あと一歩からが長くて

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こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。今ようやく最終バウンスが終わった所。

「弾かない」「歌わない」を基本にしておりますので、曲は全部打ち込みです。

サンプル素材やループ素材も使えないお年寄りなので、一つ一つMIDIを置いて作っております。

それでも最近は少しお利口になりまして、大体以下の手順で作っております。

  1. MIDIクリップは4小節とか小さなくくりで作る
  2. まず1曲分骨組みのMIDIトラックを作る
  3. できた順に、FXをなるべくかけずにオーディオに変換する
  4. トラックが出揃った時には全部オーディオトラックにしてある
  5. FXをかけつつミックスする
  6. ミックスしたオーディオファイルを再びトラックに置く
  7. 最後のFXをかけて仕上がりに書き出す

一気にMIDIで鳴らして作るよりも手間はかかるけれど、結局トラブルが減るし作業もスムーズなのね。

こうして、調整済みのオーディオファイルができました。

こっちの方が楽だから、一旦DAWを離れてAudacityを立ち上げました(→ダウンロード)。

オープンソースで無料のオーディオ編集ソフトで、マルチトラック対応。VSTプラグインも使えます。そんなわけでDAWと呼べなくも無いけれど、イメージはあくまでも編集ソフトです。

そう言えば

VSTて、もともとはCubaseのプラグインの仕様だったんだっけ。

SDKが公開された事もあって色んな所で出くわします。

規格は年々進歩するけれど。ちょい古の規格のものが沢山あるし、よその場面で使う事も多くて。有り難い限りです。

Audacityの他にも、動画編集のフリーソフトDavinci Resolve(→ダウンロード)でも、

音声トラックの加工にVSTプラグインが使えたりするのね。世の中便利になりました。

さてさて。

Audacityに、出来上がったオーディオファイルを置いて。体裁を調えようと思います。

アタマに無音部分が0.1秒くらいは有るようにしたいので、無いときは無音を挿入。長すぎる時は削除したりします。今回は少し長いのでカット。

お尻も曲終わりの後の無音部分があったのでカット。

ここで、今回はリピート再生してもリズムがずれないようにしたかったことを思い出しました。

ぴったりと小節の長さにあった曲長にしなくちゃダメか。

曲は2拍目から始まっていて。最後は1拍だけはみ出しております。小さな曲で65小節。

BPMは200の4拍子でした。と言う事は…

(65-1/4-3/4)×4÷200×60=76.8sec

がピッタリ曲長となるのね。アタマの無音が0.1秒あるけれどこれも長さの内。

でないとリピートした時に0.1秒ずつ遅れて行っちゃうよねぇ。

アタマの無音を0秒にする事も考えましたが、ビックリしちゃう気がするから0.1秒は残して最後を0.1秒分早めに切る事にしました。

アタマの0.1秒部分を念のためフェードイン処理して。±0dBから波形がスタートするようにしました。

ケツの部分はカットしたけれど、残響が残っていて。リバーブやらシンバルのサスティンやらがぶった切れております。

1拍が60sec÷200bpm=0.3秒。アタマに0.1秒無音があるから最後の1拍は0.2秒分しかありません。

後半の0.1秒をフェードアウト処理したところ、シャオンと言う終わり方になりました。超不自然。

こりゃぁ、アタマの無音0.1秒は諦めようと言う事で頭の無音をカット。出だしの一瞬だけにフェードインをあててスタートのレベルが±0dBになる様にセットしなおし。

ケツはちゃんと1拍分残る様にして。全体的に0.1秒手前に音がズレたような形です。

さてさて。最後の1拍の余韻をもう一度フェードアウト処理。

やっぱりシャオン

フェードアウトなんてかけないで、ぶった切ったままリピート再生してみても特に違和感はありません。

ブツッとか言うわけでもないし、最初から最後まで喧しいからつなぎ目も気にならない。

でもこれ、てダメなパターンと世間では言われるようでして。

リピートしても大丈夫な音源、いわゆるループと言われるものは必ず最初と最後のレベルが0dBと言うお約束があるみたい。こんなの作った事ないのでどうしましょう。

動画編集ソフトでは、音声トラックも勿論マルチトラック。リピートしたけりゃ1トラックに並べる他にも2トラックに交互にファイルを置く手もあるわけでして。

これならば無理に0dBで合わせなくてもリズムさえずれていなければ違和感なくリピート再生されて聞こえて来ます。プチッと言っているわけでもないし、いいぢゃない。

でも何か0dBとか言われているから何とかしてみようと思います。

そこで

ケツの音を0.2秒分強フェードアウトしておいて、一旦無音部分を後ろに追加しました。

最後の0.2秒分の音だけにリバーブをかけました。

AudacityはVSTプラグインも使えますが標準でFXがいくつも入っていて、簡単なリバーブもあります。

DAWみたいにリアルタイムでかかるFXではなくて、場所を指定してそこだけにFXをかけて波形を加工する手順。

シャオンとフェードアウトしている音に雑なリバーブ音が追加されました。

このリバーブ込みの音を再び長さを揃えて後半カット。フェードアウト処理をかけました。

少しシャオン感が薄らぎました。

うーん。

やっぱり無理にリピート可能にするよりも、1コーラス単体で仕上げた方が良い気がしてきました。

ループ処理、て意外と面倒ね。ちゃんと勉強してからやれよ、て感じ。

そんなこんなでお粗末様でした。

マイニングベース

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