台で同じ事をやるにはオーバーダブする必要がありました。今回はライブ想定だから、手が四本あることになるけれどその辺は良しとしよう。
ロングトーンで流す所は良いとして。ジャジャッとアクセントになる所はストリングスの音だと何だか合わないや。
当時はこんな時、必殺技よろしく出てくる音があったっけ。
オケヒット
クイズ番組で
「次の問題」
ジャジャンッ
てなるアレね。
現代ではクイズ番組でもなかなか使われなくなりました。
T-Squareの”Truth”(→YouTube)で出てくるとカッコいいのに、今わざわざ使うとギャグになっちゃう音です。
入れよう。レトロ感が出るし。
有名なのはやっぱりEmulator-IIのサンプルかなぁ、と言うわけでサウンドフォントを探しました。
サウンドフォント。この響き自体がレトロかもねぇ。
タダのサウンドフォントを探そうとすると、殆どがsf2形式で更新も止まったままのページが大半。
維持費も掛かるだろうから減る一方です。使う人も減る一方なのかしら。
“Emulator-II””soundfont” “free”とかで探して、結局INTERNET ARCHIVEからダウンロードしました。
ほかにもE-MU製品のサウンドバンクがいろいろ(→【INTERNET ARCHIVE】)。
閉鎖されたり削除されたり更新されたりしたページを保存してくれているサービスのひとつで、Wayback Machineの運営元だそうです。
あ。ついでにK Brownさんのアーカイブも探したけれど、JP-680の64bit版は見つかりませんでした。
sf2のサウンドフォントを鳴らすのに使ったのは久しぶりにTX16Wx(→ダウンロード)。
下の方・真ん中・上の方で3種類のサンプルがあって、一番下は大太鼓・真ん中はいわゆるジャン・上はコーラスみたいなハァッ。組み合わせてオケヒットを鳴らしました。
あまりにベタで笑いが漏れそう。
調子に乗ってオケヒットのリバースもやろう。ンーーヒュワッてヤツ。
リバースものも一時期凄く流行ったよねぇ。特にリバースシンバル。
アナログの頃だと、リバース音を作るのには手間もカネも掛かって。
録音したテープをひっくり返して再生して録り直したり、テープそのものを切ってひっくり返して繋いだり。現実的にはどうしたってオープンデッキが2台は必要でした。
現代はワンタッチ。
ワンタッチも死語。
- ジャンッのクリップをレンダリングして
- オーディオになったクリップをリバースボタンでひっくり返して
- 位置を動かして
ハイ出来上がり。
フェードインやアウトを調節してそれなりにしました。
そのままだとあまりにも裏返しの音なので、リバーブを掛けました。
こうしてどんどん前世紀のノリになって行きます。なんだか楽しいそぉ。
楽しくなってきたときは大抵ろくでもない仕上がりになるような・・・
そんなこんなでお粗末様でした。




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